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【堺市美原区】築古連棟住宅で波板破損・軒天めくれ|金属屋根・鼻隠しからの雨水浸入が原因に
更新日:2025年11月4日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
堺市美原区にある築55年の連棟住宅にて
「ベランダの波板が壊れて洗濯物が干せない、玄関の軒天がめくれている」とご相談をいただき、現地調査を行いました。
築古の連棟住宅では、外装材の経年劣化や雨水の影響による不具合が多く見られます。
特に軒天の劣化は見た目だけでなく、雨漏りや木部腐食など建物内部に関わる重大な症状につながることもあります。
今回は波板の破損とあわせて、軒天がめくれてしまった原因を詳しくご紹介します。
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お客様は4棟続きの連棟住宅のうち2軒を所有されており、今回2軒とも調査のご依頼をいただきました。
数枚の波板が過去の台風で飛散し、雨の日は洗濯物が干せないとお困りでした。
波板は
紫外線や風雨の影響で次第に脆くなり、およそ10〜15年ほどで交換時期を迎える建材です。
部分的な修理も可能ですが、他の箇所がすぐに破損することが多く、全面交換の方が長持ちで結果的に経済的です。
今回は
耐久性と透明度に優れたポリカーボネート製波板への全面交換をご提案しました。
▶ベランダ・バルコニー屋根の補修・修理にかかる費用は?防水工事もお任せください
次に玄関ポーチ①の屋根部分を確認すると、
軒天のピーリング材が大きくめくれているのが確認できました。
軒天材として使用されていたピーリング材とは薄い合板に木目調の化粧板を貼り付けた建材で、天然木のような質感を出せるため、昭和~平成初期の住宅で多く使われていました。
見た目は美しいのですが、実は湿気や紫外線に弱いという弱点があります。
長年の湿気や日光により接着剤が劣化すると表面の化粧板が剥がれたり、めくれ上がるなどの損傷が起こりやすいのです。
今回の軒天もまさにその状態で、所々で剥がれや膨らみが見られました。
放置すると剥がれた部分から雨水や湿気が内部に浸入し、木部の腐食を早めてしまいます。
玄関ポーチの屋根を確認したところ
金属屋根全体に錆びが発生しており、
板金の継ぎ目から雨水が内部に浸入していると見られました。
この雨水が軒天裏を伝い、ピーリング材の内部に溜まったことで接着面を弱らせ、めくれが発生したと思われます。
金属屋根は軽量で丈夫ですが、
錆びを放置すると腐食が進んでいずれ穴あきや雨漏りに発展するリスクがあります。
さらにこちらの玄関ポーチはめくれた軒天のすぐ近くに照明器具が設置されていたため、内部に水分が入り込むと漏電や感電事故につながる危険性もありました。
特に古い住宅では配線が露出していることも多く、水が電気系統に触れるとショートを起こし、最悪の場合は火災に発展することもあります。
こういった点からも軒天のめくれは単なる見た目の問題ではなく、安全面にも関わる症状といえます。
隣家の玄関ポーチも確認したところ、軒天に使用されている材料は同じピーリング材で
軒先部分が一部めくれている状態でした。
めくれた箇所近くを確認すると
鼻隠しの木材が腐食しており、ここから雨水が浸入して軒天が傷んだと考えられます。
本来であれば鼻隠しを一度撤去して腐食部分を補修し、防腐・防水処理を施したうえで軒天材を新しく張り替えるのが理想的です。
表面のめくれだけを直しても内部の腐食を放置すれば再発する可能性が高く、根本的な修繕が重要です。
▶屋根のプロが教える!破風板・鼻隠し・ケラバの役割と修理・補修方法
2軒の現地調査が完了し、下記の工事のご提案を行いました。
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)は防火性・耐湿性に優れた建材で、ピーリング材の代替として最適です。
金属屋根には錆び止め塗装を施すことで腐食の進行を抑え、再発防止につながる施工内容となります。
軒天の剥がれや膨らみは外観の問題だけでなく、雨漏りや内部腐食・漏電などのリスクを知らせる「初期サイン」でもあります。
外から見えていても内部の状態までは分かりにくく、気づいたときには下地が腐っているケースも見られます。
小さなめくれでも早めに補修を行うことで、結果的に費用を抑えられるケースも多くあります。
当店では無料点検・お見積りを実施中です。
「軒天がめくれている」「波板が割れている」「錆びが気になる」など、小さなことでもお気軽にご相談ください!
放置するとそこから雨水や湿気が入り込み、下地木材の腐食・カビの発生・さらにシロアリ被害を招くおそれがあります。照明器具が近い場合は漏電や感電の危険もあり、早めの補修が必要です。
ピーリング材は木目調の化粧板を合板に貼ったもので、見た目は自然ですが湿気や紫外線に弱い素材です。一方ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)は防火性・耐湿性に優れており、長持ちするため現在の住宅では主流の軒天材となっています。
軒天表面だけを補修することも可能ですが、内部の下地や鼻隠しが腐食している場合は再発の可能性があります。症状が出ている部分だけでなく、原因となる雨水の浸入口を特定して根本的な補修を行うことが大切です。
街の屋根やさん堺店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
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