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広島市東区、築35年の屋上を再防水|塩ビシート防水(IH工法)について解説!
更新日:2025年10月20日
電磁誘導加熱(IH)を利用して金属ディスクと塩ビシートを溶着する工法です。 機械的固定と密着の両方のメリットを持ち、下地を傷めずに長期間の防水性能を確保できるのが特徴です。
まず下地全体に
「絶縁シート」を敷き込みます。
これは、
既存の下地や金属部分と塩ビシートが直接接触しないようにするためのもので、
防水層を湿気やアルカリの影響から保護する役割を果たします。
シートはシワや浮きがないよう丁寧に貼り込み、後の塩ビシートが安定して密着できる下地を整えます。
次に、立上り部や手すりの基礎部分などに
「FLプレート(固定金具)」を取付けます。
これは、
塩ビシートの端部をしっかり押さえるための金具で、
風によるめくれや剥がれを防ぐ重要な役割を担います。
ドリルで下地に穴を開け、アンカーでしっかりと固定していきます。
手すりの支柱まわりなど、形状が複雑な箇所も一つずつ丁寧に施工しました。
続いて、塩ビシートを固定するための
「IHディスク」を取付けます。
IHディスクは、
シートをしっかり押さえるための丸い金属の部品で、後の工程で専用の機械を使って熱を加え、
シートと一体化させる役割があります。
屋上全体にディスクを取り付ける位置をあらかじめ印をつけ(墨出し)、
バランスよく配置していきます。
その後、ドリルで下地に穴を開け、
専用のビスでディスクを固定します。
締め付けすぎると下地を傷めることがあるため、力加減にも注意しながら、一つずつ確実に取り付けていきます。
すべてのディスクを設置した後は、位置や間隔にズレがないかを確認します。
この作業を丁寧に行うことで、後に施工する塩ビシートが均一に固定され、長期間安定した防水性能を保てるようになります。
接着剤を全面に使わずに防水シートを固定できるため、
・シートの膨れが起きにくい
・下地を傷めにくい
・将来的なメンテナンスも容易
といったメリットがあります。
また、今回のような陸屋根(平らな屋根)は傾斜が少なく、雨水が流れにくいため、防水層の“浮き”や“めくれ”を防ぐことが何より大切です。
続きの工程、順次更新していきます(^^)/
防水層の劣化や雨漏りでお困りの方は、ぜひ一度無料点検をご利用ください。
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