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松本市梓川|ショッピングセンターの折板屋根塗装!寒冷地仕様の塗料でツヤと防錆を両立
更新日:2025年10月21日
松本市梓川のショッピングセンター様から「屋根の色あせとサビが目立ってきた」とご相談をいただきました。
来店されるお客様が最初に目にするのは、実は建物の“屋根の印象”。
長年、雨風や紫外線にさらされてきた金属屋根は、見た目の老朽化だけでなく防錆力(ぼうせいりょく)の低下による雨漏りリスクもあります。
今回の現場は広さ約2,000㎡。お店の営業を続けながら作業を行うため、安全対策や作業時間の調整など、慎重な段取りが求められました。
早朝からの高圧洗浄や飛散防止シートの設置、そして折板屋根特有の“谷部(たにぶ)”のサビ処理など、職人たちが一つ一つ丁寧に取り組みました。
この記事では、「折板屋根とは?」という基本知識から、塗装の全工程、そして完成後の美しい仕上がりまでを、現場スタッフの視点でわかりやすくご紹介します。
「屋根塗装ってどんな作業なの?」という方にも、現場の空気が伝わるような内容です。
屋根のサビや色あせが進行し、特に南側では白化現象(チョーキング)が顕著でした。
店舗オープン当初から一度も塗り替えをしていなかったとのことで、表面の塗膜はところどころ剥がれ、鉄部の素地が見えている箇所もありました。
見た目の印象はもちろん、雨漏り防止の観点からも早急なメンテナンスが必要な状態でした。
施設の運営会社様からは「営業を止めずに作業してほしい」とのご要望もあり、私たちは営業時間前の時間帯を中心に作業計画を立てました。
「折板屋根(せっぱんやね)」とは、薄い金属板を波形や山形に折り曲げて強度を持たせた屋根材です。
主に工場・倉庫・大型店舗などで使用され、軽量ながらも積雪や風圧に強いのが特徴。
一方で、金属のためサビが発生しやすく、特に折り目部分(谷部)に水が溜まりやすい構造です。
そのため10~15年に一度の塗装メンテナンスが推奨されています。
今回のような大面積屋根では、「どれだけ下地を丁寧に整えるか」が仕上がりと耐久性を左右します。
開店前の午前6時過ぎ、まだ日が昇って間もない時間から作業スタート。
屋根の汚れ・ホコリ・旧塗膜・コケなどを
150kg/㎠の水圧で一気に洗い流します。
店舗の水道が遠く、ホースを何本も連結しながら水源を確保。
飛散防止シートを設置し、駐車場の車や歩行者に水がかからないよう徹底しました。
この作業を怠ると新しい塗料が密着しないため、実は塗装全体の「最重要ステップ」といえる工程です。
洗浄後に乾燥を待ち、続いて
ケレン(下地研磨)を行います。
ケレンとは、サビや古い塗膜を落とし、塗料を密着させるための研磨作業のこと。
ワイヤーブラシやサンドペーパーで、細部まで手作業で磨き上げます。
このとき、ボルトまわりや屋根の谷部分などサビの出やすい箇所は入念に処理。
ケレンの丁寧さが、塗装の寿命を2倍にも左右すると言われています。
まずは「ダメ込み」と呼ばれるハケ塗りで細部を丁寧に塗装。
ボルト・重なり部・端部などローラーが届きにくい箇所を先に仕上げます。
その後、広い面をローラーでムラなく塗り上げていきます。
下塗り材には**関西ペイント「ザウルスEX2」**を使用。
強力な防錆性能と密着力を兼ね備え、特に寒冷地での結露・凍結に強いのが特長です。
ここでしっかりと下地を守ることで、後の塗膜の“のり”が格段に良くなります。
中塗りと上塗りには**関西ペイント「スーパーシリコンルーフハイブリッドシステム」**を採用。
この塗料は、長野県のような気温差が大きい地域でも硬化しやすい“低温型”仕様。
真冬でも安定した塗膜形成が可能で、紫外線による退色にも強いです。
中塗りでは、塗膜の厚みを均一にしながら、全体にツヤが出始めていく様子が見られました。
職人たちが一筆一筆確認しながら塗る姿は、まるで工芸職人のようです。
最終仕上げとなる上塗りでは、中塗りと同じ塗料を重ねて耐久層を強化。
塗り重ねによって光沢が増し、表面が鏡のように輝く美しい仕上がりになりました。
広さ約2,000㎡という規模にもかかわらず、塗りムラや艶のバラつきはゼロ。
「開店前に終える」という制約の中でも、職人チームの息の合った作業で無事完工。
新しく生まれ変わった屋根が朝日に照らされる光景は、まさに努力の結晶でした。
折板屋根の塗装は、見た目を美しくするだけでなく建物の寿命を延ばす大切なメンテナンスです。
特に寒暖差の激しい長野県では、下地処理の丁寧さと塗料の選定が最大のポイント。
今回の施工では、関西ペイント製の高耐久塗料と、職人の技術がしっかり噛み合い、美観・耐久性ともに理想的な結果となりました。
屋根は普段見えない場所だからこそ、気付かぬうちに劣化が進みます。
「そろそろ塗り替え時期かな?」と感じたら、早めの点検がおすすめです。
「営業中の工事でお客様への影響が心配でしたが、朝早くから丁寧に対応してくださり安心でした。
仕上がりもツヤツヤで、新築のような印象になりました。ありがとうございました。」
担当者より
「寒冷地では夜露や凍結で塗装時期が限られるため、今回は天候を見ながら慎重に進めました。
安全管理・品質・スケジュールすべてを両立できた現場です。
施設を訪れる方々に“気持ちの良い印象”を与えられたことをうれしく思います。」
松本市梓川は、北アルプスの絶景と清流に囲まれた地域で、観光と生活のバランスが取れた人気エリア。
地元スーパー「アルピア梓川」や「アカデミア館」など、地域住民が集う場所も多く、自然と文化が調和しています。
春には桜並木、夏は川遊び、秋は紅葉ドライブ、冬は雪景色と四季折々の表情を楽しめるのも魅力です。
私たち街の屋根やさん松本諏訪平店は、そんな地域の建物を“陰から支える存在”として、これからも安全で美しい街づくりに貢献してまいります。
屋根のサビ・色あせ・塗膜の剥がれが気になったら、
👉 【街の屋根やさん松本諏訪平店】に無料点検をご依頼ください!
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
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