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松本市波田|バルコニー防水の劣化調査!FRP防水のクラックと排水トラブルを発見
更新日:2025年11月3日
こんにちは。街の屋根やさん松本諏訪平店です。
今回は松本市波田にお住まいのお客様から「バルコニーの防水を一度見てほしい」とご相談をいただきました。
波田といえばスイカの名産地としても有名な地域。
夏の日差しが強く、冬は冷え込みが厳しいため、バルコニーの防水には過酷な環境です。
お伺いしてみると、広さ14畳ほどの大きなバルコニーがあり、その下は和室と廊下が広がる居室スペース。
もし雨漏りすれば被害も大きくなるため、早めの点検がとても大切です。
現場では、紫外線と寒暖差によるFRP防水の劣化、排水不良など複数の原因を確認しました。
その様子を順を追ってご紹介します。
お客様は「最近バルコニーに小さな水たまりができる」「表面がひび割れてきたように見える」とのことでご相談くださいました。
建物は築20年を超え、過去に一度も防水メンテナンスをしていないとのこと。
バルコニーの下は居室で、天井に雨染みが出る前に手を打ちたいというご希望でした。
私たちは現地調査を行い、FRP防水のトップコートが紫外線で劣化していることを確認。
大規模工事ではなく、塗膜保護を目的としたトップコートの再塗り替えを提案しました。
🏡大きなバルコニーの現地調査(防水メンテナンスの必要性)
現地のバルコニーはおよそ14畳ほどの広さで、1階部分が居室という構造でした。
防水の劣化が進むと、バルコニーの床から雨水が下階の天井に浸み込むおそれがあります。
特に松本市波田のように昼夜の寒暖差が大きい地域では、防水層の伸縮疲労が起こりやすい傾向があります。
バルコニー防水の最大の目的は「雨水を内部へ浸入させないこと」。
そのためには、定期的な点検とトップコートの塗り替えが欠かせません。
防水層は一見きれいに見えても、紫外線による細かなクラック(ひび)が進行しているケースも多くあります。
今回のバルコニーは「FRP防水」という工法で施工されていました。
FRPとは、ガラス繊維にポリエステル樹脂をしみ込ませて硬化させた素材で、軽くて強いのが特長です。
車のバンパーやボートなどにも使われているほど耐久性が高く、防水工法の中でも人気があります。
一方で、FRPは紫外線と熱に弱く、表面を保護する**トップコート(防水塗料)**が劣化するとひび割れが発生しやすくなります。
また、硬化しているため伸縮性が少なく、建物の動きや温度差による亀裂が起きやすいのもデメリットのひとつです。
この現場でも、南向きの床面に細かいひび割れが多数見られました。
早めに塗り替えを行えば防水層自体を痛めずに済みますが、放置すると樹脂層まで水がまわり、雨漏りにつながります。
次に確認したのが排水口(ドレン)部分です。
泥や落ち葉が溜まり、水の流れが滞っていました。
この状態では雨水が上手く排水されず、大雨のあとは水が溜まって“プール状態”になっていた可能性があります。
排水口が詰まると、防水層が常に水に触れた状態になり、劣化が一気に進行してしまいます。
実際に手で泥をすくい取ると、ドレンの奥まで詰まっていました。
「こんなに溜まっていたとは」とお客様も驚かれていました。
防水層を長持ちさせるためには、少なくとも
3〜4か月に一度の掃除が理想です。
落ち葉が多い季節はこまめに点検してあげると安心です。
バルコニーの床を観察すると、小さな水たまりがいくつか残っていました。
一見すると大したことがないように見えますが、実はこれが劣化の大きな原因になります。
水たまりは太陽の光をレンズのように集め、塗膜を熱で傷めてしまいます。
特にFRP防水では、樹脂層が熱で膨張収縮を繰り返すため、微細なクラックが広がりやすくなります。
「水たまりができて乾くまで時間がかかる」という現象は、防水層がわずかに歪み始めているサイン。
この段階でトップコートを塗り替えることで、FRP層の再生と延命が可能です。
平滑な床面を保つことが、美しいバルコニーを維持する第一歩です。
バルコニーの床から約20cm立ち上げて防水を施し、その上にサイディング外壁が施工されていました。
立ち上がり部分は防水塗膜が薄くなりやすく、ひび割れが進みやすい箇所です。
また、外壁のジョイント部や笠木(手すり下)のコーキングも劣化しており、そこから逆流した水がサイディング内部を傷めていました。
どちらが原因とは断定できませんが、立ち上がり部と笠木部分の補修が必要です。
このように複数の要因が絡むケースでは、全体を見てバランスの良いメンテナンスを行うことが大切です。
今回は防水塗膜の
トップ塗り替えとコーキング補修を提案しました。
バルコニーは屋根ほど目立たない場所ですが、雨漏りの原因になりやすい部分でもあります。
今回の松本市波田のお宅では、FRP防水のトップコートが劣化し、紫外線や水たまりがクラックを進行させていました。
早期点検により、最小限の補修で済ませることができた良い事例です。
防水層の耐久性を保つには、5〜7年に一度のトップコート塗り替えが目安です。
「うちはまだ大丈夫」と思っていても、放置すると下地の補修が必要になる場合があります。
気になる方は、早めに無料点検をご利用ください。
👩お客様の声
「水たまりを見ても大丈夫だと思っていましたが、劣化の原因になるとは知りませんでした。
見えないところまで丁寧に点検してもらえて安心しました。
防水の仕組みを写真で説明してもらえたのも分かりやすかったです。」
👷♀担当者より
バルコニーは雨や紫外線の影響を最も受ける部分の一つです。
FRP防水は強度が高い反面、メンテナンスを怠ると一気に劣化が進みます。
今回のようにトップコートで早めに補修すれば、再施工の必要がなく長持ちします。
小さなひび割れや水たまりを見つけたら、そのままにせず早めの点検をおすすめします。
松本市波田は北アルプスの麓に位置し、昼夜の寒暖差が大きい地域です。
夏場は日射が強く、冬場は氷点下まで冷え込むため、建物の防水層には大きな負担がかかります。
特に南向きのバルコニーでは紫外線による劣化が早く、トップコートのひび割れが起こりやすい環境です。
波田地区は住宅が比較的新しくても、10年前後で防水の再塗装が必要になるケースが多いのが特徴です。
スイカ畑が広がる穏やかな景色の中でも、季節ごとの温度差は想像以上。
地域の気候を理解したメンテナンスが、長く快適に住むためのポイントです。
🏡 バルコニーやベランダの防水、クラック、雨漏りが気になったら。
街の屋根やさん松本諏訪平店にお気軽にご相談ください。
現地調査・お見積りは無料で承っています。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
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