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神戸市西区 築年数が経ったカラーベスト屋根を葺き替え 軒先の腐食・ひび割れ・雨漏りリスクに対応
神戸市西区 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
神戸市西区のお客様から「築年数もだいぶ経ってきたし、最近の大雨を見るとそろそろ屋根が心配で…」
とご相談いただき、現地調査に伺ったのが今回の工事の始まりでした。
実際に屋根に上がってみると、カラーベスト(スレート)屋根には複数のひび割れや欠け、板金部の釘浮きが確認できました。さらに、軒先部分ではコンパネの腐食も進んでおり、今後の雨漏りにつながる可能性がある状態でした。
これらの症状は、屋根材の経年劣化によるもので、放置しておくと室内の天井へ雨染みが出たり、構造材の腐食に発展してしまうリスクがあります。
お客様にはこの現状をしっかりとご説明し、下地からしっかり見直す「屋根葺き替え工事」をご提案いたしました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:7日間
- 築年数:約25年
- 使用材料:構造用合板 ゴムアスルーフィング シルキーG2
街の屋根やさん西宮店です。
この記事では、「築年数が経って雨漏りが心配」とご相談をいただいたお宅で行った屋根の現地調査から工事完了までの流れをご紹介しています。
劣化が進んだカラーベスト屋根を下地から一新し、耐久性の高い金属屋根材「シルキーG2」で仕上げた今回の工事。
「家を長く守るために、そろそろ屋根を見直そうかな」と感じている方にとって、判断材料となる事例になるかと思います。

●カラーベストのひび割れとカケ
まず屋根の表面を見ると、カラーベストに小さなひび割れやカケが複数箇所に確認できました。
このような劣化は紫外線や風雨にさらされ続けた結果で、そこから雨水が入り込み、屋根材の下地にまで影響を及ぼす可能性があります。
👉 補足:一見すると小さなヒビでも、繰り返す雨風や寒暖差で広がり、やがて雨漏りの原因になります。特に古いスレート屋根では要注意です。
●板金部の釘浮き
次に棟板金などの金属部分を確認したところ、釘が浮いてきてしまっている箇所が複数見られました。
これは経年によって下地が痩せたり、風の揺れで徐々に抜けてくる症状で、隙間から雨水が入り込むリスクが高まる状態です。
👉 注意喚起:板金の釘が浮いたままだと、突風で板金ごと飛ばされることもあります。早めの補修または交換が必要です。
●軒先の腐食(コンパネ劣化)
最も深刻だったのが、軒先の木材(コンパネ)の腐食です。
雨が伝い込む軒先部分にて、コンパネがボロボロになり、踏むと沈むほどの柔らかさになっている箇所がありました。
この状態を放置しておくと、やがて軒全体の構造にまで被害が広がる恐れがあります。
👉 補足:軒先の腐食は外からでは分かりにくいですが、屋根全体の安全性に大きく関わる箇所です。定期的な点検が非常に大切です。
現地調査の結果を踏まえ、お客様には屋根全体の葺き替え工事をご提案しました。
理由は以下の通りです:
-
屋根材(カラーベスト)の劣化が広範囲に進行していたこと
-
下地のコンパネも傷んでおり、一部交換が必要だったこと
-
部分補修では対応しきれず、再発のリスクが高かったこと
また、使用する新しい屋根材としては、高耐久で断熱性・遮音性にも優れた金属屋根材「シルキーG2」をご提案。
軽量で建物への負担も少ないため、今後長く安心して住んでいただける屋根になります。
●既存屋根材の撤去(アスベスト処理)
既存のカラーベストはアスベスト含有製品でしたので、法令に基づいた安全な撤去と処分を行いました。
近隣にご迷惑をかけないよう作業にあたっています。
👉 補足:アスベスト含有屋根材の撤去には適切な処理が必要です。信頼できる業者選びが重要です。
●腐食した軒先部の下地交換
劣化が進んでいた軒先の木部は、腐食箇所を完全に撤去し、新しいコンパネに差し替えを行いました。
これにより、屋根全体の強度と安全性を確保しています。
●コンパネ12mmの全面施工・防水下葺き
その後、屋根全体に新たな構造用合板(コンパネ12mm)を施工し、ゴムアスルーフィングで防水処理を行いました。
この下葺きがしっかりしていないと、どんなに良い屋根材を使っても雨漏りリスクは避けられません。
●シルキーG2の施工 ― 高耐久で軽量な金属屋根材の安心仕上げ
シルキーG2本体をビス留めで順番に固定
軒先から順番に屋根材を張り上げていきます。1枚1枚の噛み合わせがズ レないよう、ラインを出しながら正確に施工。
ビスで確実に固定し、強風でもめくれたりしないようしっかり留めていきました。
雨仕舞いの確認と板金役物の仕上げ
屋根の端部の棟部にはEPDM(合成ゴム)に粘着性の高いアクリル粘着材(耐久性、止水性、対油性、気密保持性に優れ、低温時でも柔軟性を保持します)を取付けてから従来の木製に替わる樹脂製屋根部材を取付けました。雨水の流れや防水性を最適化します。
この仕上げ作業が不十分だと、どんなに良い屋根材を使っていても雨漏りの原因になります。
特に棟包みの板金の合わせ目には、念入りに防水処理とシーリング施工を行いました。
これで全ての工事完了です!
軽くて丈夫な屋根に生まれ変わり、見た目もスッキリ。お客様にも大変ご満足いただけました。
今回は「築年数が経って雨漏りが心配」というお客様の声から始まった屋根点検でしたが、下地の腐食や屋根材の劣化が進行していたため、屋根全体の葺き替え工事をご提案・施工いたしました。
屋根は日常生活では見えない場所だからこそ、「異常がないように見える」と思っていても、中では劣化が進んでいることがよくあります。
特に築20年以上経過しているお宅では、一度の点検が将来の大きな修繕リスクを防ぐことにつながります。
「うちはまだ大丈夫かな?」と思ったときが点検のタイミングです。
点検・ご相談・お見積もりは無料ですので、お気軽に街の屋根やさん西宮店にお問い合わせください。
私たちが一軒一軒、丁寧に見させていただきます!
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