ホーム > 加古郡播磨町 瓦屋根の棟積み直し工事で雨漏り修繕!築40年の…

加古郡播磨町 瓦屋根の棟積み直し工事で雨漏り修繕!築40年のお住まいも安心!!
【工事のきっかけ】
加古郡播磨町にお住まいのお客様から「雨漏りがしているので、一度見に来てほしい」とのご相談をいただきました。
現地調査を行ったところ、棟の熨斗瓦が大きくズレていることがわかりました。これが雨漏りの直接的な原因です。
今回は雨漏りの原因となっている棟を一度解体し、新しく積み直す棟の積み直し工事をご提案させていただきました。
既存瓦を再利用し、コストを抑えた雨漏り修理となっています!
基本情報

- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:1週間
- 築年数:40年
皆さんこんにちは。
街の屋根やさん加古川店です!
今回は、加古郡播磨町にお住まいのお客様より「雨漏りがしているから見てほしい。」とのご相談をいただき、現地調査へお伺いしました。
お客様のご要望は、「雨漏りを根本からしっかりと直したい」とのこと。
築40年の瓦屋根を点検したところ、棟を構成している熨斗瓦(のしがわら)がズレており、そこから雨水が侵入していることが判明しました。
詳しくお話を伺うと、過去の阪神淡路大震災の際にご自宅の棟が崩れてしまい、お客様ご自身とご友人で補修されたとのこと。
経年劣化と相まって、当時の補修箇所から雨水が浸入してしまったようでした。
そこで今回は、雨漏りの原因となっている棟を一度すべて解体し、新しく積み直す棟の積み直し工事を実施しました。
_250714_1.jpg)
こちらが今回ご相談をいただいたお住まいです。
一見すると大きな問題はなさそうに見えますが、屋根の上では劣化が進行していました。
_250714_2.jpg)
屋根に上がらせていただきました。雨漏りの原因を正確に突き止めるため、まずは屋根全体の状況をしっかりと調査することから開始します。
私たち屋根診断士は、まず屋根全体を見渡し、台風のような自然災害による影響や、経年劣化のサインがどこに現れているかを隈なくチェックしていきます。
こちらが棟部の現状の様子。
棟に積んでいる熨斗瓦が、かなりズレてしまっている状況です。
棟の内部にある葺き土(ふきつち)が経年劣化で痩せてしまい、瓦の重みを支えきれなくなったことで発生する典型的な症状です。
長年の雨風や、過去の地震の揺れ、そして近年の大型台風によるダメージの蓄積が、この歪みをさらに進行させます。
棟部の劣化を放置すると、自然災害の際に崩れ落ちてしまうため、注意が必要です!!
これでは雨水が適切に流れず、内部に浸入してしまいます。
長年の雨風、特に威力の強い台風などの影響で、少しずつ劣化が進行したと考えられます。

左が元々勾配がしっかり付いている棟の状態。右が内部の葺き土が痩せ細り熨斗瓦に勾配不良が発生している状態です。
葺き土が痩せて熨斗瓦に勾配不良が発生し、本来は外へ流れるはずの雨水が棟の内部へ逆流し、雨漏りに繋がります。
この劣化は、瓦のズレなど表面的な異常がない場合も多く、原因特定には専門知識が不可欠です。
そのため、漆喰を塗り直すといった表面的な補修では解決せず、一度棟を解体し、新しく積み直す工事が根本的な修繕方法となります。
_250714_7.jpg)
既存棟瓦の取り外し作業を開始しました。
内部の葺き土や漆喰、瓦に付着している葺き土も、しっかりと落とし撤去します。
鬼瓦など再利用する瓦は慎重に取り分けながら解体を進め、最後に屋根全体を清掃します。
割れや欠け等が発生し、機能的な面で差し替えが必要な瓦に関してはこのタイミングで差し替えを実施する事がポイントです!
_250714_10.jpg)
新しい棟の土台となる「モルロック(なんばん漆喰)」を設置します。
モルロックは、従来の葺き土と漆喰の混合品となる漆喰材で高耐久な材料となります。
防水性や強度に優れ、雨漏りや自然災害に強固な棟を作ることができます。
_250714_11.jpg)
モルロックの上に積み上げる熨斗瓦は、雨水が正しく流れる勾配を確保しながら丁寧に積んでいきます。
また、積み直し作業の際に、瓦と瓦の取り合いにコーキング材を仕込む事で、施工後の熨斗瓦抜け落ちを防ぐ事が出来ます!
_250714_12.jpg)
隅棟も同様に、モルロックに対して積み直した熨斗瓦は、しっかりと勾配をつけて積み直ししていきます。
防水性能を最大限に高めるための重要な作業です!
熨斗瓦を積み終えたら、最後に紐丸瓦(ひもまるがわら)を被せて固定します。
その後、棟の末端にある鬼瓦との接合部や、瓦の継ぎ目に漆喰を隙間なく塗り込みます。
_250714_14.jpg)
歪みのあった熨斗瓦は、一直線に整った美しい姿に生まれ変わりました。
施主様からも「これからの台風シーズンや自然災害にも安心!」との嬉しいお声も頂けました!
今回の工事では、雨漏りを根本から解決するため、棟全体を一度解体し、新しく積み直す棟の積み直し工事を行いました。
屋根の棟は、内部の葺き土の劣化など、外からでは分かりにくい部分でトラブルが進行していることが少なくありません⚠
瓦のズレや雨漏りのサインに気づいた際は、放置せず、早めに施工者目線の点検を受けることが、お住まいを長持ちさせるポイントです!
街の屋根やさん加古川店では、お客様の様々なお困り事に、屋根診断士・自然災害鑑定士の有資格者が携わらせて頂きます!!
是非とも、ご自宅のお困り事がある際は1度ご連絡下さいませ📞
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
➡本日の現場ブログはこちらから
➡お客様の声はこちらから
➡適切な修理業者選びのポイント

この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail kakogawa@onishikawara.com
株式会社大西瓦
〒675-0012
兵庫県加古川市野口町野口20−14
兵庫県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@craifone.com
株式会社クライフワン
〒663-8184
兵庫県西宮市鳴尾町3丁目3−1 ハイム藤井2階D号室
電話 0120-989-742
E-Mail 808@ya-ne-himeji808.sakura.ne.jp
株式会社濱屋
〒671-1524
兵庫県姫路市揖保郡太子町東保365-4
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒665-0035
兵庫県宝塚市逆瀬川1丁目13−27
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒655-0044
兵庫県神戸市垂水区舞子坂3丁目17−5
第3春名ビル2F南号室
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@okabousui.co.jp
有限会社岡防水工業
〒674-0074
兵庫県明石市魚住町清水2051−8

共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。