品川区中延で屋根調査、塗装の剥がれはスレート屋根の寿命を左右します
更新日:2021年05月15日
品川区中延にて築29年が経過したスレート屋根のお住まいの調査にお伺いいたしました。棟板金と屋根材が写っていますが、もちろんこれは新築時の色ではなく板金、屋根材ともに激しい色の劣化が見られます。また屋根材には黄色や緑、灰色の斑点ができているのが確認できますが、これらはカビや苔となります。

スレート屋根の劣化状況
これまで雨漏りといった症状もなく過ごされていたようですが、頻繁に屋根を点検する立場にある私たちからすると奇跡的に「屋根が頑張ってくれた」に過ぎないということです。通常であれば20年程度が寿命であるスレート屋根ですから耐用年数を迎えて、なお10年近くも屋根としての役割をきちんと果たしてくれたということです。しかし大半の場合は不具合が生じ、雨漏りなどの症状がお住まいに見られるようになります。まず新築から10年程度で必要になるメンテナンスが屋根塗装ですが、塗装はどのような目的で行われるのでしょうか?
屋根塗装を行う目的は?

塗装と聞けばどんな工事かわかる方が大半だと思います。塗料を屋根に塗る工事ですがその目的で真っ先に思い浮かぶことと言えば「見た目」をよくするという事だと思います。これは正解です。古くて汚れた屋根ではなんだか恥ずかしいですもんね。でも実は塗装の目的は見た目だけの目的ではないのです。機能として重要な「防水」のためでもあるのです。雨が降ればお住まいの一番高いところにある屋根が真っ先に雨を受け止めます。もし屋根に防水機能がなく雨を吸い込んでしまえば雨漏りにつながってしまうのは明らかですよね。
特にスレートは原材料にセメントが使用されているため、水を吸い込んでしまうという特性があります。そのためスレート屋根は新築から10年程度、そこからは使用した塗料によって10年~15年程度で屋根塗装を行う必要があるのです。もししなかったら・・・先述もしましたが防水性を失ったスレート屋根材が雨水を吸い込み雨漏りの原因を作ってしまう事になります。当然雨漏りにつながれば建物自体の寿命にも直結する重要な問題であるため塗装の剥がれやスレート屋根にとって命とりなのです。
棟板金の状態

こちらも色が剥げてしまっています。また以前補修を行った板金のつなぎ目のコーキングも経年で変色して寿命を迎えようとしています。
今回の場合、ご提案内容としては今更塗装で・・・というわけにはいきません。寿命を迎えた屋根材を下ろし、新しい屋根材を葺き替えるか重ね葺きで新しい屋根材を被せる方法がお勧めとなります。
記事内に記載されている金額は2021年05月15日時点での費用となります。
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