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【堺市東区】掘り込みガレージの雨漏り調査|モルタル剥離や白華(はっか)現象を確認
更新日:2026年6月23日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は堺市東区にて行った、
掘り込み(ボックス)ガレージの雨漏り調査の様子をご紹介します。
今回のお住まいは築50年ほどで掘り込みガレージに雨漏りしており、壁や天井が剥がれ始めているとご相談をいただきました。
掘り込みガレージの雨漏りやコンクリートの剥がれは一般的な屋根トラブルほど情報が多くなく、どこへ相談すればよいか分からないまま悩まれている方もいらっしゃいます。
今回は調査で判明した劣化状況と原因、今後の補修方法についてご紹介します。
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【ご相談内容】掘り込みガレージに雨漏り・壁や天井が剥がれている
お客様からは「ガレージの壁が剥がれてきており、このまま落ちてこないか心配です。雨漏りもしています。」とご相談をいただきました。
お話を伺うと、こうした症状は10~15年ほど前から見られていたそうです。
当初は小さな剥がれだったものの、年数の経過とともに徐々に広がり、最近ではモルタルが浮いて落下する状態になっているとのことでした。
掘り込みガレージは地面より低い位置にあるため、周囲から集まる雨水の影響を受けやすい構造です。
外からは変化が見えにくく、気付いた時には内部で劣化が進行していることもあります。
まずは漏水の有無と原因を確認するため、現地調査を行いました。
ガレージ内部を確認すると、
広範囲で壁や天井のモルタルに浮きや剥離が見られました。
特に一部では
軽く触れただけで塊が落下する状態となっており、
劣化がかなり進行していることが分かります。
剥離範囲も広く、以前から症状が続いていた様子がうかがえました。
このまま劣化が進行すると、
剥がれたモルタルが車の上へ落下したり人に当たったりすることも考えられるため、お客様も不安を感じておられました。
コンクリート面には白い結晶状の付着物が広範囲に確認されました。
これは「白華(はっか:エフロレッセンス)」と呼ばれる現象です。
コンクリート内部に入り込んだ水分が表面へ移動する際、セメント成分に含まれるカルシウム分が溶け出し、乾燥後に白い結晶として残ります。
壁面・天井部分に白華が発生しており、内部へ水分が浸入していたことがうかがえました。
白華自体は表面に現れる症状ですが、
コンクリート内部へ水分が浸入していたサインの1つです。
ガレージ内部の白華の広がり方から見ても、一時的な浸水ではなく継続的な漏水が起きていたと考えられました。
確認すると、
ガレージの真上には約150mmほどの土が敷かれており、その下にはコンクリート面がありました。
土は雨が降るたびに水分を含みます。
表面が乾いていても内部には水分が残るため、コンクリートが常に湿気にさらされやすい環境になります。
本来は防水層によって雨水が建物内部へ入り込まないようになっています。
しかし防水性能が低下すると、土に含まれた水分が少しずつコンクリートへ浸透していきます。
今回確認した白華現象や剥離状況から判断すると、
土に浸透した雨水が長期間かけてコンクリート内部へ入り込み、ガレージ内の漏水につながった可能性が高いと考えられます。
玄関アプローチの土間では、複数のひび割れや段差が確認されました。
特に中央付近ではひび割れが広範囲に広がっており、一部では沈下によるものと思われる段差も見られます。
長年の使用や地盤の動きなどによって少しずつ負荷がかかり、現在の状態になったと考えられました。
歩行に大きな支障はありませんでしたが、このまま劣化が進行すると割れの拡大や欠けにつながる可能性があるため、補修をしておくと安心です。
掘り込みガレージ正面のブロックにはひび割れが見られました。
ひび割れの幅は大きくありませんでしたが、雨水の浸入経路となる可能性があります。
特に今回のように漏水調査を行っている現場では、建物周辺の細かなひび割れも見逃さず確認していくことが大切です。
ガレージ上部の手すりを確認すると、表面の塗膜に劣化が見られました。
手すりは常に紫外線や雨風にさらされるため、年月の経過とともに塗膜が傷んでいきます。
塗膜が劣化すると金属部分が露出しやすくなり、サビの発生につながることもあります。
現時点では大きな腐食は確認されませんでしたが、今後の劣化を抑えるためにもメンテナンスを検討したい状態です。
ガレージ上部のブロック塀を確認すると、天端部分の穴が開放されたままになっていました。
コンクリートブロックは内部が空洞になっているため、こういった開口部があると雨水が内部へ入り込むことがあります。
浸入した水はブロック内部に滞留し、周辺部材の劣化や漏水の原因につながる場合もあります。
ブロック内部に溜まった水が階下側へ回り込む可能性も考えられるため、モルタルなどで開口部を塞ぐ処置が望ましい状態です。
今回の調査では、掘り込みガレージ内部でモルタルの剥離や白華現象が確認されました。
また、ガレージ上部には土が敷かれており、長年にわたって雨水がコンクリート内部へ浸透していた可能性が高い状態でした。
お客様に状況を詳しくご説明し、下記のご提案を行いました。
ガレージ内部の剥がれを直すだけでは、雨水の浸入が続けば再び同じ症状が発生する可能性があります。
そのため今回は、防水工事を中心に周辺の劣化箇所もあわせて補修する内容をご提案しました。
今回は堺市東区で行った掘り込み(ボックス)ガレージの雨漏り調査をご紹介しました。
掘り込みガレージは構造上、水の影響を受けやすく、気付かないうちに劣化が進行していることがあります。
壁や天井のシミ、白い結晶の付着、コンクリートの剥がれなどが見られる場合は早めに状態を確認しておくと補修方法の選択肢も広がります。
当店では掘り込みガレージの漏水調査や防水工事のご相談も承っております。
ガレージの雨漏りやコンクリートの剥離でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
掘り込みガレージの雨漏りは自然に止まることがありますか?
一時的に症状が出なくなることはありますが、原因が解消されない限り再発することがほとんどです。特にコンクリート内部へ水分が浸入している場合は、見えない部分で劣化が進行していることもあります。
白華(エフロレッセンス)は、コンクリート内部に入り込んだ水分が表面へ移動することで発生します。必ずしも雨漏りとは限りませんが、漏水や水分の浸入と関係していることもあるため、広範囲に発生している場合は一度調査を行うと安心です。
掘り込みガレージの防水工事はどのような工事を行いますか?
工事内容は漏水原因によって異なります。今回のようにガレージ上部から雨水が浸入している場合は、土の撤去や下地確認を行ったうえで防水工事を実施します。まずは現地調査で原因を特定し、状況に合った補修方法をご提案します。
街の屋根やさん堺店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
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