福岡市南区｜雨漏りのご相談

お客様は、「部屋の天井にシミができて、壁紙にも雨染みが広がっている。
雨漏りしているようなので、一度見てほしい」という切実なお悩みで弊社にご連絡をいただきました。

室内の雨染みは、雨水が建物内部に浸入してから時間が経っており、すでに雨漏りが進行している深刻な状態です。このまま放置すれば、建物の下地材が腐食し、耐久性が大きく損なわれる危険性があります。

屋根調査の結果、判明した雨漏り原因

まず、お客様の不安を解消するため、雨漏り箇所の特定と応急処置として養生を行いました。その後、晴れた日を選んでドローンを使い、屋根全体の精密な調査を実施しました。

ドローンでの調査の結果、雨漏りの原因が特定できました。それは、スレート屋根に大きく入ったひび割れです。屋根材の板面自体に生じたこのひび割れから、雨水が直接下地に侵入している可能性が高いと判断しました。

また、過去に補修したと思われる古いコーキング材の劣化も確認できました。紫外線や経年劣化で硬くなり、ひび割れや剥がれが生じており、ここも雨水の新たな侵入経路となるリスクがありました。

部分補修で雨漏りを解決

今回の工事では、ひび割れの大きさや状態に応じて、コーキング補修と屋根材の差し替えという2つの方法を使い分け、雨漏りの原因を徹底的に取り除きました。

古いコーキング材と小さなひび割れの補修

まず、劣化していた古いコーキング材を全て撤去し、下地をきれいに清掃しました。
その後スレート屋根の小さなひび割れ部分にも耐久性の高い新しいコーキング材を充填して補修しました。
この作業により、雨水の侵入経路を確実に塞ぎました。

深刻なひび割れ箇所の差し替え工事

ひび割れの程度が大きく、劣化が深刻な箇所には、屋根材を新しいものに差し替える工事を実施しました。

✅差し替え工事の工程

①既存屋根の撤去
ひび割れのある屋根材を慎重に撤去します。この作業には、周囲の屋根材を傷つけないよう細心の注意が必要です。

②新しい屋根材の設置
撤去した屋根材の場所に、新しいスレート屋根材を差し込みます。既存の屋根材とぴったり合うようにサイズや形状を調整し、隙間ができないように設置します。

③コーキングによる固定と雨仕舞い
最後に差し替えた屋根材をコーキング材でしっかりと固定します。
これにより、屋根材のズレを防ぎ、雨水の侵入を二重で防ぐ「雨仕舞い」を確実に行います。

撤去した屋根材を見てみると、裏側までひび割れが貫通しており、ここから雨水が侵入していたことが明確にわかりました。

福岡市南区の雨漏り工事を終えて

今回は、福岡市南区にてスレート屋根の雨漏り工事を実施しました。
ドローンにて調査を実施すると、スレート屋根にはひびが入っていました。
ひびは裏側まで貫通しており、このひびから雨水が侵入していたようです。

台風などの強風によって飛んできたもので屋根材が割れることがあります。

定期的な点検を実施することで小さな補修で済むこともありますので、まずは無料の屋根調査をご利用ください。