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所沢市で洋瓦屋根のズレと棟まわりの劣化を確認し軽量なスレート屋根へ葺き替え工事
所沢市 屋根葺き直し
【工事のきっかけ】
今回ご相談いただいたのは、所沢市にお住まいのご夫妻です。これから先も安心して暮らしていける住まいにしたいという思いから、雨漏りへの心配と屋根の軽量化を目的に、今回の工事をご検討されていました。
既存の屋根は洋瓦葺きで、見た目には大きな破損がないように見えても、年数の経過によるズレや棟まわりの傷みが気になっていたそうです。
最後の大きなリフォームにしたいというお気持ちもあり、私たちが現地調査を行い、状態を丁寧にご説明したうえで、洋瓦からスレート屋根への葺き替え工事をご提案し、ご契約後に施工を進めました。
基本情報
- 施工内容:屋根葺き直し
- 施工期間:8日
- 築年数:40年

現地調査では、既存の洋瓦屋根全体に経年による色あせや表面の傷みが見られました。
写真でもわかるように、屋根面は大きく崩れているわけではありませんが、ところどころに瓦の並びの乱れやわずかな不陸があり、長年の風雨の影響を受けている状態でした。
洋瓦は耐久性の高い屋根材ですが、屋根そのものが重く、地震時の揺れの影響も受けやすくなります。
お客様がご希望されていた軽量化という点でも、現状のまま維持するより、今後を見据えて葺き替えをご検討いただく価値がある屋根でした。

こちらは大棟と屋根面の取り合いを確認した際の様子です。
棟部分は屋根の中でも特に雨風の影響を受けやすく、施工精度や経年劣化の影響が出やすい重要箇所です。
見た目には大きな崩れはありませんでしたが、棟包みの下にある土や固定部材が年数とともに弱っている可能性が高く、棟まわりの劣化は雨漏りの起点になりやすいため注意が必要でした。
今は問題が顕在化していなくても、台風や強風、長雨のタイミングで一気に不具合が表面化することもあるため、早めの対処が安心につながります。

別の角度から確認すると、隅棟の納まりや棟端部にも経年変化が見られました。
棟の先端や取り合い部は、わずかな浮きやズレでも雨水の吹き込みを招くことがあり、築年数が進んだ瓦屋根では特に慎重な確認が必要です。
今回のお住まいでも、現時点で室内への明確な漏水が発生していなくても、防水性能の低下が少しずつ進んでいると考えられる状態でした。
これからも長く安心して暮らしていただくためには、部分補修ではなく、下地から見直せる葺き替え工事が適したタイミングだと判断しました。

工事ではまず、既存の洋瓦を撤去する作業から始めました。
瓦屋根は一枚一枚が重く、棟瓦や役物も多いため、周囲へ落下物が出ないよう安全管理を徹底しながら進めていきます。
写真では屋根の上に取り外した瓦が整理されており、解体作業を計画的に進めている様子がわかります。
葺き替え工事では、ただ古い屋根材を外すだけでなく、下地の状態を正確に把握することが大切です。
私たちは撤去中にも屋根の傷み具合を確認し、次の工程へつなげられるよう慎重に作業しました。

瓦をめくった後は、既存下地の状態が見えてきます。
写真では、土や桟木、古い部材が露出しており、長年屋根を支えてきた構造が確認できます。
こうした既存下地は、一見するとまだ使えそうに見えることもありますが、湿気や温度変化の影響で少しずつ劣化していることが少なくありません。
今回のように将来の安心を重視した工事では、見える範囲だけで判断せず、下地からしっかり整えることが重要です。
特に屋根の軽量化と防水性向上を両立するためには、古い材料を残しすぎない判断も大切になります。

既存屋根材や不要な部材を撤去したあとは、屋根面全体をきれいに清掃しました。
葺き替え工事では、次に施工する構造用合板や防水紙がしっかり密着するよう、ゴミや土埃を残さないことが仕上がりに大きく関わります。
写真のように屋根面がフラットな状態になることで、下地補強の精度も高めやすくなります。
地味に見える工程ですが、こうした下準備を丁寧に行うことで、新しい屋根の耐久性と防水性に差が出ます。
見えなくなる部分こそ手を抜かず施工するのが、私たちの大切にしているところです。

清掃後は、既存下地の上から構造用合板を増し張りしていきました。
葺き替え工事でこの工程を行うことで、屋根全体の強度を高め、スレート屋根をしっかり支えられる下地を作ることができます。
写真のように合板をすき間なく張り、継ぎ目の位置や固定間隔にも注意しながら施工しました。
古い下地の上にそのまま屋根材を葺いてしまうと、施工後にたわみや不具合が出る恐れがあります。
将来にわたって安心していただくためにも、屋根材の交換だけでなく、下地補強まで含めて行うことが大切です。

