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熊本市南区で畳張りの和室をフローリングへリフォーム|掘りごたつも塞ぎました
更新日:2025年12月24日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は熊本市南区にて、
「和室にある掘りごたつをなくしてフローリングにリフォームしたい」とご相談いただき、現地調査と工事を行った現場をご紹介します。
和室の掘りごたつを撤去し、床を補強してフローリングを施工した流れをまとめて解説します。
「掘りごたつを撤去したい」「床のリフォームをしたい」という方は是非ご参考ください。
「掘りごたつの和室をフローリングにしたい」とご相談
今回は熊本市南区の木造住宅にお住まいのお客様より
「掘りごたつのある和室をフローリングにリフォームしたい」
とのご相談をいただきました。
お客様は
・掘りごたつは立ち上がりや座る動作が大変
・掃除がしにくく、埃が溜まりやすい
・フローリングにしてソファを置ける部屋にしたい
といったお悩みをお持ちでした。
今回の和室は、床の間のある6畳間で、部屋の中央に掘りごたつが設けられていました。
掘りごたつは椅子のように腰掛けて使えるため、足腰への負担が少なく、ご高齢の方でも使いやすい設備です。
一方で、床に穴が開いた構造のため、
・家具の配置が制限される・模様替えがしにくい・ソファを置くスペースが確保しにくいといったデメリットもあります。
お客様も今後の生活を考え、「和室よりもフローリングの方が使いやすい」と感じ、床リフォームをご検討されていたようです。
お客様は、「掘りごたつの穴にフローリングを貼って、床がたわまないですか?」とご心配されていました。
ご安心ください。掘りごたつの部分はまずしっかりと補強を行い、下地を張ったうえでフローリングを貼っていきます。
リフォーム後は掘りごたつがあった部分も全く分からないようになるため、違和感なくお過ごしいただけます。
お客様には以下の工事をご提案しました。
お客様に後日お見積り書を提出し、工事のご依頼をいただきました。
工事の流れを写真とともにご紹介します。
タンスや座卓、座布団などを別の部屋に移動し、作業スペースを確保して養生します。
こういった内装工事では、
「事前に家具を移動しないといけないですか?」とお聞きいただくこともあります。
タンスなど重くて移動が難しい家具については、お客様とご相談のうえ、養生移動費としてお見積り内容に含めさせていただいております。
※細々としたものや触られたくないもの、貴重品などは事前にお客様ご自身で移動していただきます。
お客様の大切な家財道具ですので、丁寧に移動させていただきました。
6畳分の畳を一枚ずつ丁寧に持ち上げて運び出しました。
床の下地を確認すると、長年の使用で多少の劣化は見られましたが、
大きな問題はなくこのまま使用できる状態でした。
既存の下地の上に「根太(ねだ)」と呼ばれる下地木を追加し、補強を行いました。
この根太には、補強のため以外にも「高さを調整する」という役割があります。
一般的な畳は55mm~60mmの厚みがあるのに対し、
フローリングの厚みは12mm程度です。
そのため、畳からフローリングにリフォームを行う際、下地にそのままフローリングを貼ってしまうと、
床の高さに差が出てしまいます。お部屋の入口にも段差ができることになるため、
高さを調整する「不陸(ふりく)調整」が必要になります。
補強として配置した根太には、高さを出して不陸調整を行う意味もあるのです。
掘りごたつの穴が開いた部分は、垂木(たるき)と呼ばれる木材を追加して補強しました。
穴が開いた部分も周囲の床と同じ強度になるように、適切な間隔で配置しました。
根太の上から
構造用合板を施工していきました。
構造用合板は12mmの厚みがあり、床全体の剛性を高め、たわみや床鳴りを防ぐことができます。
構造用合板は根太の位置に合わせてビスで固定していきました。
ビスの間隔や打ち込む深さにも気を配り、将来的にビスが浮いてきたり、床鳴りの原因になったりしないよう、丁寧に施工しました。
根太+構造用合板の厚みで、畳とフローリングの厚みの差を調整することができました。
いよいよ仕上げのフローリングを貼っていきます。
フローリングの施工は、接着剤とタッカー(ホチキスのようなコの字型の釘)で固定する「直貼り工法」で固定を行います。
タッカーは斜めに打ち込み、剥がれやふくらみを防ぎながら固定していきます。
また、
フローリングの側面には「さね」と呼ばれる凹凸があり、
フローリング同士がかみ合う仕組みになっています。
フローリング同士がかみ合うことで、真っすぐ隙間なく仕上がり、浮きやズレも起きにくくなります。
床全面にフローリング材を貼っていきました。
養生を撤去すると、掘りごたつのあった畳の和室が、明るくフラットなフローリングの空間へと生まれ変わりました。
掘りごたつがあった部分も沈み込みはなく、
フラットで美しい仕上がりになっています。
お客様にもお部屋の中に入って確認していただいたところ、
「これでソファを置いて快適に過ごせます!」とお喜びいただけました。
フローリング材は、大きく
「無垢フローリング(天然木の一枚板)」と
「複合フローリング(合板)」に分けられます。
今回は
お手入れのしやすい複合フローリングの
ライトオークのカラーをお選びいただきました。
和室とは印象もガラッと異なり、明るい雰囲気になりました。
畳からフローリングにすると床が冷たくなりませんか?
畳特有の温かみはなくなりますが、床材の種類や断熱対策によって冷たさを軽減できます。
畳からフローリングへのリフォームはどれくらいの日数がかかりますか?
広さや工事内容にもよりますが、1~3日程度で作業が完了します。今回の場合は1日の工事で完了しました。
床だけでなく壁や天井のリフォームも一緒にできますか?
もちろんできます!床だけでなく壁や天井もリフォームすることで、一体感のある洋風の仕上がりになります。
掘りごたつのある和室は魅力的な反面、生活スタイルの変化によって使いにくさを感じることもあります。
今回のような床のリフォームをお考えの方は、ぜひ街の屋根やさん熊本店にご相談ください。
「立ち座りが大変になってきた」「ソファを置いてくつろぎたい」「掃除をしやすくしたい」といったお悩みは、床のリフォームで解決できます。
お客様のご要望をお聞きし、最適なリフォームプランをご提案させていただきます。
現地調査・お見積りは無料で行っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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