ガルテクトカバー工法の施工前準備！清掃・下地調整・棟撤去が超重要

まいど！街の屋根やさん京都南店です！
伏見区で進めている「カラーベスト → ガルテクト」屋根リフォームシリーズの 第3回 です。

今回は、

✔ カバー工法の品質を決める「準備作業」

について、しっかり紹介していきます。

■ カバー工法は“準備が7割”

屋根工事は、仕上げ材を葺くよりも 下準備のほうが重要 です。

ガルテクトを美しく、そして長持ちさせるために
以下の工程を丁寧に進めていきました👇

■ STEP1：屋根全体の清掃

まずは既存のカラーベスト屋根をしっかり清掃。

• 落ち葉

• 砂ほこり

• 苔（コケ）

• 浮いた破片

これらが残ったままだと、ルーフィングが密着せず、
後の防水性能に影響してしまいます。

職人が屋根全体を確認しながら、
小さなゴミも取り除いていきました。

■ STEP2：下地の固定（浮きの補修）

劣化したカラーベストは
“反り・浮き” が発生していることが多く、

今回の現場でも一部が浮いていました。

浮いている部分は

• ビス固定

• 釘打ち直し
  でしっかり押さえ、
  新しい防水シートが波打たないよう調整 します。

■ STEP3：棟板金と貫板の撤去

カバー工法では“屋根のてっぺん（棟）”の板金を撤去します。

棟部分は雨水・風が最も集まる場所なので、
撤去しながら既存の状態をチェック。

✔ 貫板（ぬきいた）の腐食

✔ 釘の浮き

✔ 下地の歪み

今回の伏見区の現場では、
貫板が劣化していたため、新しい木材に交換予定です。

■ STEP4：屋根表面の最終チェック

清掃・固定・撤去が終わったら、
仕上げに向けて屋根の状態をもう一度見直します。

ここで

• 不陸（段差）

• ビスの締め忘れ

• 浮きの再発
  などをチェックし、細部まで丁寧に整えました。

■ まとめ：準備作業こそ“職人の腕”が出る部分

この工程が適当だと…

• ルーフィングが浮く

• ガルテクトの仕上げが歪む

• 早期の雨漏りに直結

と、トラブルの原因になります。

だからこそ街の屋根やさん京都南店は、
見えない部分の丁寧さを何より大切にしています。

👉 次回予告【第4回】