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【合志市】棟板金の浮きを樹脂製貫板へ交換で解決|築30年スレート屋根の補修事例
更新日:2026年2月21日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は、合志市のお客様より、棟板金(むねばんきん)の浮きに関するご相談をいただき、下地板である貫板(ぬきいた)の交換工事を行った様子をご紹介します。
棟板金とは、スレート屋根や金属屋根の一番高い頂点部分(棟)を覆う金属製部材のことです。
屋根の棟部分にできた隙間塞ぎ、雨水が侵入するのを防ぐ重要な役割を担っています。
その棟板金を屋根に固定するために使われている下地が貫板(ぬきいた)です。
棟板金の内側に取り付けられた木製(または樹脂製)の板で、棟板金はこの貫板に釘やビスを打ち込むことで固定されています。
棟板金は浮きが起きやすいパーツであり、「釘の抜け」や「貫板の劣化」が原因になっていることが多いです。
今回のお客様宅でも、訪問業者に棟板金の浮きを指摘され、不安になって当店にご相談をいただきました。
改めて屋根調査を行うと、貫板の劣化や釘の浮きにより、棟板金が浮いている症状が見られました。
棟板金が浮いたまま放っておくと、棟板金が屋根から外れ、落下事故を引き起こすこともあります。
今回は以下の工事をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
- 棟板金の貫板交換(木製→樹脂製)
- スレートのひび割れをコーキングで補修
- 不要になったアンテナの撤去
こちらの屋根では、大棟(おおむね)から角に向かって斜め方向に隅棟(すみむね)がある寄棟(よせむね)という形状の屋根です。
大棟・隅棟ともに貫板の交換を行いますが、棟板金自体には幸い大きな破損がないため、貫板交換後に再利用して取り付け直します。
棟板金を仮撤去すると、
雨水を含んで変色・腐食した木製貫板が出てきました。
長期間水分にさらされ続けた結果、木材が柔らかくなってしまい、
釘の固定力が低下している状態です。
貫板は普段は見えない部分ですが、劣化すると大きな被害を受ける原因になります。
10年以上経った住宅では、こういった貫板の劣化がよく見られるため、定期的な点検・メンテナンスが大切です。
古くなった木製の貫板をすべて撤去しました。
貫板は屋根面に直接釘で固定されているため、一つずつ丁寧にバールなどで引き抜き、屋根材を傷めないように撤去しました。
新しい貫板を取り付けました。
今回ご提案したのは、樹脂(プラスチック)製の貫板「タフモック」です。
樹脂製貫板は、木製の貫板と比較すると以下のような特徴があります。
| |
木製貫板 |
樹脂製貫板 |
| 素材 |
天然木 |
樹脂(ハイインパクトポリスチレン) |
| 耐水性 |
低い(水分を吸収しやすい) |
高い(水を吸収しない) |
| 耐久性 |
腐食・劣化しやすい |
腐食しない |
| 重量 |
やや重い |
軽量 |
| 費用 |
比較的安価 |
やや高め |
樹脂製貫板は、木製の貫板よりも若干材料費が高くなります。
しかし、水分を吸収しないため腐食も起きず、耐久性が高いため、コストパフォーマンスの良い材料と言えます。
将来的なメンテナンス頻度が減り、費用を抑えられるおすすめの材料です。
貫板の上から、改質アスファルトルーフィング(防水シート)を敷設し、さらに防水性を高めます。
防水シートはタッカー(ホッチキスのような工具)で留めることが多いですが、今回は粘着式タイプを使用しました。
タッカーの穴を開けないため、より防水効果が高く、雨漏り防止につながります。
既存の棟板金を復旧します。固定には
パッキン付きのビスを使用し、棟板金の横面から打ち込んで固定しました。
ビスの下にパッキンが付いているため、ビス穴からの雨水が侵入するのもしっかり防ぎます。
棟板金の錆や破損が進行していなければ、再利用することでコストを抑えることができます。
大棟と隅棟のぶつかり合う部分には、コーキングを打って隙間を塞いでおきました。
こういった部分から雨水が入ることが多いため、しっかり防水処理しておくことが大切です。
スレート屋根材にいくつかひび割れが確認されたため、
コーキング材を充填して補修しました。
スレートに割れが生じた場合、部分的に新しいスレートに差し替えを行うこともできます。
ただし、ひび割れが多い場合は、スレート自体が寿命を迎えているサインかもしれません。カバー工法や葺き替えなどをおすすめしています。
【関連記事】スレートの欠けや割れは補修が必要?レベル別補修方法
これで今回の工事は完了です。
一番外側の棟板金は交換していないため、工事前後で見た目は大きく変わりません。
しかし、腐食した木製貫板を樹脂製貫板へ交換したことで、
棟板金の固定力がしっかりと回復し、棟板金の浮きも解消しました。
スレートのひび割れ補修・アンテナ撤去もあわせて行い、屋根全体をすっきりとした状態にすることができました。
お客様にも
「丁寧な仕事で安心できました」とお喜びいただけました。
訪問業者に「棟板金が浮いている」と言われたら、すぐに工事が必要ですか?
すぐに雨漏りするわけではありませんが、放置すると強風で板金が飛散したり、今回のように内部の貫板が腐食したりします。まずは信頼できる業者に点検を依頼し、現在の状態を確認してもらうことが大切です。
樹脂製は水分を吸収しないため、物理的に腐ることがありません。製品自体の寿命は30年以上と言われており、次の屋根の葺き替え時期まで交換不要になるケースがほとんどです。
屋根の大きさや状況にもよりますが、貫板交換と補修であれば、通常1〜2日程度で完了します。
台風や強風などの自然災害が原因で棟板金が被害を受けた場合、火災保険(風災補償)が適用できる可能性があります。ただし、経年劣化による損傷は保険対象外となります。現地調査時にご相談いただければ、保険会社への申請サポートも行います。
棟板金の浮きは、下地である貫板の劣化が原因であることが多く、表面だけ直しても根本解決にはなりません。
今回のように樹脂製貫板へ交換することで、耐久性を高めることができ、今後長期的な安心も得ることができます。
「訪問業者に指摘されたけど本当か分からない」
「棟板金が浮いている気がする」
「樹脂製貫板に交換したい」
このようなお悩みがございましたら、街の屋根やさん熊本店までご相談ください。
現地調査・お見積りは無料で対応しております。まずはお気軽にお問合せください。
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
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