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茨城町 築20年のコロニアルNEOにひび割れや欠けを確認し改修提案
更新日:2026年10月20日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
今回は、茨城町で行った築約20年のスレート屋根の現地調査をご紹介します。
お客様からは「屋根の端がずれ落ちているように見えるので、一度調べてほしい」とご相談をいただきました。
現地で確認すると、使用されていたのはコロニアルNEOという屋根材。不規則なひび割れや欠けが見られ、塗装によるメンテナンスが難しい状態でした。
こちらでは、調査で分かった劣化症状と、屋根カバー工法をご提案した理由を詳しくお伝えします(*ˊᗜˋ*)/
お客様が気にされていたのは、屋根の端にあたる軒先付近です。
屋根材がずれて見える場合、考えられるのは次のような症状です。
・固定している釘の緩みや抜け
・屋根材自体の割れや変形
・長年の風雨による劣化
・下地の傷みによる不具合
ただし、見た目だけで原因を決めつけることはできません。
今回は
屋根全体の状態を確認し、表面の劣化やひび割れがどの程度広がっているのかを調べました。
なお、屋根材のずれや浮きがある場合、無理に踏みつけると破損が広がる恐れもあります。調査では足元にも十分注意しながら進めています。
こちらの住宅に使用されていたのは、旧クボタ(現ケイミュー)が製造していたコロニアルNEO(ネオ)です。
コロニアルNEOは、1990年代後半から2000年代にかけて販売されていた、
ノンアスベストのスレート屋根材です。
かつてのスレート屋根には、強度を確保するためにアスベストが使用されていました。しかし、健康への影響が問題となり、アスベストを含まない製品への切り替えが進められました。
その移行期に製造された屋根材の一つが、コロニアルNEOです。
この製品は、経年によって次のような症状が見られることがあります。
・不規則な方向にひび割れが発生する
・屋根材の端部が欠ける
・表面が剥離する
・複数の箇所で割れが広がる
スレート屋根は年月とともに劣化しますが、コロニアルNEOの場合は、屋根材そのものの強度低下が問題になることがあるのです。
茨城町のこちらの住宅でも、コロニアルNEOの特徴に当てはまるひび割れが確認できました。
一般的なスレート屋根でも、釘の固定部分や外部から力が加わった箇所に亀裂が入ることはあります。しかし、
コロニアルNEOでは、特定の方向に限らず不規則に割れが生じることがあるんです。
今回も、屋根材の途中から斜めに伸びる亀裂や、端部まで達しているものが見つかりました。
こうした症状が広がると、割れた部分が欠け落ちたり、強風によって破片が飛散したりする可能性も考えられます。また、ひび割れから入り込んだ雨水が防水紙に達する機会も増えてしまいます
(>_<。)
ただし、スレートが割れたからといって、すぐに室内へ雨漏りするわけではありません。
屋根材の下には防水紙が敷かれており、万が一雨水が入り込んでも、建物内部への浸入を防ぐ役割を担っています。
屋根材の下にある防水紙も年月とともに劣化するため、築年数を踏まえたメンテナンスが求められます。
屋根全体を確認すると、日当たりのよくない面にはカビやコケの発生も見られました。
スレート屋根は、年月の経過とともに表面の塗膜が劣化していきます。
塗膜の劣化に加え、
日当たりや湿気などの条件が重なると、屋根表面にカビやコケが発生しやすくなります。
特に北側などの日照時間が短い屋根面は、乾燥するまでに時間がかかる傾向があります。
表面の汚れだけでなく、複数のひび割れも確認できたため、屋根材そのものの状態を重視して判断しました。
ここで気になるのが、屋根塗装によるメンテナンスです。
「スレート屋根なら、塗装で直せるのでは?」そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かに、屋根材の状態が良好であれば、塗装によって表面を保護し、劣化の進行を抑えることができます。
しかし、コロニアルNEOのように屋根材自体が脆くなっている場合、塗装によるメンテナンスはおすすめできません
σ(・´-・`*)
屋根塗装は、あくまで表面を保護するための工事です。ひび割れたスレートに塗料を塗っても、内部の強度が元に戻るわけではありません。
また、高圧洗浄や塗装作業の際に屋根材へ負荷がかかり、傷みが進む可能性もあります。仮にきれいに仕上がったとしても、その後に別の場所で割れが発生することも考えられます。
つまり、
塗装費用をかけても、期待したほどのメンテナンス効果が得られない恐れがあるのです。
お客様にとっても、せっかく工事をしたのに数年後に再び修理が必要になるのは避けたいところですよね。だからこそ、屋根材の種類を見極めたうえで、適切な改修方法を選ぶことが重要になります
(๑•̀ - •́)و✧
調査結果を踏まえ今回おすすめしたのは、既存の屋根材を撤去せず、その上に新しい防水紙と金属屋根材を重ねる屋根カバー工法です。
主なメリットとしては、
・既存屋根材の撤去を最小限に抑えられる
・葺き替えと比べて廃材が少ない
・新しい防水紙で防水層を形成できる
・軽量な金属屋根材で仕上げられる
・工期や費用の負担を抑えやすい
といった点が挙げられます。
コロニアルNEOのように、屋根材の強度低下が心配される住宅でも、下地の状態などの条件が合えばカバー工法を選択できます。
ただし、すべての住宅に施工できるわけではありません。野地板の腐食や大きな傷みがある場合には、既存屋根を撤去する葺き替え工事が必要になることもあります。
現地調査の結果をお客様にご説明したうえで、今回は屋根カバー工事を進めることになりました。
屋根カバー工法のメリットは、新しい金属屋根材で覆うことだけではありません。その下に新しい防水紙を敷設できることも、大きなポイントです。
屋根は、
表面の屋根材と、その下にある防水紙がそれぞれ役割を担うことで、雨水から建物を守っています。屋根材は雨を受け流す役割を持ち、防水紙は内部への浸入を防ぐ二次防水として働きます。
築約20年が経過した今回の住宅でも、今後の安心を考えるうえで防水層の更新は重要な要素になります。もちろん、屋根の形状や下地の状態に合わせた施工が必要です。
工事では、軒先やケラバ、棟など、雨水や風の影響を受けやすい部分にも注意しながら仕上げていきます
(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
まとめ|コロニアルNEOは屋根材に合った改修方法を
茨城町の調査では、築約20年のコロニアルNEOに、不規則なひび割れや欠け、カビ・コケの発生が確認できました。
スレート屋根でも、屋根材そのものが傷んでいる場合は、塗装によるメンテナンスが適さないことがあります。
そこで今回は、新しい防水紙と金属屋根材で覆う屋根カバー工法をご提案し、工事を行うことになりました。
「屋根材がずれている」「ひび割れが気になる」など、小さな異変でも構いません。
茨城町周辺で屋根の状態が気になる方は、街の屋根やさん水戸店までお気軽にご相談くださいね(⁎ᵕᴗᵕ⁎)
塗装自体は可能ですが、傷んだ屋根材の強度は回復しません。ひび割れや欠けが多い場合は、塗装よりもカバー工法や葺き替えをおすすめしています。
すぐに雨漏りするとは限りませんが、破損箇所から雨水が入り込み、防水紙の劣化状況によっては室内へ浸水する恐れがあります。早めの点検がおすすめです。
築年数だけで判断する必要はありません。今回のようにひび割れが広がっている場合は、早めの改修が適していることもあります。屋根の状態に合わせて判断しましょう。
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