防水紙をしっかり敷き詰めた後は、いよいよ仕上げの金属屋根材、ガルバリウム鋼板(ガルバ)を葺いていきます。
ガルバは現在、住宅用の薄型屋根材の中でも最強クラスの耐久性を誇る素材です。
ガルバリウム鋼板は現代一番耐久性が高く!外壁や屋根材なのに使われることが多く!
弊社もかなり使います!
ガルバリウム鋼板は鋼板の表面を「アルミ・亜鉛・シリコン」などの合金で覆っており、
このメッキ層が通常のトタンとは比べ物にならないほど強力です。
40年前のトタン!⇒ 耐久性10年以上
ガルバリウム鋼板!⇒ 耐久性20年~30年以上
と言われています。特にトタンは錆が広がりやすく!色褪せしやすい!ガルバは錆が広がりにくく!色褪せしにくい!
表面側もトタンと比べてかなり耐久性が高い商品になります。
軽量で瓦の10/1の軽さと言われています!かつガルバは断熱性も少し入っています!
築40年~50年以上のお住まいの場合、上に重い材料を乗せるのは非常に危険ですが、
ガルバは 軽さ × 強度のバランスが最高です。庇のような細い桁・垂木でも安心して施工できます
・作業に戻ります!
この工程は、屋根の仕上がりと耐久性を左右する 最も重要な雨仕舞い作業です
1枚目からズレると、すべての板が曲がってしまうため基準の1枚目をミリ単位で調整が肝心!
見た目が美しいだけでなく、板金の動きを安定させるため、一列にそろえたビス打ちが必須
左の写真の屋根と外壁の接点(取り合い)は、雨漏りが最も発生しやすい場所。
ここをどう納めるかで、屋根の寿命が5年〜10年変わると言われるほど重要です。
①壁側に高めに立ち上げを確保
→ 水が逆流しない
②専用の「雨押え板金」を上からかぶせる
→ 壁側への雨の浸入を完全にブロック
③ビス固定+シーリングで二重の防水処理
→ 長期間の耐久性を確保
という、雨漏り診断士として絶対に妥協しない納まりで仕上げています。
④コーキング仕舞!(かなり重要)
ここで肝心がご説明雨水が侵入しない場所はコーキングは必要ありませんが!
雨に当たる場所はビス周りもきちんと弊社はコーキングを行います!
このビス周りはきちんとコーキングを行いますが、コーキングを行わない業者がかなりいます!
コーキングを言う簡単な作業を行えない業者もいます!
一つの作業で雨漏りの原因になります。コーキングを最後に行い!工事は完了になります。
今回の現場の腐食した玄関庇は、鉄板の腐食や雨漏りによる下地の傷みや軒天井の落下リスク
など、長年の劣化が重なって危険な状態でした。
しかし、今回の施工で下地の補強 → 改質アスファルトルーフィング → ガルバリウム鋼板
という正しい順番で施工することで、「見た目」だけでなく「強さと耐久性」「防水対策」を兼ね備えた庇へと生まれ変わります。
玄関庇は小さい屋根ですが、実は家の中で 雨漏りや腐食が起きやすい“要注意ポイントです。
だからこそ、今回のような 下地からの復旧工事は本当に大切で、心からおすすめできる施工 です。
「庇がたわんでいる」「サビが気になる」少しでも気になる症状があれば、早めにご相談ください。
早期対応するだけで、工事費も被害も大きく抑えられます!
あまりにも放置している場合はこれからよりひどい状態になりますよ!
ですので今回の現場のように同じ現状が同じな状態になりますがその場合は即弊社にお問い合わせお願いします。