街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例はたつの市で行った「スーパーガルテクトを用いたスレート屋根の改修工事」についてご紹介していきましょう(^^)/

スレート屋根は経年劣化によってひび割れや雨漏りが発生しやすくなりますが、今回の工事では耐久性が高く、軽量で人気の「スーパーガルテクト」を使用しました。

気になる工事の費用や施工のポイントについて詳しくお伝えしますので、是非参考にしてくださいね！！

たつの市でスーパーガルテクトを使用した屋根改修工事を行う現場紹介

コチラが、たつの市でスレート屋根改修工事としてスレート屋根からスーパーガルテクトへ替える現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数27年
・2階建て木造住宅
・屋根材　スレート屋根
・過去に塗装歴無し

屋根の老朽化により全体的な屋根改修工事をご検討されていました。今回はスレート屋根からスーパーガルテクトへの屋根カバー工法を行っていきます！！

屋根カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ねて設置する方法ですね。

古い屋根を取り除く手間や費用がかからず、工期も短くて済むのが特徴ですよ。雨漏り対策や断熱効果の向上にも役立ちます！

塗装が施されていなかったスレート屋根は、長年の風雨と紫外線の影響で色あせや苔が目立つ状態でした(>_<)

屋根塗装をしても、効果が長続きしにくい理由はいくつかあります。

まず、天候によるダメージで塗料が剥がれやすく、紫外線によっても劣化が進むからですね。

また、屋根は常に湿気や温度の変化を受けているため、苔やカビが繁殖しやすい環境でもあります！

定期的なメンテナンスは重要ですが、塗装だけでは屋根の劣化を完全に防ぐことは難しく、最終的には改修工事が避けられなくなりますよ。

スレート屋根への改修工事で最も重要な防水シート貼り

それでは、スレート屋根の改修工事の流れを順番に見ていきましょう(^^)/

まず最初に行うのが、屋根の防水シートの設置です。これが工事の中でも非常に大切な工程となりますね！

急勾配の屋根は雨水が速く流れるため、比較的雨漏りしにくい構造ですが、防水シートの寿命は約25年とされています。

築年数が経過した屋根では、防水シートの劣化が雨漏りの原因となることがあるため、この機会にしっかりと新しいものに交換し、雨漏り対策を万全にしておくことが重要ですよ。

スレート屋根の改修工事で使用する防水シートには「改質アスファルトルーフィング」という種類を採用しています(^^)/

このシートはゴム繊維を含んでおり、従来のシートに比べて耐久性が高く、釘やビスで貫通させても雨漏りを防ぎやすい特徴がありますね。

また、断熱性能を強化した「遮熱ルーフィング」など、他のタイプの防水シートも選択可能ですよ。

工事前に、お客様に最適なシートの種類について詳しくご説明いたしますので、ご安心ください！！

【改質アスファルトルーフィング　田島　Pカラー】

・サイズ　幅１m長さ１８m　厚み１ミリ　１本あたり２１，５キロ

改質アスファルトの効果により、釘穴などからの雨水の侵入を防いでくれます。更に、合成繊維不織布により強風などでも破れにくく、施工しやすいのが特徴ですね(^^)/

※この画像の提供元は田島さんのサイトです

スレート屋根への改修工事でお勧めの屋根材スーパーガルテクトを使用

次に、スレート屋根の改修工事でおすすめのSGL鋼板を使った屋根材を設置していきます(^^)/

この屋根材は、スレート屋根のように割れる心配がなく、耐久性に優れているので、長期間安心してお使いいただけますね。

使用するSGL鋼板は「IG工業のスーパーガルテクト」です。

この素材は、ガルバリウム鋼板という鉄とアルミの合金でできており、従来の屋根材に比べて耐久性が格段に向上していますよ！

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はスレート屋根の4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・SGL鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

今回、スレート屋根改修工事で使用したSGL鋼板屋根の「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

今回の現場では標準グレードのシェイドワインレッドを使用しました(^^)/

フッ素は2色しか設定がないので、多くの方が標準グレードを選ばれますね。

スーパーガルテクトを使用した屋根改修工事で各部おさまり

スーパーガルテクトの設置が完了したら、最後に棟部分の仕上げとして棟板金を取り付けます(^^)/

まずは、棟板金の下地となる貫板を取り付けていきますよ。

この貫板は棟板金を支える重要な役割を果たしますが、風による影響を受けやすく、腐食が原因で飛散することもありますね！

そのため、新しく棟板金を取り付ける際には、耐久性の高い「防腐木材」や「樹脂製貫板」を使用して、腐食対策をしっかり行うことが大切です。

次に、新しい屋根材と同じ素材を使用した棟板金を取り付けます(^^)/

ガルバリウム鋼板製なので耐久性には問題ありませんが、重要なのは固定方法ですね。

以前の棟板金は釘で固定されており、時間が経つと抜けが生じていました。今回は、ビスを使用して棟板金をしっかりと固定し、台風対策を強化しますよ！

さらに、ステンレス製のビスを使うことで、錆びのリスクも防ぎ、より長持ちする仕上がりとなります。

そして、壁際には雨押え板金を取り付けて仕上げていきます(^^)/

壁際は吹き降りの雨などがはいりこみやすい場所ですんで、しっかりと防水対策を行ったほうが良いですね！

たつの市でスーパーガルテクトを使用した屋根改修工事の費用と保証内容

たつの市での、スレート屋根改修工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

今回のスレート屋根改修工事費用は98㎡に対して980,000円となりました(^_^)/

別途、足場代が150,000円となっております。

屋根塗装に比べると費用は高くなりますが、葺き替え工事と比べるとかなり安く施工できるためお勧めの屋根工事と言えます。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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各地域でスーパーガルテクトを用いて改修工事を行った一部の記事

・「加東市　屋根カバー工事！スーパーガルテクトを使用する費用紹介」

・「西宮市　スレート屋根への断熱工事でスーパーガルテクトを使用！」

・「姫路市　屋根断熱工事！お勧めのスーパーガルテクトを使用します」

・「神戸市北区で屋根カバー工事が完了！スーパーガルテクトの仕上がり」

・「三田市での瓦屋根リフォーム工事で「スーパーガルテクト」を使用！」

・「神戸市須磨区で屋根断熱工事！お勧め屋根材は「IG工業スーパーガルテクト」」