更新日：2021年05月15日

パミールは約1996年～約2008年に製造したスレート瓦になり、おおよそ(立地条件で異なる）10年前後でスレート表面が剥がれて来てしまう被害が多く見られます。

屋根の不具合

千葉市若葉区にお住まいのお客様は、築年数が１５年近く経った住宅ですがメンテナンス時期かと思い屋根の塗装で調査してもらった所、塗装ではメンテナンスが出来ないと各業者に告げられたそうです。弊社も現地調査してみたものの、やはり屋根に塗装メンテナンスはできないニチハ製パミールでした。お話によると近年二階のバルコニー部分に瓦の破片の様な物が落下しているのを見て、塗装のメンテナンスを考えたそうです。

しかしニチハ製パミールは大体10年前後で瓦表面が剥がれ出すという現象が現れるスレート瓦で、問題の屋根材です。メンテナンスで塗装をしても剥がれ出すことは防げませんのでメンテナンスで金額を掛けても無駄な工事となってしまいます。(カバー工事はこちらまで）

アイジー工業スーパーガルテクト

ニチハ製パミールの問題を解決する一番の方法は、屋根カバー工法により屋根の上に新たな屋根を張り合わせる工事が工事期間や工事金額のことを考えると一番効率的だと思われます。カバー工法で重ね葺きしても金属系の資材であれば、瓦の10分の1程度しかない重量なので、現代住宅でしたら問題なく工事が出来ます。

今回の工事ではアイジー工業製スーパーガルテクト：シェイドモスグリーンで施工しました。工事期間は施工状況に恵まれていたので、2日半で終了いたしました。カバー工法は既存の屋根材の撤去や処分費などかかる経費が削減できるので、ご負担が和らげることが出来ます。

板金加工風景

スーパーガルテクトは屋根の形状に多数合わせる事ができる副資材も豊富でどの様な屋根にも対応しています。ほぼ工場で出荷時に製品化されていますので、職人の腕の差が無く品質を保つことが出来ます。近年は海辺境界から500メートル離れていれば、施工した会社の保証書以外に、アイジー工業のメーカ発行の保証書が付いてきますので、２５年の長期保証で施工後も安心できます。

パミールですといずれ雨漏れが生じます確実に、手遅れになる前に屋根カバー工事をご検討してください。