瓦屋根の寿命を延ばす漆喰詰め直し工事｜放置リスクとメンテナンスの重要性
更新日：2025年06月25日
漆喰（しっくい）は、瓦と瓦を固定するために棟部分に塗られている白い材料です。
長期間風雨や日差しにさらされることで、漆喰が剥がれたり、ひび割れたりすることがあります。
そのまま放置すると、瓦のズレ・落下、雨漏りといった深刻なトラブルに発展するおそれがあります。
漆喰詰め直しは、古くなった漆喰を撤去し、新しい漆喰を丁寧に充填（詰め直し）する作業です。
このメンテナンスにより、瓦屋根の美観と耐久性を長持ちさせることができます。
※漆喰詰め直し工事の目安は、税込88,000円～となっております。まずは私たち街の屋根やさんへ、無料のお見積りをご依頼ください！
漆喰の劣化は見逃しがちですが、さまざまな屋根トラブルの原因になります。
代表的なのが、棟瓦のズレや落下です。漆喰の接着力が低下すると、瓦を固定する力が弱まり、強風時などに瓦が外れる可能性があります。
また、漆喰の隙間から雨水が浸入することで、屋根内部に水が染み込み、雨漏りや木材腐食の原因にもなります。
早期点検・早期補修が、被害を最小限に抑えるポイントです。
1.点検・診断
既存の漆喰の状態を確認し、詰め直しが必要な箇所を特定します。
2.既存漆喰の撤去
劣化した漆喰を、周囲の瓦を傷つけないように慎重に剥がします。
3.新しい漆喰の充填
専用の漆喰材を使い、適切な厚みと角度で詰め直しを行います。
4.清掃・仕上げ
周囲をきれいに掃除し、見た目も美しく仕上げます。
作業は屋根の状態により1日～数日程度で完了するのが一般的です。
● 棟瓦の根元が黒ずんでいる
● 漆喰がボロボロと落ちてくる
● 瓦の周囲に白い粉が溜まっている
● 瓦の一部が浮いて見える
これらの症状が出ている場合、早めに専門業者による点検を受けましょう。
放置すると、雨漏りや瓦の崩落に繋がり、大掛かりな工事・費用も高額になる恐れがあります。
漆喰詰め直しは、ただ新しい漆喰を塗るだけでなく、適切な厚み・接着・仕上げが求められる高度な技術です。
自己判断での施工や、未熟な業者による工事は施工不良のリスクを伴います。
また、棟瓦のズレなど、症状が重度の場合は詰め直しではなく、棟瓦の取り直し工事が必要です。
街の外壁塗装やさんでは、屋根の構造や地域の気候を考慮した適切な漆喰補修をご提案いたします。
定期的な点検・メンテナンスも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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