木更津市清見台でべランダ防水からの雨漏れが発生してしまったお客様
更新日：2021年05月15日
天井への雨漏れ
木更津市清見台にお住まいのお客様は、天井に雨漏れが生じてしまいお困りになっていました。天井は和室で使用するラミネート天井（目透かし天井）と言い木材の化粧ベニヤで作られており、水分には非常に弱く雨漏れが生じてしまうと剥がれ出してしまいます。今回のお客様の場合は完全に上部からの雨漏れが原因で不具合が生じてしまったものです。
木材にははっきりと雨漏れした痕跡が残っていました。
シート防水の耐候年数
今回の現地調査では、雨漏れが生じてしまわれた箇所のおおよその憶測を絞ってゆくことになります。雨漏れしていた上部には、バルコニーや雨漏れが生じやすい笠木・サッシなど様々な要因がありました。
一番怪しい物となると、お部屋の上にある防水バルコニーが疑われます、築年数と同様に27年程経っているとの事でした。防水にはシート防水が設置てしてありましたが、メンテナンスを今までおやりになっていないとの事でした。実際シート防水の対応年数はメーカーとの違いはありますが約15年と言われています。粉部部や継ぎ目などは圧着していますが、まず継ぎ足している部分やコーナなどの部分に多く雨漏れが生じやすく、一番初めにチェックする部分となります。今回見てみると余りシートには悪くなっている所が見当たらなかったので、違う場所からの雨漏れと思われます。（防水工事はこちらまで）
コーキングの劣化が原因
周辺を調べると、サッシのコーキングがひび割れていました。サッシ上に溜まった雨水がひび割れより浸入し、資材に侵入し伝って和室の天井に垂れたと思われます。お客様の住宅では以前外壁塗装をしていましたが、コーキングの打ち替えを行っておらず、そのまま塗装したとの事で、コーキングが劣化してしまった結果、ひび割れを導き雨水を浸入させてしまったと思われます。
記事内に記載されている金額は2021年05月15日時点での費用となります。
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