下地合板の施工が完了したら、防水紙であるルーフィングを敷く準備に入ります。
写真では材料が屋根上に搬入されており、次の工程へ向けて段取りを整えているところです。
ルーフィングは、屋根材の下で雨水の侵入を防ぐ非常に重要な防水層です。
屋根材そのものが雨を防ぐ第一の役割を担いますが、万が一水が入り込んだ場合でも、この防水紙がしっかりしていれば室内への雨漏りを防ぎやすくなります。
表面からは見えなくなる部分だからこそ、信頼できる材料を適切に施工することが欠かせません。

こちらはルーフィングを施工している様子です。
今回使用した防水紙は、耐久性と防水性に優れた製品で、軒先から棟へ向かって順番に重ねながら施工しています。
雨水は上から下へ流れるため、重ね方向や重ね幅を守ることが重要で、ここが曖昧だとせっかく新しい屋根にしても防水性能が十分に発揮されません。
私たちは材料の性能だけに頼るのではなく、正しい施工手順を徹底して進めました。
見えなくなる防水層を確実に仕上げることで、雨漏りへの不安をしっかり解消していきます。

屋根の防水で特に気をつけたいのが、軒先やケラバなどの端部です。
写真では屋根の端までルーフィングがしっかり敷かれており、細かな取り合い部分も丁寧に納めていることがわかります。
こうした端部は風の影響を受けやすく、雨水が回り込みやすい箇所でもあるため、防水紙の浮きやたるみを抑えながら施工することが重要です。
屋根工事は大きな面だけ見ていても不十分で、こうした細部の処理こそ品質の差が出る部分です。
街の屋根やさんでは、見えにくい部分も一つひとつ確認しながら作業を進めています。

防水層が完成したあとは、新しいスレート屋根材を葺いていきます。
写真ではすでに屋根面の多くがスレートで覆われ、等間隔に設けた部材も確認できます。
スレート屋根は洋瓦に比べて軽量で、建物全体への負担を抑えられるのが大きな特長です。
お客様がご希望されていた軽量化の目的にも合っており、今後の地震対策という面でもメリットがあります。
施工時には葺き上がりのラインが乱れないよう注意しながら、固定位置や重なりを確認して、美観と機能性の両方を大切にしながら仕上げていきました。

屋根面の施工が進んだ後は、棟部分の下地となる貫板を取り付けます。
棟は屋根の頂部にあたるため、屋根面以上に風の影響を受けやすい箇所です。
そのため、棟板金を取り付けるための下地も、位置や固定方法をしっかり管理する必要があります。
写真では棟のラインに沿って木下地が設置されており、この上から棟板金を納めていく工程です。
ここで曲がりや浮きがあると最終仕上がりにも影響するため、まっすぐ美しく、かつ強度を確保できるよう施工しました。

設置した貫板の上から棟板金を取り付け、棟の形を整えていきます。
棟板金は雨仕舞いの要となる部材であり、下地との固定が甘いと強風時の浮きや飛散につながる恐れがあります。
今回の施工では、板金の継ぎ目や取り合いの向きにも配慮しながら、雨水が入りにくい納まりを意識して取り付けました。
スレート屋根はフラットでシャープな印象に仕上がるため、棟板金の直線も屋根全体の美観に大きく影響します。
機能面だけでなく、見た目にもすっきりとした仕上がりを目指しました。

こちらは大棟と隅棟が交わる部分の仕上がりです。
こうした接合部は形状が複雑で、板金加工の精度が求められるところです。
わずかなすき間や納まりの甘さがあると、雨水の浸入経路になりやすいため、特に慎重に施工しました。
写真のようにラインがきれいにそろうことで見た目も整い、屋根全体の印象が引き締まります。
雨仕舞いと美観の両立は、葺き替え工事の仕上がりを左右する大切なポイントです。
細部まで丁寧に整えることで、安心して長くお使いいただける屋根になりました。

最終的に、洋瓦屋根からスレート屋根への葺き替えが完了しました。
屋根面全体がすっきりと整い、以前よりも軽快でシャープな印象に生まれ変わっています。
見た目の変化だけでなく、屋根重量が軽くなったことで建物への負担軽減にもつながりました。
また、下地補強から防水紙施工、棟板金の納まりまで一通り見直しているため、雨漏りへの備えという面でも安心感が高まっています。
お客様にとって「最後のリフォーム」としてふさわしい、これから先を安心して過ごせる屋根に仕上がりました!
今回の所沢市での工事では、経年劣化が進んだ洋瓦屋根を調査し、瓦の不陸や棟まわりの傷み、将来的な雨漏りリスクを確認したうえで、スレート屋根への葺き替えを行いました。
屋根材を軽量化するだけでなく、下地の増し張りや防水紙の施工まで丁寧に行えたことで、これから先の安心につながる工事になったと感じています。
私たちは、お客様のお住まいの状態や今後の暮らし方に合わせて、必要な工事をわかりやすくご提案することを大切にしています。
街の屋根やさんでは、屋根の無料調査も承っておりますので、雨漏りが心配な方や屋根の重さが気になっている方は、どうぞお気軽にご相談ください。
地域密着で、一軒一軒の住まいにしっかり向き合ってまいります!
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