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尾張旭市北山町で雨漏り調査|100年の歴史ある屋根に起きた瓦のズレとワイヤー切れとは?
更新日:2025年7月30日
雨漏りの原因は屋根の“年齢”だけじゃない?築100年の屋根をドローン調査しました
今回ご依頼をいただいたのは、尾張旭市北山町にお住まいのお客様。
「最近、雨が降るとどこからかポタポタ音がして…。屋根が心配なので一度見てほしい」とのことでご連絡をいただきました。
現地に伺ってみると、立派な古民家風のたたずまい。築90年以上とのことで、長年ご家族を見守ってきたであろう屋根には、歴史と風格が漂っていました。
ただその分、経年劣化も進んでいることが予想されます。今回はドローンを使って、屋根全体をくまなく点検しました。
ドローンでの調査を行った結果、いくつかの深刻な症状が見つかりました。
・瓦を固定するための銅線(ワイヤー)の切れ
・谷樋(屋根の谷部分の雨水を流すところ)や樋に草が繁殖
・複数箇所で瓦のズレや滑落寸前の箇所あり
・棟瓦(屋根のてっぺんの瓦)のズレや、部分的な崩れ
中でも、ワイヤー切れが目立っており、本来、屋根の瓦をしっかり固定するための役割を果たしていた銅線が、経年劣化により切れてしまっていました。
これにより、地震や強風、豪雨の影響で瓦が徐々に動いてしまい、隙間ができたり、雨水が侵入しやすくなってしまっていたのです。
屋根に草が生えるのは、一見すると些細なことのように感じるかもしれませんが、これは雨水がうまく流れていないことのサインです。
谷樋や雨樋に水が滞留し、そこに土や枯葉が溜まることで雑草が生える――これは、排水機能が失われつつある証拠です。
この状態を放置しておくと、排水がうまくいかず雨漏りが悪化したり、瓦の裏に湿気が溜まり、屋根全体の寿命が縮んでしまうこともあります。
築年数に合わせたご提案|“一時しのぎ”ではなく“今後15年を見据えて”
お客様からは「今後15年くらいは、安心して住める状態にしたい」というご要望をいただきました。
今回の屋根は、部分的な補修では根本的な解決が難しいと判断し、屋根全体の葺き替え工事をご提案しました。
葺き替えとは、今ある瓦や下地をすべて撤去し、屋根を新しくする工事です。
瓦のズレやワイヤーの切れ、棟の崩れといった複合的な不具合がある場合、部分修理を繰り返すよりも一度しっかりリセットしておく方が、結果的に安心して長く暮らしていただける選択です。
また、雨樋の状態も悪く、草が繁茂していたため、雨樋交換も併せてご提案いたしました。
築100年近くという住宅の屋根には、目には見えない歴史とともに、確実に劣化が蓄積されています。
今回のように、見た目はしっかりしているようでも、内部の固定や排水機能が失われているケースも多くあります。
「雨漏りしてから」ではなく、「雨漏りする前に」
こうした点検とご提案を受けておくことで、大切な住まいを守ることができます。
今回のお客様のように、「あと15年は住みたい」「今のうちにしっかり手を打っておきたい」といったご希望にも、私たちはしっかり寄り添い、現実的で納得のいくご提案を心がけています。
屋根のことで少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。
私たちは、“屋根の不安”を“安心”に変えるために、今日も現場で真剣に取り組んでいます!
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