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岡山市北区で予備瓦を使い本葺きの丸い屋根瓦を3枚差し替え工事
岡山市北区 その他の工事 その他の工事 瓦差し替え
【工事のきっかけ】
蔵の屋根瓦が3枚割れていて、予備瓦があるのでそれを使って差し替えすることはできますかという問い合わせがありました。本葺きの屋根で、寒割れをおこして割れたようでした。
基本情報
- 施工内容:その他の工事 その他の工事 瓦差し替え
- 施工期間:半日
蔵の屋根瓦が3枚割れているので、予備瓦を使って差し替えをしてほしいという問い合わせがありました。「雨が降ると雨漏りするのではないかと心配だ」といわれたので、早速現場に赴き点検しました。
建物は蔵の屋根で、切り妻の平屋と2階建ての
中間ぐらいの高さ、勾配は少しきつめでした。
屋根は昔ながらの最高級のいぶし瓦で、本葺きという、お寺や神社、一般住宅では昔の大きなお宅とか蔵とかでよく見られる丸い瓦と平たい瓦を組み合わせて施工する方法でした。
平瓦の割れだったら横の丸瓦を剥がさないと、
点検してみると、丸瓦が割れていました。
寒割れしていると思われます。
いぶし瓦は、戸建住宅に主に使われる釉薬瓦に
比べると吸水率が高く水をよく吸うため、水を
吸った日の次の日の朝冷え込むと、瓦の中で氷になり膨張するため、瓦が割れる現象がおきます。これが寒割れです。
ここも瓦が2枚割れています。
寒割れ現象は、三州瓦は高温で焼いているため
おきにくく、淡路瓦や岡山で焼く温度の低い
燻し瓦によくみられます。
軒の部分にある、巴瓦も割れています。
寒割れの特徴として、このように瓦を削いだように割れることが多いです。
今回は予備瓦もあるということで、それを使い丸瓦と巴瓦の差し替え補修工事をすることになりました。
勾配が少しきつめだったので、棟に近いところでしたら足場が必要だったかもしれませんが、2連梯子から届く位置だったので足場工事は不要です。
ところどころ銅線で引っ張っているため、瓦は
ずれていません。
昔の瓦はこのように土がたくさんのっているため、とても重いです。下の土は20年以上たっているようでしたので、入れ替えてもいい時期に
きています。
平たい瓦の下にも土がぎっしり入っていて、瓦と
瓦の重なりも多いので、屋根がとても重くなって
います。
その分、柱や構造材が重さに耐えるだけのものを
使っているので、大丈夫なのです。
予備瓦もサイズがぴったりだったので、とても
おさまりがよかったです。
軒先部分の寒割れをおこして割れてしまった巴瓦も、予備瓦がありましたので交換します。
巴瓦に穴が開いていなかったので穴を2箇所あけて、巴瓦がずれないように銅線でしっかり止めます。
少し瓦が欠けているのが気になりますが、前に
ついていた瓦よりいいと思います。
もう少し経つと土の粘りがなくなるので、丸瓦の伏せ替えをしないといけなくなります。
もう1か所割れていた丸瓦を交換します。
こちらもサイズがぴったりで、きれいにおさまりました
差し替えの金額は、割れ瓦の場所や屋根の勾配、割れ瓦の枚数、簡単にかわるか瓦なのか、棟や壁の中に入っている瓦は棟をバラしたり、壁際の熨斗瓦を解体し組立しないとかわらない瓦もあるため、
現場を確認しないと出しにくいです。
割瓦の枚数が多い場合は単価も安くなりますが、枚数が少なくなりますと割高になります。
勾配がきつい屋根ですと、屋根足場、養生足場などが必要になり、その場合は金額が高くなります。
ですから、専門の方に見てもらったほうが安心です
瓦の割れやずれ、屋根に関して気になることがございましたら、点検や相談を無料で行って
いますので、街の屋根やさん岡山店までお気軽にご相談ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-okayama@satogawara.com
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〒702-8025
岡山県岡山市南区浦安西町80
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