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小山市 ベランダ床のFRP防水保護に欠かせないトップコートメンテ
更新日:2025年6月11日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
本日お送りするのは『ベランダやバルコニーの防水工事』がテーマです!
建物の外にあるベランダやバルコニーは、雨風や紫外線に常に晒されるある意味過酷な環境に置かれています。
そのため、雨や湿気が建物内部に入り込まないよう床面に防水処理を施します。
そこで今回は小山市で施工中の現場から、ベランダ床のFRP防水メンテナンスについてご紹介いたします。
特に「トップコート」という保護塗装がなぜ重要なのか、実際の施工の様子ともに詳しくお伝えしていきますね(o^^o)♪
ベランダやバルコニーの床は、見た目では1枚の塗装面に見えますが、実はこんな構造になっています。
床面は下地の上に
「防水層」を作り、その表面に
「トップコート」を塗ることで構成されています。
屋外に面していて雨ざらしになるベランダやバルコニーは、雨や雪などの水分が建物の内部に浸み込むのを防ぐための防水層がしっかりとあることで、
下地を雨漏りによるダメージから守り、建物全体の長持ちにも繋がるのです(*'▽'*)♪
ベランダでよく使われる防水方法には、FRP防水・シート防水・ウレタン防水 などがあります。
小山市のお客様宅に施工されているのは
「FRP防水」。
一般的な住宅に用いられることが多いFRP防水の特徴について簡単にご説明しますね(*^_^*)
FRP防水(エフアールピーボウスイ)とは、「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」を用いた防水工法のことを指します。
ガラス繊維を混ぜた樹脂を塗り重ねて硬化させることで、非常に強靭で耐久性の高い防水層を形成します。
軽量で継ぎ目のない仕上がりが特徴で、耐水性・耐熱性・耐摩耗性に優れており、住宅のメンテナンスにおいても長期間安心できる防水方法として広く採用されていますヽ(*´∀`)ノ
FRP防水そのものは非常に強靭ですが、紫外線や風雨にさらされることで表面のトップコートが徐々に劣化していきます。
ひび割れや剥がれが起きると防水層の寿命が縮まってしまうため、トップコートを再塗布するメンテナンスが定期的に必要です。
トップコートの塗り替えは、一般的に
約7~10年ごとが目安とされています。
(メーカーさんは5年ごとを推奨していますが、コスト面でさすがに5年での実施はめったにありません^_^;)
一方で、お住まいの外壁塗装の目安はおよそ10年に一度。
外壁塗装とベランダのトップコート塗装は、耐用年数が近くメンテナンスの時期が合わせやすいため、同じタイミングで行うのがおすすめです。
同時に行うことで足場設置などの費用を軽減でき、また工期も短縮することができます。
特にベランダやバルコニーは、外壁塗装と防水工事が混在する部分であるため、同時にすることが効率的です(o^^o)♪
小山市の「ベランダ床のFRP防水メンテナンス」の様子をご紹介!
それでは、小山市の住宅で行なったFRP防水工事の様子をご紹介していきますね!
施工前のベランダの様子がこちら。
一見して大きな破損はないものの、表面に光沢がなく黒ずみや退色が進んでいます。
こんな風に色褪せてきたら
トップコート塗り替えのサインです(。•̀ᴗ-)b
トップコートは
FRPの防水層自体を守る「バリア」のような役割を果たしており、この保護がなくなると直接雨や日差しに晒された防水層の劣化が早まりやすいのです(∩´﹏`∩)
今回使用するのは、アトミクス(株)さんの
「アトレーヌ水性防水材」と
「アトレーヌ水性トップSG(遮熱グレー)」。
脱脂作業に使う
「アセトン」もご用意しました。
アトレーヌは環境面と性能面を両立させた水性防水材で、
密着力に優れ、乾燥も早く施工性が高いのが特徴です。
遮熱タイプのトップコートは、日差しの強い季節にベランダ表面温度の上昇を抑える効果があり、夏の暑さ対策にも有効の優れもの(o^^o)
ベランダ床面を綺麗に清掃後、
マジックロンという不織布研磨材を使ってケレン作業を行います。
古いトップコートの浮きや汚れを落とし、次に塗る塗料の密着力を高めるための大切な工程です。
この作業が不十分だと新しい塗料が密着せず短期間で剥がれてしまうこともあるため、しっかりと下地を調整します!
