全体的に苔の発生が見られます。常に湿気を帯びている状態なため、この苔がさらに屋根の劣化を早めてしまいます。

屋根は直射日光を受け続けているため、紫外線により経年劣化してしまいます。この塗膜の剥がれもその影響です。

棟板金の釘は年月によって浮いてきてしまい、板金自体が外れてしまうと大きな事故に繋がりかねません。古い釘を抜き、浮きにくいネジに交換をします。

瓦の軒先部にタスペーサーを入れていきます。タスペーサーとは、屋根塗装の際に瓦が塗料でくっついて隙間が無くなることを防ぐ基材です。

屋根の補修、高圧洗浄を行なった後の下塗り完了の状態です。下塗を行うことで、中塗り塗料との密着度を高めます。

中塗りの様子です。ここからご希望のお色の塗料を使用します。中塗りは塗膜を厚くするために行ないます。

3度塗りを行なうことでムラがなく綺麗に仕上がるだけでなく、強度や持ちの良さも格段にアップします。

今回の塗料は“ケイセラチタンクール”の“チョコレート”を使用しました。こちらは遮熱性に優れ、防藻･防カビ効果のある塗料です。