三鷹市井の頭にて屋根メンテナンスの調査、表面の剥離現象はニチハのパミールでした
更新日:2021年05月15日
本日は三鷹市井の頭にお住まいのお客様の屋根塗装メンテナンスの調査に伺った時の模様をお伝えします。
今回のお客様のお住まいは今年で築14年、そろそろ15年になる事もあり、内装をはじめ屋根や外壁のメンテナンスを少しずつ行っていく予定とのことで、今回は屋根のメンテナンスをお願いしたいとご相談を承りました。
さっそく調査に伺いました。
ミルフィーユ状の剥離現象、ニチハのパミールでした

屋根に上って直接屋根の状態を見てみましょう。
お客様の屋根はスレート屋根になります。
全体的に白っぽく色褪せた状態で、表面がカサカサになっています。塗膜が完全に劣化しているようです。
また、屋根材の表面がところどころ捲れるようにしなっているのが見えます。その捲れていると屋根材の先端が白く変色し、所々で破損しているのが見受けられますね。
これはニチハのパミールという屋根材の特徴です。
このパミールというのは1996年から2008年まで製造された屋根材で、アスベストが使用禁止になった時期に製造された、ノン・アスベスト素材による屋根材です。ただ当時はノン・アスベストで屋根材を制作するノウハウがどのメーカーも持ち合わせておらず、後々、劣化するようになって問題が発覚、その後製造中止になった屋根材です。
製造中止になった屋根材のメンテナンスとは?

何が問題になったのか、といいますと、このノン・アスベスト材はアスベストの代わりに使われていた素材が粘着性がとても弱く、経年劣化してくると表面がまるでミルフィーユのようにペラペラと剥がれていく現象があります。環境によっては10年前後で表面が剥がれはじめ、強風のたびに屋根から剥がれた屋根材がパラパラと降ってくるという現象が発生してしまいます。
お客様の屋根もまさに表面が浮いて、剥がれかかっている状態で、場所によっては欠けた部分が剥がれ落ちてしまっているような状態でした。
パミールを使用した屋根には塗装メンテナンスはお勧めできません。メンテナンスとしては葺き替えか屋根カバー工法によって、屋根材そのものを一新する必要があります。
このように屋根材特有の不具合というのも発生してしまう事もありますので、早めの点検・メンテナンスは大切です。

お客様には写真をご覧いただきながら、パミールのご説明いたしました。
お客様には工事のご提案としまして、屋根の葺き替え工事、または屋根カバー工事をご提案いたしました。特にカバー工法による工事は今の屋根材の上に軽くて丈夫なガルバリウム鋼板の屋根を葺くことで、既存の屋根材の撤去費用を浮かすことができますし、以降のメンテナンスも容易になりますので、おすすめです。
記事内に記載されている金額は2021年05月15日時点での費用となります。
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