雨樋の中でも重要な「集水器」とは?役割とメンテナンスのポイントをご紹介
更新日:2025年06月01日
住宅の屋根に降った雨水は、屋根の勾配を伝って軒樋(のきどい)に流れ込みます。 その水を縦樋(たてどい)へ導くのが、集水器(しゅうすいき)という部品です。
集水器は、軒樋と縦樋をつなぐ接続部に設けられ、雨水の流れをスムーズにする要所といえます。
ここが詰まってしまうと、全体の雨樋が機能せず、雨漏りや外壁の汚れ・腐食の原因になることも。
写真は、板橋区西台の住宅で撮影された集水器の中です。
経年により、飛散してきた砂や土がたまっていました。さらに、堆積部分に苔(こけ)まで発生していました。
ここのような堆積物があると、水の流れが妨げられ、オーバーフロー(雨水のあふれ)が発生する恐れがあります。
また、瓦屋根の場合は屋根土(葺き土)が流れ込んでいる可能性もあり、要注意です。
「最近雨が降ると、軒先から水があふれている」というような症状があれば、雨樋内部の詰まりを疑ってみましょう。
軒樋がオーバーフローしてしまう理由として、集水器や軒樋に土や葉がたまっているという場合もありますが、近年では、季節問わず頻発しているゲリラ豪雨などの集中豪雨時に排水が追いつかないということもあります。
写真のように、半円型の軒樋では容量に限界があり、集中豪雨時にあふれてしまうケースが多くなっています。
近年では、従来の半円型雨樋から、角形や大型タイプの雨樋へ交換される方も増えています。
その理由の一つが、近年増加する集中豪雨やゲリラ豪雨への対応力です。
角形の雨樋は容量が大きく、大量の雨水を効率よく流せる構造になっています。
また、見た目の印象もスタイリッシュで、外観のデザインにこだわる方からも支持されています。
雨樋の交換や点検は、屋根や外壁のメンテナンス時に同時に行うのがおすすめです。
こうした背景から、近年では
メンテナンスを機に雨樋の大型化を検討される方が増えています。
集水器を含む雨樋全体の機能を正常に保つことは、住宅の耐久性に直結します。
土や砂が詰まっていたり、オーバーフローが頻繁に起こる場合は、清掃や交換が必要です。 また、近年の雨量に対応できるよう角型や大型タイプへの交換も検討する価値があります
集中豪雨など異常気象が日常化してきている今こそ、雨樋メンテナンスのタイミングかもしれません。
ぜひ一度、わたしたち「街の屋根やさん」にご相談ください('◇')ゞ
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