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伊賀市の2階建て住宅の外壁と屋根をチェック!ひび割れやコケを発見しました
更新日:2025年9月2日
こんにちは!街の屋根やさん伊賀・名張店です。
今回は、伊賀市の2階建て戸建て住宅にお住まいのN様邸へ、外壁と屋根の点検にお伺いしました。
N様からは「外壁の継ぎ目が反り返ってきて、隙間が目立ってきた」とのお電話をいただきました。
実は、以前弊社でリフォームをご依頼いただいたお客様・T様からのご紹介いただきました。
こうして信頼の輪がつながっていくことを、スタッフ一同とても嬉しく思います。
さっそく現地で点検を行った様子をご紹介します。
まずは問題となっている外壁を拝見しました。
ぱっと見ただけでは分かりにくいのですが、横から確認すると板が反り返り、継ぎ目に隙間ができているのがはっきり分かります。
N様邸の外壁は「窯業系(ようぎょうけい)サイディング」と呼ばれる建材です。
これはセメントと繊維質を主原料とする板材で、現在の戸建て住宅では非常によく使われています。
しかし窯業系サイディングは、
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雨水を吸収して乾燥
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日差しで膨張・収縮
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冬の冷え込みによる収縮
これらの繰り返しで少しずつ劣化し、反りや浮きが起こってしまうのです。
さらに問題だったのは、外壁の継ぎ目を埋めている「コーキング材」の劣化です。
コーキングは外壁と外壁の間を埋める重要な役割を担っていますが、耐用年数はおよそ10年前後になります。
N様邸でもひび割れや痩せ細りが見られ、隙間から雨水が浸入するリスクが高まっていました。
過去に部分的な補修をされた跡がありましたが、それから年月が経過し、再び劣化が進行していたのです。
このまま放置すると、内部の透湿防水シートを破り、雨漏りや下地木材の腐食につながる危険性があります。
続いて屋根の点検も行いました。
N様邸の屋根材は「スレート(カラーベスト・コロニアルとも呼ばれる)」でした。30年前ほどに流行したモダンな屋根材で、色やデザインが豊富なのが特徴です。
しかしスレートはセメントを主成分とするため、防水性能は表面の塗装に依存しています。点検の結果、以下の劣化が見られました。
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屋根表面にコケや汚れが付着
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塗装の剥がれやめくれが多数
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防水性の低下により雨水を吸収
塗装が剥がれると水はけが悪化し、さらにコケや藻が生えて劣化が進行します。築10年前後での塗り替えが推奨される理由がここにあります。
屋根の頂上部分「棟(むね)」も確認しました。
棟板金は屋根の合わせ目を覆う金属部材で、耐用年数は15年ほどです。
板金自体よりも、固定している釘や下地の木材の方が早く劣化するケースが多いのですが、N様邸でも釘が抜けかけている箇所を発見しました。
棟は風の影響を最も受けやすいため、釘が緩んだままでは台風などで板金が飛ばされる危険性があります。
こちらも早めの補修が必要な状態でした。
点検結果をN様に詳しくご報告し、ご相談を重ねた結果、以下のリフォームを行うこととなりました。
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外壁塗装工事(窯業系サイディングの保護)
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コーキングの打ち替え工事
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屋根塗装による防水性回復
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棟板金補修
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付帯部(ポスト・雨戸・波板など)の交換
今回のケースのように、外壁の反りやコーキングの劣化、屋根の塗装剥がれは、築10~15年を過ぎた戸建て住宅で多く見られる症状です。
早めの点検とメンテナンスが、住まいを長持ちさせる大きなポイントになります。
街の屋根やさん伊賀・名張店では、無料点検・診断を行い、お住まいの状態に合った最適なプランをご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。
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