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大阪市平野区にて亀裂が入ったベランダモルタル補修工事｜コーキング補修の工程や工事費用をご紹介
大阪市平野区 その他の工事
【工事のきっかけ】
大阪市平野区のU様より、ベランダのモルタルに亀裂が入り「落ちてきそうで怖いので修理したいです。」とのご相談を受け、現地調査に伺いました。
ベランダ腰壁のモルタルは割れて内部の木下地が見えている状態でした。
さらに手すりの錆びや目地の劣化も見られ、隙間から雨水が侵入しやすい状態でした。
浸入した雨水がモルタルを劣化させ、剥離が起こっていました。
お客様はこちらにお住まいになるのは今後数年程度で「あと数年安全に暮らせれば十分」とのことで大規模工事ではなく部分補修をご希望されていました。
そこで今回はコーキング補修をご提案しました。
亀裂や目地にはバックアップ材を挿入し、変成シリコンコーキング材を充填して丁寧に仕上げました。
また、ベランダの下部に取り付けられた鉢植え用の飾り金具も錆びて使用できない状態だったため、サービスで撤去し補修させていただきました。
工事後は見た目も整い、モルタルの落下リスクが低減されてご安心いただけました。
ベランダ腰壁のモルタルは割れて内部の木下地が見えている状態でした。
さらに手すりの錆びや目地の劣化も見られ、隙間から雨水が侵入しやすい状態でした。
浸入した雨水がモルタルを劣化させ、剥離が起こっていました。
お客様はこちらにお住まいになるのは今後数年程度で「あと数年安全に暮らせれば十分」とのことで大規模工事ではなく部分補修をご希望されていました。
そこで今回はコーキング補修をご提案しました。
亀裂や目地にはバックアップ材を挿入し、変成シリコンコーキング材を充填して丁寧に仕上げました。
また、ベランダの下部に取り付けられた鉢植え用の飾り金具も錆びて使用できない状態だったため、サービスで撤去し補修させていただきました。
工事後は見た目も整い、モルタルの落下リスクが低減されてご安心いただけました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：その他の工事
- 施工期間：1日
- 築年数：約45年
- 施工費用：55,000円
- 使用材料：変成シリコンコーキング、シーリングプライマー、バックアップ材
ベランダの状態を確認すると、腰壁モルタル部分に亀裂が入っていました。
モルタルに亀裂が入ったことで、内部の下地木材が見えていました。
確かにこのまま放置するとモルタルが落下してしまう危険性があります。
亀裂から雨水が浸入しやすくなっているだけでなく、内部構造に雨水の浸入がありモルタルの剥離が起こったのではないかと思われます。
雨水が入り込んだ経路を確認するためにベランダ上を点検すると手すりの錆びが激しく、錆びが進行して腐食した部分は崩れていました。
このように手すりが錆びて腐食してしまうと、見た目以上に構造的な危険性が高まります。
強度が著しく低下しているため、体重をかけると手すりが脱落したり、折れたりする恐れがあります。
実際に、腐食部分はわずかな力で破片が崩れるほどの状態でした。
ベランダの手すりは笠木に埋め込まれている構造です。
雨水が手すりの錆び部分から笠木（かさぎ）内部へ入り込んだことが原因で、モルタルに悪影響を及ぼしたと考えられます。
ベランダの笠木に手すりが直接埋め込まれている構造は見た目がスッキリする一方で、雨水の侵入リスクが高まりやすい点がデメリットです。
手すりの根元から水が染み込みやすく、モルタルや内部構造の劣化を早める恐れがあります。
定期的な点検や防水処理・コーキング補修が欠かせず、劣化が進む前に早めのメンテナンスをすることが重要です。
▶意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り
笠木と立ち上がりの取り合い部分に目地があり、ここからも雨水が侵入していた可能性がありました。
この目地のコーキング材が経年劣化すると、隙間が生じて雨水が入り込みやすくなります。
内部に水が入るとモルタルの浮きや鉄部の腐食を引き起こすため、定期的な点検とコーキングの打ち替えが必要です。
1.清掃
コーキングを充填する箇所や周辺を刷毛で綺麗に清掃します。
2.養生作業
マスキングテープで周辺を養生し、余計な部分にコーキング材が付着しないようにします。
3.バックアップ材の挿入
ひび割れて隙間が大きくなっていたコーナー部や目地には、バックアップ材を挿入します。
バックアップ材の厚みが少し薄かったため、二重にして入れてしっかりと隙間を埋めました。
4.プライマー塗布
コーキング材の密着性を高めるため、プライマーを丁寧に塗布します。
5.コーキング材の充填
変成シリコン系のコーキング材をコーキングガンで充填します。
6.仕上げ
ヘラで均一にならして圧着して、コーキング材を密着させます。
コーキング材が乾いてしまう前にマスキングテープを剥がし、コーキング補修作業は完了です。
▶屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
バックアップ材とは、コーキングをする際に隙間に入れるスポンジのような補助材です。
これを入れることでコーキング材が奥までくっつかず、両側だけに接着するようになります。
そうすると建物の動きに柔軟に対応できるため、ひび割れの発生を防ぎやすくなります。
また、隙間が深すぎる場合にもコーキング材の厚みを適切に保てるようになり、仕上がりもきれいになります。
ベランダ腰壁の下部には、お客様が鉢植えなどを飾るために設置された鉄製の飾り金具が残っていました。
こちらも長年の風雨により錆びついており、使用できない状態になっていました。
お客様とお話し合いの上でこの金具も撤去することになり、撤去跡には雨水が入り込まないようにしっかりとコーキング処理を施しました。
今回この取り外し作業はサービスさせていただきました！
補修作業が完了し、ベランダはきれいに整った状態に仕上がりました。
モルタルの亀裂や目地からの雨水の浸入も心配なくなり、モルタル片の落下リスクも低減されました。
今回の補修は5年程度の耐久性を見込んだ対策として、ご満足いただける仕上がりとなりました。
お客様からは「これでしばらく安心して暮らせます」とのお言葉をいただきました。
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