岸和田市の塀のひび割れを補修して塗装で美しくなりました！
岸和田市 その他の工事
【工事のきっかけ】
岸和田市にお住いのU様より塀のひび割れ補修と塗装のご相談をいただきました。
塀のコーナー部分に大きなひび割れが発生し、石張りの巾木も剥がれてきている状態です。
ひび割れを電動カッターで切りこんで強度のあるエポキシ樹脂モルタルを充填して補修することになりました。
また、塀の塗装も傷んで汚れが目立ってきていたので、最後に塗装しています。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：その他の工事
- 施工期間：5日間
- 築年数：約45年
- 施工費用：約33万円（税込）
- 使用材料：プライマー、エポキシ樹脂モルタル、樹脂系接着剤、アンダーフィラー弾性エクセル、パーフェクトトップ
- 保証年数：2年
「塀が割れてきているので、修理してもらうのと、塗装もしてほしいです」
岸和田市にお住いのU様よりご相談をいただきました。
U様邸の塀はブロックを積み上げて表面にモルタルを塗って塗装で仕上げています。また、天端には瓦を葺き、巾木は石張りです。
※巾木とは・・壁と床との間に取り付ける見切りのこと
塀を確認すると、コーナー部分に大きなひび割れが発生していました！
また、石張りの巾木も剥がれてきている状態です！
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塀を全体的に確認すると、細かいひび割れが2カ所で発生していたので、そちらも含めて補修することになりました。
ひび割れを補修する方法にはいくつかありますが、躯体に影響をもたらす可能性があるひび割れは耐久性が維持できるように補修しないといけません。
特にコーナー部分はブロックの継ぎ目でひび割れの幅が広かったので、これ以上悪化しないようにきちんと補修させていただきます！
U様邸の塀のひび割れは強度のあるエポキシ樹脂モルタルを充填して補修することになりました。
塀のコーナー部分に発生したひび割れ補修の様子です。
グラインダーという電動工具を使ってひび割れ面をカットして幅を広げていきます。
ひび割れの幅が広くなるので心配されるかもしれませんが、これは補修材（エポキシ樹脂モルタル）を十分に充填するために必要な作業です。
ひび割れの幅が狭いと補修材を奥まで充填することができず、中に空洞ができてしまう可能性があるからです。
剥がれてきていた石張りの巾木は一度めくって貼り直します。
石を再利用するので、丁寧に剥がしました。
U様邸の巾木の石は経年で密着力が低下していたので、このまま放置し続けると剥がれ落ちてしまったでしょう。
次に、カッター切したひび割れの断面を刷毛で掃除しました。
電動カッターで塀を削ると細かい粉塵がたくさん出ます。
そのままエポキシ樹脂モルタルを充填すると、間に粉塵が挟まってしっかりと密着させることがでず、剥がれてくる危険性があるので、きれいに掃除しました。
ひび割れの断面をきれいに掃除してから、プライマーを塗布しました。
プライマーとは接着剤の役割がある塗料で、この後に充填する補修材をより強固に密着させてくれます。
プライマーは透明なので、塗り残しがないように丁寧に塗布しました。
次にエポキシ樹脂モルタルを充填しました。
エポキシ樹脂モルタルは樹脂を配合したモルタルのことで、軽量なので建物に負担をかけることが無く、乾燥時間も早いので天井や壁の補修でも活躍します。また、接着や曲げ強度に優れていて、弾力性も兼ね備えているのでコンクリートやモルタルの補修に適しています。
主剤と硬化剤とを規定量混ぜ合わせてつくったエポキシ樹脂モルタルをひび割れに詰め、奥に空洞ができないようにヘラでしっかりとさえました！
続いて巾木の修理です。
剥がした石を接着固定するので、しっかりと密着させるためにプライマーを塗布しました。
プライマーはシーリング工事でも使用する接着効果のある塗料です。
プライマーを塗布せず巾木を接着すると、密着力を確保できません。
巾木の石は樹脂系の接着剤で密着させて固定します。
石を剥がした断面と、剥がした石の裏面の両方に樹脂系の接着剤を塗布して密着させます。
石と断面との間に隙間ができないように、接着剤を多めに塗布しました！
接着剤を塗布した後、石を密着させて固定しました。
元の位置に石を貼り付けて元通りに復旧します。
石を押し付けた時に周りにはみ出た接着剤はきれいに拭きとりました。
