台風直後

羽曳野市にて屋根の補修工事の依頼をいただきました。台風21号による強風で瓦がめくれ上がってしまいました。瓦はしっかりとラバー工法（シーリング材などで瓦を１枚１枚固定する方法）でしっかりと固定されていたようです。ラバー工法は強風に強いとのことで、施工されているお客様も多いですが、最近ではラバー工法にしたために瓦が被害を受けてしまうということも言われております。

施工までのブルーシート養生

台風で被害を受けた方が多かったので、ご存知の通り、弊社も含めて業者さんがすぐに対応できないため、ブルーシート養生を行っていました。土嚢袋は安物だと太陽の紫外線により劣化し穴が開きますので注意です。また砂の代わりに砂利を入れているケースもありました。砂利だと穴があいた時に近隣に飛散すると危険なので注意です。

屋根補修工事（瓦の葺き直し）

瓦屋根の補修工事のご依頼いただいてからしばらくお待ちいただきましたが、いよいよ施工に入ることができました。

袖瓦を施工しております。釘と銅線を使って固定していきます。袖かわらは被害を受けておりましたので、新しいものを使っていきます。

瓦は少し加工する箇所もありますので、サイズを微調整するためにサンダーでカットしています。

被害を受けたのは、約3坪です。いよいよ完成に近いです。

最後の袖瓦（ケラバ瓦）を葺いております。全て葺き直したあとは、一部漆喰補修を行います。

下屋根の室外機の足元の瓦が割れておりました。強風により室外機が何度も浮き上がったそうです。その衝撃で瓦が割れてしまったのでしょう。

新しい瓦を差し替えました。これで雨漏りの心配もありません。念の為、瓦全体を見回りまして作業終了です。

今回の台風により被害のあったお家はたくさんあるため、お待ちしている方も多いとは思いますが、もしまだ業者さんに待たされている方は一度弊社にお声ください！