「屋根がもうボロボロで雨漏りも…」そんな不安から始まったご相談

「築年数も経ってるし、屋根がだいぶ痛んできた感じがして…」
「ついに雨漏りも始まっちゃって、これはもう限界かなと思って連絡しました」

今回は可児市久々利のお客様から、そんな真剣なお声をいただき、さっそくドローンによる現地調査を実施しました。

塗装の剥がれは、屋根からの“SOS”

屋根の塗装は、単なる見た目の話ではなく、雨水をはじくための大事なバリアです。
この塗膜が剥がれてしまうと、屋根材が直接水を吸いやすくなり、やがてひび割れ・反り・腐食へと進行してしまいます。

今回の屋根も、そうしたダメージが少しずつ蓄積されていたようで、
「塗装の剥がれ」と「屋根全体の弱り」がリンクしている典型的なパターンでした。


さらに問題なのが雨漏り。
これは屋根の下にある防水シートや木材が、すでに傷んでいる可能性が高く、
応急処置ではすぐ再発してしまうリスクがあります。

見えない場所だからこそ「限界」になる前に

屋根は、日々の暮らしの中ではなかなか気づけない場所です。
でも、ちょっとしたサイン（雨音が気になる、天井にシミが出てきたなど）を見逃してしまうと、
下地の木材までダメになって、補修費用が一気にふくらむことも珍しくありません。

お客様も「しっかり直したい」という強いお気持ちを持っていらっしゃったので、
今後のライフプランや建物の状態もふまえて、2つの選択肢をご提案しました。

ご提案｜カバー工法 or 瓦葺き替え、それぞれの特徴は？

■カバー工法（重ね葺き）とは
今ある屋根材を撤去せず、その上から防水シート＋新しい屋根材をかぶせる方法です。
メリットは解体工事が少なくて済むため、コストや工期を抑えられること。
金属系の軽量屋根材を使えば、建物への負担も最小限です。

■瓦への葺き替えとは
今ある屋根材をすべて撤去し、下地から新しい瓦屋根へリニューアルする方法。
こちらの利点は、耐久性の高さと重厚感ある仕上がり。
将来的なメンテナンス頻度も少なく、見た目にも風格が出ます。

どちらもメリットがある工法ですが、お家の構造や今後の住まい方によって向き・不向きがあるため、
それぞれの違いを丁寧に説明しながら、お客様と一緒に最適な選択を考えました。

「とにかく不安で…」そんなお気持ちに寄り添いたい

屋根のことって、やっぱり「よく分からないし、後回しにしてしまいがち」という方が多いです。
でも実際には、放っておくことで雨漏りや内部の腐食が広がってしまい、
結果的に時間も費用ももっとかかってしまうケースが少なくありません。

今回のお客様のように「早めに相談してよかった」と思っていただけるよう、
私たちは調査のときからできるだけわかりやすく、丁寧にご説明することを大切にしています。

もし今、
・屋根の見た目が気になる
・雨漏りが心配になってきた
・築年数的にそろそろ…？と思っている

そんなことがひとつでも思い当たるなら、まずは調査だけでも大丈夫です。

「まだ間に合ううちに手を打つ」ことが、家を守る一番の近道です。
お電話・LINE・お問い合わせフォーム、どれでもお気軽にご連絡ください。