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名張市で,台風後に谷からの雨漏りが発生!現地調査を実施しました
更新日:2025年7月22日
名張市に建つO様邸まで、雨漏りの現地調査に伺いました。
築40年はゆうに越えているだろう、どっしりとして立派な日本家屋です。
2018年9月の台風の時から雨漏りするようになったと、ご連絡をくださいました。
10年前にも同じ箇所から雨漏りがあったそうですが、一旦は止まっていたそうです。
それでは、早速調査を始めましょう!
雨漏り箇所は、下屋根(げやね・一階部分の屋根)の黄色い四角で囲った部分です。
この部位は「谷(たに)」と呼ばれ、名前の通り凹んでいます。
谷はその形状からも雨水が集中しやすく、雨漏りが起きやすい箇所です。
谷に取り付けられている金属製の板金のことを谷板金(たにばんきん)と言います。
先ほどの谷板金(たにばんきん)のアップです。
大きく穴が空いてしまっていますね。
これでは、雨水が下まで漏れ放題です。
谷は多量の雨水が通る場所なので、実は針で刺したほどの大きさの穴でも、雨漏りが起こってしまうんです。
この下にルーフィング(防水シート)が敷いてあれば、ルーフィングが機能する限り雨をガードしてくれますが、昔ながらの住宅の場合、杉皮(すぎかわ)がルーフィングの代わりに敷かれています。杉皮では、完璧に雨水を防ぐことはできず、どうしても雨漏りに繋がってしまいます。
こちらは、雨漏り箇所を下から見上げた様子です。
下屋根(一階部分の屋根)の裏側なのですが、やはり雨水のシミができていますね。
縦に取り付けられている木材のことを垂木(たるき)と呼びますが、垂木は屋根を支える大切な建材です。
このまま長く放置しておくと、垂木が腐り、下屋根を根本から取り替えなければならなくなる可能性もあります。
足元を見てみると、雨水が家屋の基礎(土台部分)まで染みていました。
お住まいにとって、水分は百害あって一利なし。
特にこちらのような木造住宅では、雨漏り対処をしなければ、柱や基礎まで菌が繁殖し腐食させてしまう危険性もあります。
更に湿気た木材は、シロアリの大好物。
シロアリは、ちょっとした隙間から家屋に浸入し、時には柱を丸ごと一本食べてしまうほどパワフルです。
これからも住み続けるためにも、雨漏りは早急に処置を施しましょう。
次回、瓦をめくり、葺き直し工事をスタートいたします!
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