いわき市にて雨水のあふれ・排水不良を改善！雨樋工事事例
更新日：2025年7月25日
前回は、お客様から「最近、雨が降ると雨樋から水が漏れてくる」とのご相談をいただき、現地調査を行った様子をご紹介しました。
▼現地調査の様子はこちら
・いわき市にて雨樋の破損・歪みを現地調査。火災保険を利用できる場合もあります
今回は、現地調査後の雨樋交換工事の様子を、各部位の施工前後の写真とともに、わかりやすくご紹介します。
雨樋（特に軒樋）は、ほんの少しの傾斜（勾配）をつけて設置することで、雨水をスムーズに集水器へと流します。傾きがないと水が溜まるだけでなく、歪みや腐食の原因になります。
工事では既存の軒樋を撤去し、新しい軒樋を勾配を正しく計算したうえで再設置しました。勾配を適切な角度に調整することで、雨水が集水器へ自然に流れるようになりました。
集水器は、軒樋から流れてきた雨水をまとめて竪樋に送る重要な部材で、排水効率の向上やあふれの防止、ごみや落ち葉をせき止めやすくするといった役割があります。
軒樋と竪樋の接合部分に新しい集水器を取り付け、効率的に雨水を集めて排水できるようにしました。形状・サイズともに屋根と雨樋に合ったものを選び、見た目にもすっきりとした印象です。
足場を設置して、既存のエルボを取り外し、新しいエルボを取り付けました。隙間ができないように差し込み方向・深さに注意して作業します。また、外壁に取り付けて竪樋を固定する掴み金具も、設置しました。
エルボを交換することで雨水が竪樋から這樋へと確実に流れ、壁面への跳ね返りも解消されました。
勾配を調整し、這樋を新設したことで水先の排水マスまでしっかりと接続し、雨水が建物から離れるように流れる経路を確保しました。
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