玉吹き塗装とは？

まず、「玉吹き塗装（たまぶきとそう）」について簡単にご説明します。
これは、外壁に小さな粒（玉）を吹き付けて模様を作る特殊な塗装方法です。
仕上がりには凹凸（おうとつ）が生まれ、立体感のある豪華な見た目になります。
一般的な塗装よりもデザイン性が高く、外観の印象がグッと引き締まります。

さらに、見た目だけでなく実用性も抜群です。
玉吹き塗装を施すことで、壁の強度が増し、ひび割れにも強くなるというメリットがあります。

施工の流れとこだわりポイント

今回は、「ヘッドカット仕上げ」という方法を採用しました。
これは、玉吹きしたあとに表面をローラーで軽く押さえて平らにする手法です。
凹凸の立体感を残しつつ、滑らかで高級感のある表情に仕上がります。

以下、今回の施工の流れをご紹介します。

① 窓の解体・設置（1日）

既存の窓を撤去し、新しいサッシを取り付ける作業を行いました。

② 外壁の左官処理（1日）

モルタル材を使って、壁面を平らに整える下地づくりです。
左官作業は、塗装の仕上がりを左右する大事な工程です。

③ モルタルの養生（3日）

モルタルがしっかりと乾くまで、じっくり時間をかけて養生します。
ここでの丁寧さが、ひび割れや剥がれを防ぐポイントになります。

④ 下塗り・玉吹き処理（1日）

まずは弾性のある下塗り材を塗布します。
これは、将来的にヒビが入った際にも塗膜が追従し、防水性を保つ役割があります。
下塗りが終わると、玉吹きの工程へ。
専用のスプレーで小さな粒を吹きつけ、少し乾いたところで押さえて模様を作っていきます。

⑤ 玉吹き塗装の養生（1日）

玉吹きの模様をしっかり定着させるため、一日置いて乾燥させます。

⑥ 中塗り・上塗り仕上げ（1日）

最後に中塗りと上塗りを重ね塗りして、美しい仕上がりに。
塗料の色や艶感もここで調整します。

工期は約1週間！スムーズかつ丁寧に対応

今回は、壁材にモルタルを使用したため、工期は養生期間も含めて約1週間ほどでした。
職人一同、細部にまでこだわりながら、無事に工事を終えることができました。

玉吹き塗装で見た目も耐久性もワンランクアップ！

玉吹き塗装は、「見た目」と「強さ」の両方を兼ね備えた外壁仕上げです。
お住まいの印象を変えたい方や、ひび割れに強い外壁を希望される方におすすめです。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください！
現地調査・お見積りは無料で承っております。

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