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茨城町 コロニアル屋根の最善の工事法は築年数によって判断しよう
更新日:2025年5月21日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
今回は茨城町にお住まいの方に向けて、コロニアル屋根のメンテナンスについてわかりやすくご紹介しますね。
「うちは築○年だから、屋根はまだ大丈夫かな…」なんて思っていませんか?
実は屋根の状態をしっかりチェックして、築年数や状態に合わせた工事を選ぶことがとても大切なんです(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
コロニアル屋根は、日本の住宅屋根で最も普及しているスレート屋根の商品名で、
セメントと繊維質(かつてはアスベスト)を混ぜて薄く成形した板状の屋根材です。
【コロニアル屋根の特徴は?】
・軽量で地震に強い:瓦に比べてかなり軽く、建物への負担が少ない。
・コストが比較的安価:新築やリフォームでも取り入れやすい。
・見た目がスッキリとモダン:シンプルでシャープな印象が好まれる。
・耐久性は20~30年程度:表面塗膜が劣化すると、雨水が染み込みやすくなる。
・定期的な塗装が必須:防水性能は塗膜に頼っているため、10~15年に一度の塗装が目安。
・割れやすくヒビが出やすい:とくにノンアスベスト世代の製品では顕著。
コロニアル屋根には、元々はアスベスト(石綿)が含まれており、
高い強度と耐久性を持っていました。しかし健康被害への懸念から、製造や使用が規制されていきます
(´◦ㅁ◦乂)
【アスベスト入りとノンアスベストの切り替え時期】
・~2004年:アスベスト含有製品(耐久性が高い)
・2001年~2008年頃:ノンアスベストへの移行期(※この時期の製品は割れやすい傾向)
・2008年以降:ノンアスベスト製品が安定(各メーカーが改良を重ねた結果)
特に移行時期に製造販売されたコロニアル屋根は、製品強度にバラつきがあり、築15~20年程度でも深刻な劣化が見られるケースが多いです。このため、「見た目は大丈夫でも実は脆くなっている」という場合もあるので、塗装だけで済ませると後々後悔することも…。
築10年~15年:まずは屋根塗装でメンテナンス築10年から15年が経過したお家では、コロニアル屋根の表面塗装が劣化してきます。このタイミングでおすすめなのが、
「屋根塗装」です。
塗装によって防水性を回復させ、屋根材自体の劣化を防ぐことができます。塗装のメンテナンスは比較的費用も抑えられるので、早めの対策としてとても効果的なんですよ。
ただしすでにひび割れや反りが多く見られる場合は、塗装だけでは不十分なケースもあるため注意が必要です。
※築28年のコロニアル屋根:塗装が剥がれセメントの基材が露わになっています※
築25年以上:屋根カバー工事または屋根葺き替え工事
築25年を過ぎてくると、表面の塗膜だけでなく、防水紙(ルーフィング)や下地材の劣化も進んできます。
そうなると、塗装では対応しきれなくなるため、「屋根カバー工事」や「屋根葺き替え工事」の選択が必要になってきます。
屋根カバー工事:既存の屋根の上に、新しい屋根材(主に軽量の金属系)を重ねて覆う方法で、費用を抑えつつしっかり防水性能を高めることができます。
解体処分費用がかからず、比較的リーズナブルに行えることから、現在人気の屋根リフォームです。
屋根葺き替え工事:古い屋根を解体撤去して、新しい屋根に交換する工事です。
屋根材を取り外すため、
普段手入れができない屋根材の下の防水紙や野地板といった部分までメンテナンスができます。
耐久性に問題がある時期のコロニアルと他の注意点など
築年数によってある程度判断ができる工事法ですが、特に注意したいのがアスベストが使用されていた時代から、ノンアスベストに切り替わった
2004年~2010年前後に製造されたスレート屋根です。
同じコロニアルという名称が付いた
「コロニアルNEO」は、十分な強度が得られずに割れやすかったり、ひび割れが広がりやすかったりと、耐久性に多く問題を抱えています。
そのためたとえ築年数が25年未満でも、屋根の状態によっては塗装では不具合が改善できず、「屋根カバー工事」を優先的にご提案しています。早めに対応することで、大がかりな修理を防ぐことができますよ(๑•̀ •́)و✧
※塗装膜が剥がれたコロニアル屋根:基材のセメントまでコケやカビが増殖しています※
塗装業者さんのすすめにもご注意を…「まだ築25年だし塗装で十分だよ」と言われることもあるかもしれません。たしかに、スレート屋根自体の耐用年数は30年程度です。
ですが、実際には「塗装して2~3年後に雨漏りが始まってしまった」というご相談をいただくことも…。
これは、防水紙や下地材の劣化に気づかず、表面だけをキレイにしてしまったことで、根本的な問題が解決されなかったためです。
屋根は見えにくい場所だからこそ、専門的な目でしっかり診断して、適切な工法を選ぶことが重要なんですね。
屋根のメンテナンスは
「いつ、どんな工事をするか」が大切です。
塗装で大丈夫か、カバーがよいのか、葺き替えが必要なのか…。それは築年数だけではなく、
屋根の材質や当時の製品の特徴、そして現時点での劣化状況によって判断する必要があるからなんです。
街の屋根やさん水戸店では、屋根の状態をしっかりと診断し、無理のない最適な工事方法をご提案しています。
「うちはどのくらいの工事がいいのかな?」と迷っている方は、まずはお気軽にご相談くださいね。大切なお住まいを、これからも長く安心して守っていくために、一緒に最善の方法を考えていきましょう!
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