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小山市で雨漏り発生!一年前に塗装したのに直らない理由は防水紙でした
更新日:2025年9月11日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
今回ご紹介するのは、小山市のお客様からいただいたある切実なご相談です。
「一年ほど前に屋根の塗装をしたばかりなのに、最近また雨漏りしてしまった。どうして直らないの?」
せっかく費用と時間をかけて工事をしたのに、すぐ再発してしまったなんて・・・ショックですよね(>_<)
『屋根塗装を行ったのに、雨漏りが再発してしまった』
実はこういったご相談はけっして少なくないのです。
今回、私たちはその原因を調査いたしました୧(⑉•̀ㅁ•́⑉)૭✧
小山市のお客様宅にお邪魔させていただき、室内の雨漏り状況を確認していきましょう。
雨漏りしているのは、2階和室押入れの
天袋(てんぶくろ)です。
天井板や壁に大きな雨染みが広がり、過去にも繰り返し水が浸入していたことが伺えます。
幸い天袋天井が開く状態だったので、ここから屋根裏まで入ることができました!
業務用ライトで照らしてみると、屋根裏には広範囲に渡って雨漏り跡がありました(゚д゚lll)
これが雨漏りの怖い所で、
天井材に雨染みが出た時点で天井裏ではそれ以上の雨漏りが発生しています。
屋根の裏側にあたる
野地板(屋根材の下にある木製下地材)には黒ずみや濡れ跡があり、雨水が侵入している様子が見て取れます。
一部はカビも発生して白っぽくなっていますね(>_<。)
お客様は「屋根を塗り直して、治まったと思ってたのに・・・」と悲しそうなご様子です(´;︵;`)
ここで知っていただきたいのが「塗装と雨漏り修理の違い」です。
お住まいの屋根はおよそ10~15年ごとに塗装工事が必要とされています。
定期的な塗り替えは美観を保つだけでなく、雨漏りを「予防」するためでもあります。
しかし塗装とは建物を長持ちさせるための
「メンテナンス工事」であり、実際に起きてしまった雨漏りを修理する
「補修工事」とは異なるものです。
すでに雨漏りしている屋根は、塗装工事だけでは根本の原因を解決することができないのです。
「塗装がダメなら、屋根を取り替えれば雨漏りは止まるの?」と思われるかもしれませんが、実はそうとは限りません。
お住まいの屋根は、屋根材だけで雨水を防いでいるわけではなく、実際には屋根材の下に敷かれた
防水紙(ルーフィング)が
『二次防水』として重要な役割を果たしているのです。
防水紙(ルーフィング)とは、屋根材の下に敷くシート状の防水材を指します。屋根に降った雨が屋根材の隙間から入り込んでも、防水紙が下地や室内への浸入を防ぐ二次防水の役割を果たします。
この防水紙が劣化してしまうと、屋根材が綺麗に見えても雨漏りが発生してしまうことがあります(·_·;
つまり雨漏りを直すには屋根だけを修理しても不十分で、防水紙と併せて対応することが最適な解決方法となるのです。
もちろん屋根材も大切ですが、もっと大切なのがこの防水紙です。
小山市お客様宅は、一年前に塗装したばかりの屋根は新しく、一見するととても綺麗で問題なさそうに見えました。
しかし雨漏り修理のプロの目は、表面の綺麗さだけでは判断しません。
私たちが
真っ先に気にするのは、屋根材の下に隠されている下地や防水紙の状態なのです。
おそらく一年前のメンテナンスの際には、防水紙の寿命・劣化を考慮することなく塗装工事を行ったのでしょう。
「屋根塗装をすれば雨漏りは直ります」と塗装を提案する塗装業者がいるという話をお客様から聞くこともあります。
屋根から雨漏りした際の最適な修理方法は、
屋根と防水紙をセットで修理することです。
皆様もぜひ、塗装と雨漏り補修工事とは全く別物ということを覚えておいてくださいね(`・ω・´)ゞ
小山市のお客様宅の屋根全景です。
セメント瓦は一年前に塗装されているため、見た目はとても綺麗ですね。
雨漏りしていた押入れ天袋の上に相当する瓦を剥がしてみたところ、思っていた通りその下の防水紙は破れてボロボロになっていました((((;゚Д゚))))
ここまで劣化してしまうと雨を防ぐ力はほとんどなく、
屋根材と屋根材の隙間から入った雨水が直接下地へ浸入してしまいます。
屋根表面を塗装したことにより運よく雨漏りも止まったけど、この劣化した防水紙では長くは持たずに再発してしまった・・・というのが実情だと思われます(·_·;
劣化した防水紙を部分的に新しいものに張り替える工事を行います。
既存の瓦を一度取り外して下地を整えた上で、
高耐久タイプのアスファルトルーフィングを敷設していきます。
アスファルトルーフィングは日本国内で最も広く使われている、アスファルトを含浸あるいはコーティングさせた防水紙です。
防水紙は
屋根の寿命を左右するほど大切な部分です。
最先端のルーフィングは耐用年数も長く、雨漏りリスクを大幅に減らすことができます(*゚▽゚*)
新しい防水紙を敷き詰めてしっかりとした二次防水層が完成しました。
この上に綺麗に掃除した既存の瓦を戻したら、防水性能が大きく向上した屋根の完成です(o^^o)♪
雨漏りを直すためには、雨漏りの発生原因と正しい補修方法を知っておくことが大切です。
屋根工事専門店として数多くの雨漏り現場を見てきましたが、ほとんどのケースで原因は「屋根材の下」にありました。
屋根材そのものよりも、防水紙や下地こそが本当の防水の要なのです(๑•̀o•́๑)۶
お住まいの雨漏りにお悩みの方は、街の屋根やさん栃木小山店までお気軽にお問い合わせください。
表面だけではない、本当の原因をプロの目でしっかりとお調べいたします!
皆様もぜひ、当店の無料調査をご活用くださいね~( ´ ▽ ` )ノ
屋根工事は、私達にお任せください!現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
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