石を元通りに復旧した後、目地にはエポキシ樹脂モルタルを詰めました。
以前は普通の目地セメントが詰められていましたが、今後のことを踏まえて石と石をしっかりと繋げて固定しています！
目地にエポキシ樹脂モルタルを詰めると割れてくるのも防ぐことができます。
今回は、石をきれいに剥がせたので再利用できましたが、粉々に割れてしまうと代用の石を使用して復旧することになります。
コーナー部分以外で、2カ所ひび割れを補修しました。
補修する手順は同じです。
ひび割れを補修した部分は表面が平らですし、セメント色をしているので補修箇所が目立ってしまいます。そのため、ひび割れを補修するご提案をさせていただく時は、色合わせの塗装をお勧めしています。
U様邸は、塀の塗装もご希望されていたので、この後全体的に塗装しました。
U様邸の塀は、表面を塗装されていましたが経年で塗膜が傷んで汚れが目立ってきていました。
以前から塀の汚れが気になっていたそうで、ひび割れもひどくなったのでメンテナンスをしようとご相談をいただきました。
ひび割れを補修した箇所は表面が平らなので、そのまま塗装すると周りの壁との差ができて目立ってしまいます。
ひび割れを補修した箇所を周囲に馴染ませるためにパターン付けすることになりました。
パターン付けとは、凹凸のある模様を付ける塗装のことです。
【塗装についての関連記事】
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塗装工事は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程に分けて塗装します。
下塗りの段階で、ひび割れ箇所をパターン付けしていきます。
使用するのは日本ペイントのアンダーフィラー弾性エクセルです。エクセルは弾性がある塗料で、細かいひび割れを埋めたり模様を付けることができます。
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エクセルを使って塀全体を下塗りしました。
写真左の青い矢印部分がひび割れを補修した箇所です。
右の写真を見ていただくと、ひび割れを保守した箇所に凹凸模様が付いていることが分かります。
穴があいたヘチマのような形状のローラーで塗装することでこのような模様を付けることができます。
周囲の壁に馴染ませるために、ひび割れを補修した箇所は丁寧にパターン付けしました！
下塗り後、中塗り・上塗りで仕上げます。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使用します。
U様邸では日本ペイントのパーフェクトトップで塗装することになりました。
パーフェクトトップの性能
独自の「ラジカル制御技術」により紫外線に強い塗膜を形成！
また、汚れが付きにくく防藻・防カビ効果もあります。美しい艶も得られるのでお勧めです(*^-^*)
パーフェクトトップで中塗りし、乾燥させてから上塗りしました。
中塗りと上塗りで、お好きな色に着色することができます。
塗膜が薄いと塗料の性能を発揮できないので、中塗りの塗膜を乾燥させてから上塗りして、塗膜を二重にして厚膜に仕上げました！
重ね塗りすることで塗りムラを防ぐことができます。
【日本ペイントの屋根用の塗料について】
➡ ファインパーフェクトベスト│ラジカル制御塗料で屋根塗装
塗装前の塀は塗膜が傷んでチョーキング（塗膜が粉状になって剥がれてくる現象）を起こしていました。
塗膜が傷むと雨水を吸い込むようになり、汚れが付着しやすくなりますし、防水性も低下してしまいます！
塀に発生したひび割れを補修し、日本ペイントのパーフェクトトップで塗装しました！
建物とのバランスを考えて色を決めていただいたので、とてもよく似合っています。新しい塗膜で保護されたので、美観性が向上し雨にも強くなりました。
塀のひび割れや汚れでお困りの方はおられますか？
街の屋根やさん岸和田店は不要になったブロック塀の解体や撤去のご相談も承っております。塀のことで気になること、心配なことがありましたらお気軽にご相談くださいね(*^-^*)
【街の屋根やさん岸和田店の無料点検について】
➡➡ 街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消！
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