ケレン・清掃完了後、
アセトンを染み込ませた布で拭き掃除します。
アセトンとは、強力な脱脂効果と速乾性を持つ有機溶剤で、
塗料や防水材の密着を高める目的で使われるクリーナーのような役割を果たします。
FRP防水工事では、施工面が汚れていたり古い塗膜や油分が残っていると、防水材がうまく密着せずに剥がれや膨れの原因となってしまいます。
「アセトン拭き」は、単なる掃除ではなく
防水層の長持ちに直結する大事な下準備なのです(*^_^*)
下準備が整ったところで、いよいよ塗装作業に入ります!
まずはじめに、トップコートと既存EFP防水層の密着性を高めるための
防水性能も兼ね備えた水性防水材をプライマー(下塗り剤)として塗布します。
「アトレーヌ水性防水材」は、FRPに直接塗布可能な水性防水材!とても万能です!
1回目の塗布では、塗料をしっかり下地に染み込ませるようにやや薄めに塗っていきます。
ムラにならないように丁寧に塗り広げるのがポイントです。
1回目がしっかり乾いたら、次は中塗りとして2回目のアトレーヌ塗布を行います。
この層で厚みと均一性を持たせることで、防水層を保護する準備が整います。
下地とのなじみも良く、ローラーの動きもスムーズ♪ 職人にとっても扱いやすい塗料です(o^^o)♪
アトレーヌ水性トップSGをまず1回目の塗布をしていきます。
この段階で、表面に自然な艶と色ムラのない落ち着いた仕上がりが見えてきます。
紫外線の影響を減らす効果もあり、美観と耐久性の両方にアプローチできるのがポイントです。
1回目のトップコートの乾燥を待ち、さらに2回目の重ね上塗り作業を行います。
トップコートはプライマー塗布後に1回塗りでも問題はありませんが、2回目を塗る事で更に綺麗に仕上げる事ができます。
重ねることで均一感もアップし、細かな塗り残しも防ぐ職人こだわりの仕上がりに(o^^o)♪
トップコート2回目の乾燥後の状態。完璧です(*^ー゚)b
くすんでいたベランダ床が、ツヤを抑えた落ち着いたグレーで見違えるような印象に。
FRP防水層も保護する事ができ、美観も向上!
防水層を保護するトップコートとは言え、下処理+アセトン拭き・水性防水2回塗り・遮熱トップコート2回塗りが、街の屋根やさん栃木小山店のトップコート作業(^^♪
雨が降ってもトップコートが水をしっかりはじいてくれるので安心ですねヽ(*´∀`)ノ
ベランダ床のFRP防水は、表面のトップコートが劣化すると一気に防水力が落ちてしまうため定期的な塗り替えはとっても大事です。
とくに外壁塗装と同時に行うことで費用を削減できるほか、乾燥待ちの時間を有効活用できたり、工期を短縮できたりとメリットがたくさんあります。
もちろんベランダ防水工事(防水塗装)のみでも請け負いますが、別日での施工となるため時間コスト・施工コストが割高になってしまうことも・・・
できれば一緒にやることをおすすめいたします。
お家の外壁塗装工事をご検討中の方も、ぜひこの機会にベランダ床のメンテナンスも必要かどうかお調べになってみてはいかがでしょうか?
街の屋根やさん栃木小山店では、点検・調査・お見積りまで無料で承っております。
お住まいで気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね~( ´ ▽ ` )ノ
屋根工事は、私達にお任せください!現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
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