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松本市新村|瓦屋根の雨漏りを緊急補修!応急処置と再発防止のポイント
更新日:2025年11月2日
こんにちは、街の屋根やさん松本諏訪平店です。
今回は松本市新村で発生した瓦屋根の雨漏りに緊急対応した事例をご紹介します。
古い日本家屋では増改築を重ねて屋根形状が複雑になり、思わぬ場所から雨水が侵入するケースが多く見られます。
「急に天井にシミが…」というご相談を受け、現場を確認したところ、瓦の割れと下地構造の問題が判明しました。
現地の状況と補修の流れを、写真とともに詳しくご紹介します。
築50年以上の木造住宅で、母屋と離れを後から増築したため、屋根の形が複雑に入り組んでいました。
谷や段差部分は雨水が集中しやすく、排水経路がうまく取れていないと雨漏りのリスクが高まります。
現場では波板屋根の上、一段高くなった瓦屋根の下にシミ跡が見つかり、室内の雨染みと位置が一致。
屋根勾配の弱い箇所に雨水が溜まり、下地に浸透していることが確認できました。
瓦表面には細かいヒビやコケの付着が多く、特に棟際の瓦に割れが見られました。
コケは長年の水分滞留を示すサインで、瓦の表面防水が失われている証拠です。
放置すると毛細管現象によって雨水が瓦の裏へ吸い込まれ、雨漏りが拡大します。
この段階での早期発見が非常に重要で、今回は屋根上で原因を特定できたため即日補修へ移行しました。
割れた瓦を一枚ずつ順番に外していくと、下地にはトタン板と木の野地板が混在していました。
1段目は板金施工でしたが、2段目以降は木材だけの「トントン葺き」構造で、防水シートがない状態。
トントン葺きは昔ながらの工法で軽量な反面、防水性能が低く、経年で板が腐食してしまうことも。
今回は板材が黒ずみ、湿気で弱っていたため、応急的に補助防水を施すことにしました。
割れた瓦の下には防水シートを新たに挿入し、屋外へ雨水を逃がす「二次防水」を形成しました。
使用した防水材は耐候性の高いルーフィングシートで、雨水が侵入しても軒先へ流れ落ちる仕組みです。
さらに、瓦の割れ目には高耐久のシーリング材を丁寧に充填し、見た目にも目立たない自然な仕上がりに。
梅雨時期でも短時間で施工でき、応急処置としては最も効果的な方法です。
母屋と離れの取り合い部は、建物の動きや沈下で微細なズレが発生しやすい箇所です。
屋根勾配が変わる部分や、異なる素材同士(瓦と波板など)の接合部では、わずかな隙間から雨水が侵入します。
今回の雨漏り箇所も、まさにこの“接続点”でした。
増改築を重ねた住宅ではこうした箇所が多く存在するため、定期的な点検とコーキング補修が欠かせません。
瓦の補修と防水処理が終わり、最後に全体の瓦並びや勾配を確認。
補修跡は自然に馴染み、上から見ても違和感のない仕上がりです。
補修部分を含め、今後の雨天時には定期的にチェックを行うようお施主様にもお願いしました。
今回の作業は応急的な処置ですが、これにより当面の雨漏り被害は防止できています。
防水シート(ルーフィング)は、瓦や金属屋根の下で「最後の砦」として働く重要な層です。
雨水が瓦の隙間から入り込んでも、この防水層があることで屋内への侵入を防ぎます。
古い屋根ではこの層が存在しない、または劣化しているケースが多く、再葺き替えの際は最優先で改善すべきポイントです。
今回は松本市新村で、雨漏り発生後に応急補修を行った事例をご紹介しました。
瓦の割れやコケ、下地の劣化など、見た目の小さな異変が実は大きな雨漏りにつながることもあります。
特に梅雨や秋雨の時期は被害が進みやすいため、早めの点検と部分補修が安心です。
街の屋根やさん松本諏訪平店では、瓦屋根・スレート屋根・金属屋根などすべての屋根材に対応可能です。
◆お客様の声
「築年数が古くてあきらめていたけど、すぐに来てくれて本当に助かりました。
コーキングで応急処置をしてもらい、雨の夜も安心して過ごせました。
今後はしっかり修繕をお願いしようと思っています。」
◆担当者よりひとこと
「現場は増改築を重ねたことで屋根構造が複雑でしたが、原因を特定できてよかったです。
古いトントン葺きの屋根は防水層がないため、応急処置の後も定期的な点検をおすすめします。
地域密着の強みを活かし、今後も迅速な対応を続けていきます。」
松本市は昼夜の寒暖差が大きく、冬場は氷点下になる日も多い地域です。
瓦や金属屋根は凍結と融解を繰り返すうちに細かいヒビや浮きが生じやすく、そこから雨水が入り込むことがあります。
また梅雨時期には湿気がこもりやすく、カビやコケの発生にも注意が必要です。
定期的な点検と、寒冷地に適した施工仕様が松本エリアでは欠かせません。
屋根の雨漏りや瓦のひび割れを見つけたら、早めの点検が安心です。
📞 街の屋根やさん松本諏訪平店 では、
外装劣化診断士が無料で現地調査いたします。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
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