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可児市で訪問販売がきっかけに屋根点検!草が生えた隅棟にドローンで迫る現地調査
更新日:2025年10月20日
訪問販売のあとに気になる屋根…ドローンで見えてきた本当の状態とは?
「訪問販売の人が来て、屋根が傷んでるって言われたんだけど本当なのかな?
一度プロに見てもらいたい」
そんなお声からご依頼いただいた、可児市・築43年のお宅での現地調査です。
今回はドローンを使って屋根全体を調査しました。
ドローン点検のメリットは、職人が屋根にのぼらずに安全・正確に状態を把握できること。
高所や足場が必要な場所も撮影できるので、写真や動画を見ながら
お客様にもわかりやすくご説明できます。
調査の結果、まず気になったのが隅棟(すみむね:屋根の角の部分)に草が生えていたこと。
「屋根の上に草!?」と驚かれる方も多いですが、
実はこれは内部の漆喰(しっくい:屋根材を固定・防水する素材)が劣化して
隙間ができたサインなんです。
そこにホコリや土、種が入り込み、時間の経過とともに植物が育ってしまうことがあります。
根が棟瓦の間に入り込むと、瓦を持ち上げたり、雨水の通り道を変えてしまうなど、
放置するとさらに悪化してしまう可能性も。
また、いくつかの箇所で棟(むね)のズレも確認できました。
これは、地震や台風などの自然の揺れ・風の影響で少しずつズレてしまったり、
棟を支える土台部分が劣化して固定力が落ちていることが原因と考えられます。
棟や瓦がズレると、雨水の侵入や瓦落下のリスクが高まります。
築40年以上経過した屋根では、このような症状が見られることが多くなります。
調査中に、雨樋(あまどい)にもゆがみが見られました。
樋がゆがむ原因としては、長年のゴミや落ち葉の詰まり・雪の重み・固定金具の劣化などがあります。
樋の形が歪むと水の流れが悪くなり、雨水が外壁や基礎へ直接あたって
外壁の劣化やコケの発生につながることもあります。
「とりあえず、いろんなパターンの見積もりが見たい」とのご希望をいただき、
今回は下記の
4パターンでご提案しました。
① 葺き替え工事
既存の瓦をすべて撤去し、新しい屋根材へ交換。
防水シートや下地も新しくなるため、屋根全体が新品状態になります。
② ふき直し工事
今ある瓦を一度取り外し、下地を補修してから再利用する工事です。
瓦の状態が良ければ、コストを抑えつつメンテナンスが可能です。
③ 棟の積み替え工事
傷んだ棟部分を解体し、新しい漆喰と固定材でしっかり再施工。
隅棟の草やズレの症状にぴったりの対処法です。
④ 樋(とい)交換
雨水をスムーズに流すために、歪みや詰まりがある樋を交換。
外壁の汚れや水漏れの予防にもつながります。
築43年。
大きな不具合がなかったお宅でも、屋根材や下地の寿命は確実に近づいてきています。
「まだ大丈夫」と思って放置してしまうと、
気づいた時には室内まで雨漏りが進行していることも少なくありません。
今回のように訪問販売がきっかけでも、
「念のため見ておこう」と行動するのは、とても大事なことです。
今回は、可児市での現地調査の様子をご紹介しました。
屋根の劣化は少しずつ進行していくため、早めの点検がとても大切です。
ドローンなら屋根にのぼらなくても、映像で「見て納得」できる点検が可能です。
複数の提案を比較して、
「自分にとってベストな工事方法」を選びたい方も、まずはお気軽にご相談ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-kani@narita-yane.com
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