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桜井市でセキスイかわらUをスタイロ断熱の立平葺へ葺き替え!
更新日:2026年7月2日
みなさん、こんにちは。街の屋根やさん奈良店です。
桜井市で行っております、セキスイかわらUから立平葺への葺き替え工事のブログの後編をお届けします。
前回のブログでは、劣化が進んでしまっていたセキスイかわらUの撤去、そして瓦を固定していた「桟木(さんぎ)」と呼ばれる下地木材の取り外しまでの工程をご紹介いたしました。
すっかりすっぴん状態になった屋根ですが、ここからの下地作りが新しい屋根の寿命を大きく左右します。今回は、屋根の断熱性能をアップさせる断熱材の施工から、新しい下地作り、そしていよいよ主役である立平葺きの仕上げまでの様子をたっぷりとご紹介していきます。
夏の暑さを和らげる!スタイロフォーム(断熱材)の敷き詰め
古い桟木を取り除いたあとの屋根には、元々の「瓦棒(かわらぼう)」の桟の横に打ち付けられている「垂木(たるき:屋根を支える斜めの木材)」が残っています。この垂木はまだしっかりとしていたためそのまま活かし、その隙間を狙って「スタイロフォーム」という水色のボード状の断熱材をはめ込んでいきます。
金属の屋根は「夏場に熱くなるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、このようにしっかりとした断熱材を敷き詰めることで、屋根からの熱気が室内に伝わるのを最小限に防ぐことができます。これで夏は涼しく、冬は暖かい快適なお住まいに一歩近づきます。
断熱材を敷き詰めたら、その上から「構造用合板」という強度の高い厚手の木のアスファルトパネルを隙間なく打ち付けて塞ぎます。これを「野地合板(のじごうはん:屋根の新しい床板のこと)」の増し打ちと言います。
古い屋根の下地は長年の湿気などで弱っていることが多いため、このように新しい合板を一面にしっかりと固定することで、地震や強風にもビクともしない、非常に頑丈な屋根の土台が完成します。
雨漏りを絶対に許さない!防水シートと唐草水切りの設置
木の下地が完成したら、すぐに「アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを屋根全体に隙間なく貼っていきます。実は、雨漏りを防ぐ最も重要な要(かなめ)が、この防水シートです。万が一、表面の金属が雨水を防ぎきれなくても、このシートが家の中への浸水を徹底的にブロックします。
防水シートを貼り終えたら、次は「カラクサ(唐草)水切り」という特殊な金属部材を、屋根の先端部分(軒先)に取り付けます。これは、屋根を流れてきた雨水が下地裏に回り込むのを防ぎ、雨樋へとスムーズに誘導するためのとても大切な役割を持っています。
下地が完全に整ったところで、いよいよ最新の金属屋根「立平(たてひら)」の本体を施工していきます。立平葺きとは、1枚の長いガルバリウム鋼板を屋根の頂点から軒先まで継ぎ目なしで一気に葺く工法です。横方向の継ぎ目がないため、非常に雨漏りに強いのが最大のメリットです。
この立平本体を、職人が丁寧にビスで1本ずつ確実に留めつけて固定していきます。素材自体がとても軽いため、建物全体への負担も激減し、耐震性能も格段にアップします。
屋根の頂点にあたる「棟(むね)」の近くまで葺き上がってきたら、ここからは「雨仕舞(あまじまい:雨水を適切に受け流す処理のこと)」の作業に入ります。
棟際(むねぎわ)には新しく垂木を打ち、立平の端部分を立ち上げるようにして「水返し」という堤防のような加工を施します。これにより、強い風を伴う大雨が降っても、雨水が頂上から中に吹き込むのを物理的に防ぎます。さらに、その垂木に対して「貫板(ぬきいた:仕上げ用の木製の板)」を留めつけ、その上からもう一度防水シートをしっかりと被せて隙間を完全に塞ぎます。
防水シートの上から、最後に「棟板金(むねばんきん)」と呼ばれる金属のカバーを被せ、側面からしっかりとビスで留めつけて固定すれば、屋根本体の工事はすべて完了です。
また、工事のために一時的に取り外していたテレビアンテナも、元の位置へと元通りにきれいに設置し直しました。電波の受信状況もしっかりと確認しています。
これで、セキスイかわらUから立平葺への葺き替え工事がすべて完工いたしました。
仕上がりは、縦のラインが強調された非常にシンプルですっきりとした、モダンでスタイリッシュな屋根に生まれ変わりました。見た目の美しさだけでなく、中にはスタイロフォーム断熱材がしっかり入っているため、これからの季節も格段に過ごしやすくなるはずです。
「うちのセキスイかわらUもボロボロ剥がれてきて心配」「次の台風や大雨が不安」という方は、ぜひ一度、街の屋根やさん奈良店までお気軽にご相談ください。現地調査や最適な工法のご提案、お見積もりまで、お客様に寄り添って丁寧に対応させていただきます。まずは小さなお悩みからでも、お気軽にお問い合わせくださいね。
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