ホーム > 【茅野市白樺湖】アスベスト規制とスレート屋根劣化|専門資格者…

【茅野市白樺湖】アスベスト規制とスレート屋根劣化|専門資格者が診る安心の屋根調査
更新日:2025年7月21日
こんにちは😊「街の屋根やさん 松本諏訪平店」です。
私たちは、長野県の厳しい気候に合わせた屋根工事を行いながら、外装劣化診断士と一般建築物石綿含有建材調査者の資格を活かし、建物の状態をしっかり診断・ご提案しています。
今回は茅野市白樺湖近くに建つ築20年の別荘で、屋根の劣化調査を行いました。
このブログでは…
✅ スレート屋根とアスベストの関係
✅ アスベスト規制の歴史
✅ 現地調査で分かった屋根の劣化状況
を分かりやすくお伝えしますね。
🌿 資格者診断だから分かる屋根の状態
お客様からは
「屋根がところどころ欠けているのが見えて心配です…」
というご相談をいただきました。
スレート屋根材は以前から多くの住宅で使われていますが、**アスベスト(石綿)**との関わりや規制の歴史を知ると、より正確な診断ができます。
私は、一般建築物石綿含有建材調査者として屋根材の年代・種類を把握し、外装劣化診断士として劣化具合を総合的に見極められるのが強みです✨
📖 アスベスト規制の流れを時系列で解説
「うちの屋根にアスベストが入っているか分からなくて不安…」
という方も多いですよね。
ここで、アスベスト規制の歴史を振り返ってみましょう。
🗓 1995年(平成7年)
・アスベスト含有量5%以上の製品が製造禁止
・この頃からノンアスベスト(無石綿)製品の開発が始まる
🗓 2004年(平成16年)
・アスベスト含有量1%以上の製品が製造・輸入禁止
・スレート屋根材も完全無石綿品へと切り替え
🗓 2006年(平成18年)
・石綿含有建材の製造・使用が原則全面禁止
🗓 2021年(令和3年)
・リフォームや解体工事で飛散防止対策が義務化
☝️ POINT
築20年以上の屋根はアスベスト入りの可能性が高く、築15〜20年ほどの屋根は無石綿スレートですが、初期製品は強度が低く割れやすい傾向があります。
長野県中南信に別荘をお持ちの方で、屋根にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店にご相談ください。調査、点検、お見積りは無料です。お問い合わせは上の画像をCLICK!メールでお気軽にどうぞ。
長野県茅野市白樺湖周辺ってこんな街
長野県茅野市・白樺湖周辺は、標高1,400mの高原リゾート地。美しい蓼科山を望み、湖畔の遊歩道「白樺ぐるりん」(約3.8km)は散策やランニングに最適です。カヌーやボートなどの水上アクティビティも充実し、日帰り温泉も徒歩圏内。四季で表情が変わるビーナスラインのドライブも人気の楽しみ方です。
📷 現場写真① 地面から見た屋根材の欠落
まず、地面から屋根を見上げたときに分かったのが屋根材の欠落です。
この状態では、屋根材の下に敷かれたルーフィング(防水シート)※1が雨風にさらされ、雨漏りリスクが高まります。
☝️ ※1 ルーフィングとは?
屋根材の下に敷く防水シートで、建物を守る大切な役割があります。
お客様も「遠目にも分かるぐらいで不安でした…」と心配されていました。
資格者としての視点では、この段階はすでに「応急補修」ではカバーしきれない進行度です。
📷 現場写真② 塗膜が剥がれ基材セメントが露出
屋根に上がってみると、塗膜が剥がれて基材のセメントが白っぽく露出していました。
この状態は「風化」と呼ばれ、屋根材が水分を吸い込みやすくなります。
冬場には吸い込んだ水が凍結して凍害※2を引き起こし、ひび割れがさらに広がる危険性があるんです。
☝️ ※2 凍害とは?
水分が凍って膨張し、屋根材が割れてしまう現象。
無石綿スレートは、アスベスト入りに比べて繊維が脆く、こうした劣化が進みやすいのが弱点です。
📷 現場写真③ 差し替え補修の跡
よく見ると、過去に差し替え補修を行った跡がありました。
一部だけ新しい屋根材に取り替えたようですが、周囲の古いスレートが劣化しているため、新旧の強度差で割れが再発しやすい状態です。
お客様からも
「前に一度直してもらったけど、また別の場所が割れてしまって…」
と不安なお声がありました。
📷 現場写真④ 棟板金の状況
屋根の頂上部分にある棟板金は、屋根の防水の要です。
今回は換気棟※3が取り付けられており、屋根裏の湿気対策がされていましたが、ジョイント部分のコーキング劣化が見られました。
☝️ ※3 換気棟とは?
屋根の棟に付ける通気口で、湿気を外に逃がす役割があります。
📷 現場写真⑤ 棟板金の釘浮き
さらに調べると、棟板金を固定する釘が数箇所で浮いている状態でした。
長野のような雪国では、屋根に積もる雪の重みや温度変化による収縮で釘が浮きやすいんです。
このままでは強風で棟板金が飛ばされる危険もあるので、こちらも早期の対策が必要です。
📷 現場写真⑥ 屋根全景
屋根全体を確認すると、塗膜の剥がれやひび割れが広がり、劣化が進行しているのが分かりました。
この状態では塗装でのメンテナンスは難しく、今回はお客様に屋根カバー工法※4をご提案しました。
☝️ ※4 屋根カバー工法とは?
既存の屋根を撤去せず、上から軽量金属屋根をかぶせる工法。
✔ アスベスト飛散リスクを最小化
✔ 廃材が少なくエコ
✔ 工期が短い
というメリットがあります。
📝 資格者ならではのご提案
築20年ということもあり、屋根全体の劣化と無石綿スレートの脆弱性を考慮し、屋根カバー工法が最適と判断しました。
✅ 一般建築物石綿含有建材調査者だからこそできる
✅ 外装劣化診断士としての劣化進行度の的確な診断
これらの知識と経験で、お客様に安心していただけるご提案を心がけています。
😊 お客様の声
「アスベストのことまで詳しく教えていただき、安心感がありました。
写真で説明してもらえて、屋根の状態がよく分かりました。」
📣 屋根の劣化やアスベストが気になったら、専門資格者にお任せください!
屋根の状態は遠目には分かりにくいもの。でも、放置すると大きな修繕が必要になることも…。
私たちは長野県の屋根を知り尽くしたプロとして、資格者の目線で安心・安全なご提案をいたします✨
💡 「うちの屋根も心配…」と思ったら、まずは無料診断で状態を確認しましょう!
✅ 無料診断・お見積りはこちら
📞 お電話:0120-26-1468
📩 お問い合わせフォームはこちら
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
長野県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane.iida@tanoshi-reform.com
株式会社たのしいリフォーム
〒395-0811
長野県飯田市松尾上溝6314-2


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。