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下松市で瓦屋根の隅棟取り直し工事!丸伏せ工法で雨漏り対策
更新日:2025年11月29日
こんにちは。街の屋根やさん周南店です。
今回は下松市にお住まいのお客様から瓦屋根の隅棟工事のご依頼をいただき、棟瓦の取り直し工事を実施いたしましたので、その様子をご紹介いたします。
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お客様のお宅を訪問して屋根の状態を確認したところ、瓦屋根の隅棟部分に経年劣化による深刻な問題が見られました。
隅棟とは、屋根の四隅に設置される傾斜のある棟のことで、寄棟屋根や入母屋屋根などに見られる構造部分です。
大棟が水平方向に設置されるのに対し、隅棟は屋根の隅から斜めに下がる形で設置され、屋根の形状を美しく保つとともに、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を担っています。
今回のケースでは、既存の隅棟の漆喰が経年劣化によって剥がれ落ちており、内部の葺き土が露出している状態でした。
漆喰は棟瓦を固定し、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を果たしているため、この状態を放置すると雨漏りのリスクが高まります。
工事を開始するにあたり、まず既存の棟瓦を慎重に撤去する作業から始めました。
棟瓦を取り外した後の下地の状態を確認したところ、劣化が進んでいました。
ルーフィング(防水紙)が経年劣化によってボロボロになっており、防水機能がほとんど失われている状態でした。
ルーフィングは屋根の下葺き材として、瓦の下に敷設される防水シートのことです。
万が一、瓦の隙間から雨水が浸入した場合でも、このルーフィングが最後の砦となって建物内部への水の浸入を防ぎます。
しかし、今回のように長年の温度変化、湿気の影響を受けて劣化してしまうと、その機能を十分に発揮できなくなります。
このまま棟瓦を積み直しても雨漏りのリスクが残るため、ルーフィングの交換が必須であると判断いたしました。
ルーフィングを適切に敷設することで、長期にわたって雨水の浸入を防ぎ、建物を守ることができます。
棟金具を設置し、そこに垂木を取り付けました。
垂木の取り付けが完了した後、南蛮漆喰を盛って土台を形成しました。
南蛮漆喰とは、改良型の漆喰で、従来の漆喰よりも防水性能が高く、ひび割れにも強いという特徴があります。
この南蛮漆喰を適切な形に整えることで、棟瓦を安定して設置するための土台が完成します。
今回の工事では「丸伏せ工法」という施工方法を採用しました。
丸伏せ工法とは、のし瓦を何段も積み重ねる従来の工法とは異なり、のし瓦を省略して七寸丸瓦を直接かぶせる工法のことです。
この工法にはいくつかの大きなメリットがあります。
まず第一に、棟の重量を軽減できることです。
従来の工法ではのし瓦を複数段積み重ねるため、棟全体の重量がかなり重くなります。
これに対し、丸伏せ工法ではのし瓦を使用しないため、棟の重量を大幅に軽減できます。屋根の重量が軽くなることで建物への負担が減り、耐震性の向上にもつながります。
第二に、施工期間の短縮とコストの削減が可能になることです。
のし瓦を何段も積む作業は時間と手間がかかりますが、丸伏せ工法ではその工程を省略できるため、工事期間を短縮でき、それに伴って工事費用も抑えることができます。
丸伏せ工法によって施工された隅棟は、すっきりとした美しい仕上がりとなりました。
七寸丸瓦がしっかりと固定され、南蛮漆喰によって防水性も確保されています。
棟金具と垂木による堅固な下地構造により、台風などの強風にも十分耐えられる強度を実現しています。
漆喰の劣化を放置すると、棟瓦のズレや脱落、雨水の浸入による雨漏り、さらには建物内部の腐朽など、深刻な被害につながる可能性があります。
早期に発見して適切な補修を行うことで、大規模な工事を避けることができ、結果的に費用も抑えることができます。
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漆喰の詳細は?
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傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
定期的に屋根の点検をしてメンテナンスをすることで、屋根そのものの寿命を延ばすことができます。
雨漏りなどの大きなトラブルを未然に防ぐためにも、定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。
下松市で屋根の点検・メンテナンスをご検討される際には、街の屋根やさん周南店までお気軽にお問い合わせください
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・2級建築士 ・建築施工管理技士2級 ・外壁診断士
・一般建築物石綿含有建材調査者 ・石綿作業主任者
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