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横浜市港南区にてルーフバルコニーに通気緩衝工法を用いた防水工事を施工しました
【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
約15年前に防水工事を行って以降、メンテナンスをされていなかったとのことで、今回、工事のご依頼頂きました。
現地調査へ伺うと、既存の防水膜は剥離しており、コンクリートが露出している状態でした。
内部には湿気が溜まっており、従来のウレタン塗膜密着工法では、施工自体は可能であっても、塗膜の浮きが早期に発生する恐れがあります。
そのため工事では、ウレタン塗膜防水の絶縁工法である「通気緩衝工法」を採用し、施工を行いました。
約15年前に防水工事を行って以降、メンテナンスをされていなかったとのことで、今回、工事のご依頼頂きました。
現地調査へ伺うと、既存の防水膜は剥離しており、コンクリートが露出している状態でした。
内部には湿気が溜まっており、従来のウレタン塗膜密着工法では、施工自体は可能であっても、塗膜の浮きが早期に発生する恐れがあります。
そのため工事では、ウレタン塗膜防水の絶縁工法である「通気緩衝工法」を採用し、施工を行いました。

担当:高田
ビフォーアフター
基本情報

- 施工内容:防水工事
- 施工期間:5日間
- 築年数:築38年
まずは、ルーフバルコニーの点検を行います。
ルーフバルコニーとは、下の階の屋根部分を活用したバルコニーのことです。
こちらは屋根のように勾配が設けられており、床面に落ちた雨水を軒樋で受ける構造となっていました。
床表面はネズミ色と黒色が混在している状態でした。
ネズミ色の部分は既存の防水膜で、黒色の部分は露出したコンクリートです。
表面が乾燥して荒れており、一部に剥がれも見受けられました。
そこで、通気緩衝シートを用いて既存の床面と新しい防水膜を隔てるウレタン防水工事を行います。
今回のルーフバルコニーは、建物外周の約半分に沿って設けられており、裏側まで続いていました。
まず表面を高圧洗浄し、付着した汚れや油分を除去します。
その後、十分に乾燥させたうえで、通気緩衝シートを張っていきます。
端部や立上り部分には
シーリングを施し、シートの継ぎ目は専用のジョイントテープで固定します。
次に、主材と硬化剤の分量を正確に計量し「主材・硬化剤」の順で投入したうえで、ムラが出ないよう十分に撹拌します。
この工程は、ウレタン防水の仕上がりと耐久性を左右する重要な作業です。
撹拌したウレタンを床面に丁寧に流し込みます。
硬化剤が配合されているため、固まる前にコテやヘラ、ローラーを使用し、厚みや表面が均一になるよう仕上げていきます。
まだ硬化前の状態ではありますが、すでに十分な艶が確認できました。
以前と比べると、表面に潤いが戻ったことが分かる仕上がりです。
塗装は、一層目が乾燥した後、二層目を重ねていきます。
一層目から二層目までは、原則として一日を空けますが、特に冬場は乾燥が大幅に遅くなるため、中一日では不十分となる場合もあります。
そのため、二層目を施工する際には、乾燥状態の確認を必ず行います。
こちらは脱気盤です。
既存の床面に残っている湿気や、防水層との間に生じる蒸気を、脱気盤を通して外へ逃がします。
脱気盤を設置することで、施工後に起こりやすい防水層の浮きや剥離を防ぐことができます。
仕上げとしてトップコートを塗布します。
ウレタンは防水性に優れている一方で紫外線に弱いため、保護は欠かせません。
以上で、工事は完了です。
通気緩衝工法を用いた防水工事が無事に完工しました。
工事の前後で、かなり外観が変わっているのがわかります。
今回は、塗料材にトップコートを採用しました。
トップコートは、ウレタンの防水層を紫外線などの外的要因から守る役割を持っています。
弊社では、無料の「点検調査・見積もり」を承っていますので、お悩みの際はお気軽にご相談いただければと思います。
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