こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。

先日、大野城市の住宅で「洗濯物干し場の屋根がたわんでいて不安」とのご相談を受け、現地調査を行いました。
このようなテラス屋根に多く使われているのが「波板屋根」です。

見た目はシンプルでも、屋根材として非常に便利な波板。
今回は、波板屋根の種類・特徴・寿命・正しいメンテナンス方法について詳しく解説します。

波板屋根とは？どこに使われる？

波板屋根とは、波のように凹凸のある形状をした薄型の屋根材のことです。
軽量で加工しやすく、簡単に施工できるため、以下のような場所でよく使われます。

• 洗濯物干し場・テラスの屋根

• ベランダ・バルコニーの屋根

• 駐輪場・車庫・カーポート

• 倉庫・物置の屋根や壁材

家庭用から業務用まで幅広く使われ、費用を抑えて屋根を設置したいときに最適な材料です。

波板屋根の種類と特徴

波板屋根の寿命はどれくらい？

波板の寿命は素材や設置環境によって異なります。

• ポリカ波板：10～15年

• 塩ビ波板：4～5年程度（安価だが紫外線に弱い）

• 金属波板：10～20年（防錆処理が必要）

ただし、以下のような環境下では寿命が短くなる傾向があります。

• 海沿いなどの塩害地域

• 直射日光が長時間当たる場所

• 強風が吹き抜ける立地

波板屋根に起こりやすい劣化症状

経年劣化が進行すると、以下のような症状が見られます。

✅ 変色・黄ばみ

紫外線によって徐々に色がくすみ、透光性が低下。見た目が古びてしまいます。

✅ たわみ・たるみ

固定金具が緩んだり、波板が柔らかくなって沈み込み、雨水が溜まりやすくなります。

✅ ひび割れ・割れ

風圧や熱で素材が硬化・劣化すると、少しの衝撃でも割れやすくなります。

✅ バタつき音

ビスや留め具の緩みで、風が吹くと「バタバタ」と音が鳴るようになります。

波板屋根のメンテナンスと交換時期

✅ 交換の目安は「10年」

ポリカ波板でも10年を超えてくると、見た目以上に素材が劣化している可能性があります。
透明度が落ちている、雨がうまく流れない、バタつき音が気になる場合には交換の検討を。

✅ 部分交換もOK

全体を張り替えなくても、劣化した1枚だけ交換するなど部分修理も可能です。

✅ 高所作業はプロに依頼を

波板は高所に設置されていることが多く、脚立での作業は落下事故のリスクが高いため、必ず専門業者にご依頼ください。

テラス屋根や物干し場の屋根も対応可能！

街の屋根やさん福岡西店では、住宅本体の屋根リフォームはもちろん、
✅ テラス屋根
✅ 洗濯物干し場
✅ カーポート屋根
✅ 波板の壁材
など、住宅周辺の波板屋根工事にも対応しています。

今回の大野城市のお客様のように、
「洗濯物干し場の屋根だけ交換したい」「見た目が古くなって気になる」など、
ちょっとしたご相談からでも対応可能です。

波板屋根の劣化は放置せず、早めの交換で安心を

波板屋根は軽くて使いやすく、コストも抑えられる便利な屋根材ですが、
その反面、紫外線や風雨による劣化が早いのが特徴です。

「割れてから」「雨漏りしてから」では遅く、
飛散や落下事故など安全面でも心配が出てきます。

街の屋根やさん福岡西店では、
✅ 無料での現地調査・お見積もり
✅ 部分修理～全面交換まで対応
✅ 火災保険の利用相談もOK

安心・安全・快適なテラス屋根の維持に、ぜひご活用ください！