現地調査

まず、屋上全体の防水状況を詳細に調査いたしました。
既存の防水層はシート防水で施工されていました。
シート防水は、防水性の高いシートを貼り付けて防水層を形成する防水工事のことです。
広い面積を一度に施工できるため、屋上や陸屋根などに多く採用されます。
シート防水は、工場で生産された均一な品質のシートを使用するため、品質が安定しているのが特徴です。

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シート防水の詳細は？
➡シート防水が施工された屋上（陸屋根）のメンテナンス方法
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屋上の立ち上がり部分において、シート防水に広範囲にわたる浮きが発生していました。
この浮きは、シートと下地の密着が悪くなることで起こります。

また、シートが破れている箇所もありました。

シート防水の大規模な剥がれが発生していました。
特に、シート同士の重ね合わせ部分（ジョイント部分）での剥がれが顕著で、下地が広範囲にわたって露出している状況でした。
経年により接着剤が劣化することで剥がれがおきます。
シートが剥がれて、強風でめくれてしまい、雨漏りの原因になります。

全体的に防水層に劣化症状が見られ、部分補修では根本的な解決にならず、全面的な防水層の更新が必要であると判断いたしました。

アスファルト防水のトーチ工法

梯子等の簡易昇降を設けることができなかったため、足場を設置しました。

足場は、屋上の防水工事だけでなく、外壁や屋根のリフォームなどでも、作業員の安全確保・工事品質の向上・作業効率の向上などのために必要になります。

まず、劣化したシート防水の撤去作業を行いました。
経年劣化でシートの密着性が低下していたため、比較的簡単に剥がすことができました。
撤去作業中に下地コンクリートの状況も同時に確認し、ひび割れや欠損部分があれば適切に補修します。
撤去されたシート防水材は、環境に配慮した適切な方法で処分します。

下地コンクリートの補修作業を行った後、プライマー塗布を実施します。
プライマーは、下地とアスファルト防水材の接着性を向上させる重要な役割を果たします。
適切な塗布量で均一に施工します。
プライマーの乾燥時間も重要な要素で、完全に乾燥する前に次工程に進むと接着不良の原因となります。

既存のシート防水に代わる新しい防水工法として、アスファルト防水のトーチ工法を選定しました。
アスファルト防水のトーチ工法で新しい防水層を形成します。
改質アスファルトシートをトーチバーナーで加熱しながら貼り付けていきます。
この工程が防水工事の核心部分であり、高度な技術と経験が要求されます。
トーチバーナーの炎の温度管理、ルーフィングの加熱具合、貼り付け速度など、すべての要素が防水性能に直結します。

シート同士の重ね合わせ幅は適切に確保し、重ね部分では特に入念な熱融着を行います。

アスファルト防水のトーチ工法は、アスファルトをコーティングしたシートの裏面をトーチバーナーで炙り、溶融したアスファルトを接着剤として下地に貼り付ける防水工事です。
アスファルト防水は、高い耐久性と防水性に優れた防水工法で、ビルやマンションなどの広い屋上に向いています。

防水層の保護を目的として、トップコートを塗布します。
トップコートは、紫外線や熱から防水層を保護し、防水材の劣化を遅らせる効果があります。
塗り残しがないよう丁寧に作業を行い、屋上の防水リフォームの完了です。

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トップコートの詳細は？
➡トップコート塗り替えで防水メンテナンス！時期や費用は？
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防水工事は建物を守る重要な工事であり、高い技術力と豊富な経験が要求されます。
私たちは、常に最新の技術情報を収集し、職人の技術向上に努めることで、お客様に最高品質の防水工事をお届けいたします。
屋上防水に関するお悩みやご相談がございましたら、いつでもお気軽にお声かけください。
現地調査から施工、アフターサービスまで、責任を持って対応させていただきます。

よくある質問

街の屋根やさんの無料点検をご活用ください

定期的に屋根の点検をしてメンテナンスをすることで、屋根そのものの寿命を延ばすことができます。
雨漏りなどの大きなトラブルを未然に防ぐためにも、定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。

周南市周辺で屋根の点検・メンテナンスをご検討される際には、街の屋根やさん周南店までお気軽にお問い合わせください

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無料の屋根点検でどこまで見てくれるのか？
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