群馬県藤岡市で屋根塗装をご検討中のお客様より見積りをご依頼いただきましたので現地調査へ行ってきました
更新日：2025年5月30日
変わった形の屋根です
近づいて詳しく見ていきたいと思います
コケがビッシリ生えています
屋根材の劣化に直結するので落としてあげなくてはいけません
棟の板金の色褪せも目立ちます
近づくとアーバニーという屋根材を使って屋根が葺かれているのがわかります
劣化の具合からアスベスト規制前の材料のようです
不規則に小さな板を並べてあるように見えますが実際には「山」を逆さにしたような形の大きな板を重ね合わすように施工されます
見た目は洒落た感じで高級感があります
アーバニーという屋根材はアスベスト規制前の材料ですと塗り替えが可能です
塗り替えをした時、塗料で板同士が張り付いて内部に水が吸い上げられる毛細管現象を防ぐためカッターで縁切りをしたり、タスペーサーという隙間をあけるための部材を差し込むのですが
その際に深く入ったスリットのところが非常に割れやすいので慎重に作業しなくてはなりません
手間や強度耐久性を考え、既存屋根の上から新しく屋根を被せるカバー工法をお勧めすることも考えられます
アスベスト規制後の製品ですと耐久性に問題があって屋根材が膨らんで脆くなっている例が多数あり、塗り替えをしてもすぐに剝がれてしまうため塗装は不可、カバー工法もしくは葺き替えということになります
南側はほとんどの部分が太陽光パネルで覆われています
この場合は塗れる範囲で塗装という場合がほとんどです
いったん太陽光パネルを下して再度設置となると費用が跳ね上がりますし、パネルで守られていますので屋根自体はほとんど傷んでないですので手の届く範囲を塗って終了となります
カバー工法で施工の場合もパネルの乗っていない面をカバー工法、パネルが乗っている面は届く範囲で塗装して完成となります
ご予算がゆるせばもちろん一度パネルを全部下して塗装、もしくはカバー工法で施工ののち再度パネルを設置することも可能です
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