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奈良市で天窓雨漏り点検、13年経過した天窓のシール切れと周辺板金の状態を確認
更新日:2026年10月20日
奈良市のお客様から、天窓から雨漏りしているとのご相談をいただき、私たちが現地調査に伺いました。
お話を詳しくうかがうと、屋根は新築から13年ほどで、実は建てた当初から天窓まわりの雨仕舞に不安があり、以前に施工した業者さんが雪割水切を設けて雨の流れを変える対応をされていたそうです。
それでも最近になって再び雨漏りが起きるようになり、本当に屋根材の不具合なのか、それとも天窓本体に原因があるのかを確認してほしい、というご依頼でした。
現場に到着して全体を見た印象としては、屋根面そのものは極端に荒れている様子ではありませんでしたが、天窓まわりは雨水が集中しやすい納まりのため、細かな取り合いまで丁寧に見る必要があると感じました。
屋根の上でまず確認したのは、天窓まわりの板金と周囲の屋根材の納まりです。
既存の雪割水切が設けられており、
雨水を天窓へ直接当てにくくする工夫がされていました。
実際に見た範囲では、水切板金が大きく浮いていたり、明らかな破断が起きている様子は見られません。
とはいえ、天窓は屋根に開口を設ける構造上、もともと水の影響を受けやすい部分です。
表面上は大きな異常がなくても、取り合いのわずかな隙間や経年によるシールの劣化があると、風を伴う雨の際に内部へ水が回ることがあります。
こうした状態を放置すると、天井材や下地への浸水がじわじわ進み、被害が広がるおそれがあります。
室内側から見ても天窓まわりの不具合を疑う状態でした
室内側から天窓を見上げると、天窓枠の納まり自体に大きな変形は見られませんでしたが、雨漏りのご相談内容からすると、
屋根面ではなく天窓本体側の防水性能低下も十分に考えられる状況です。
新築当初から対策が必要だった経緯を踏まえると、外側で受けた雨水が長年にわたって同じ箇所に負担をかけてきた可能性があります。
天窓は一見問題なく見えても、枠まわりの止水部分が傷んでくると、室内へ伝って漏水することがあります。
そのまま使い続けると、クロスの汚れや天井内部の湿気だけでなく、断熱材や木部の劣化につながる点も注意が必要です。
さらに近くで確認すると、天窓の内枠に雨水の流れた跡が茶色く残っています。
特に角部や取り合い部分は動きやすく、年数が経つにつれてシール材が切れたり、痩せたりしやすい箇所です。
今回の点検でも、
YKK製天窓の窓まわりシール切れの可能性を疑う要素が見られました。
こうした部分はわずかな隙間でも雨水の侵入口になり、見えている範囲だけでは判断しにくいのが難しいところです。
特に天窓はガラスと枠、枠と屋根の境目など止水ポイントが複数あるため、どこか一か所の劣化でも雨漏りにつながることがあります。
水の流れを変える雪割水切が取り付けられていました。
お客様に伺うと、新築当初から天窓付近から雨漏りがあったので、建築会社が雪割水切を取り付けて、雨水が天窓に当たらなくしたら雨漏りが止まったとのことで、その経緯で、雪割水切が取り付けられています。
水切板金も現場加工取付品で、枠の高さも少なく、横長の天窓でですので、多量の雨が降ると天窓枠から雨水が侵入してしまった可能性はあります。
雪割水切で雨水が天窓枠部分に多くの雨水が流れなくなったので、その時は雨漏りが止まったものと思われます。
屋根材を一部確認し、下に入る板金との取り合いも見ましたが、明らかな破損や極端な納まり不良は確認できませんでした。
長年の風雨で表面の汚れや色あせは出ていますが、それだけで直ちに雨漏りの原因と断定できる状態ではありません。
こうした確認を重ねることで、原因をやみくもに広げず、実際に疑うべき箇所を絞り込めます。
もしこのまま原因不明のまま放置してしまうと、降雨のたびに建物内部へ水が入り、
見えない下地の傷みが進行する可能性があります。
最後に天窓フレームの角部や固定部を細かく見ていくと、やはり本体まわりの防水処理の経年変化が気になる状態でした。
ネジまわりやフレームの継ぎ目は、止水の要となる部分です。
ここに劣化が出ると、外から見て大きな破損がなくても雨水が内部へ回り込むことがあります。
今回の調査では、屋根全体の不具合というより、
天窓本体の止水部を重点的に補修すべき段階だと考えられました。
早めに対処できれば、周辺の屋根まで大掛かりに触らずに済む可能性もあります。
原因を絞ったうえで天窓まわりの補修を進めるのが大切です
今回の奈良市での天窓雨漏り点検では、雪割水切を含めた周辺の雨仕舞は一定の対策が取られており、屋根材や水切板金の納まりにも決定的な不具合は見当たりませんでした。
そのため、優先して検討したいのはYKK製天窓の窓まわりシールの打ち替えや再シール処理です。
あわせて、天窓周辺の板金取り合いを再点検し、必要があれば防水テープや変成シリコン系シーリング材を用いた補修、部分的な板金調整を行うのが現実的です。
もし補修範囲を超える劣化が見つかれば、将来的には天窓本体の交換も視野に入りますが、現時点ではまず原因を絞った補修が先になります。
私たち街の屋根やさん奈良店では、こうした雨漏りの原因調査を無料で行い、お住まいの状態に合ったお見積もりも無料でご案内しています。
地域密着で対応しておりますので、天窓の雨漏りが気になる方は、被害が広がる前にぜひ早めにご相談ください!
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