記事がありません
表示する記事はありませんでした。
和泉市で雨漏り発生！足場を組んで陸屋根にウレタン防水工事を施工
和泉市 陸屋根
【工事のきっかけ】
和泉市にお住まいのN様から、『1階和室の天井に雨染みが出てきた』というご相談をいただきました。
特に大雨のあとには染みが広がっており、天井材の変色が見られるようになりました。
現場調査の結果、陸屋根にひび割れ（クラック）が多数あり、そこから雨水が浸入していることが判明しました！
これ以上広がらないように、通気緩衝工法によるウレタン防水工事を行うことになりました。
ウレタン防水工事を行うまでの間に雨漏り被害が広がることを防止するために、原因である可能性が高い陸屋根の凹み部分には、先に仮防水工事を行いました！
ビフォーアフター
施工前
|
 |
施工後
|
基本情報
- 施工内容：陸屋根
- 施工期間：12日間
- 施工費用：約310万円
- 使用材料：プライマー、エポキシ樹脂モルタル、仮防水材、一刻、カチオンフィラー、通気緩衝シート、脱気筒、ジョイントテープ、MBテープ、ウレタン樹脂、トップコート、コーキング
こちらが和泉市 N様邸の和室の天井に広がる雨染みです。
これは陸屋根（平らな形状の屋根）からの雨水の侵入が原因です。
このまま放置すると木材の腐食やカビの発生に繋がります。
雨染み
天井や壁に雨水がしみこんだあとにできる茶色いシミのことです。
和泉市 N様邸の陸屋根に上ってみると、防水層の表面にひび割れ（クラック）が発生していることがわかりました。
雨水がここから内部に浸透していました。
クラックを放置すると雨漏りの原因になります。
クラック
コンクリートや屋根にできる細いヒビのこと。水がしみこむ道になります。
《関連記事》
→自分でできる雨漏り応急処置と、するべき初期対応は？
→雨漏り修理に火災保険が適用される条件を徹底解説！申請の流れと注意点
→屋上防水とは？防水工事の種類・価格などを比較解説
それでは、まずは和泉市 N様邸の陸屋根の凹み部分に仮防水工事を施工します！
作業の安全と確実な施工のために足場を組み、養生シートで覆います。
高所作業では足場が必須です。
足場なしでは施工不良や落下事故の危険があります。
和泉市 N様邸の陸屋根に発生していたクラックをV字カットし、補修材がしっかり入るようにします。
V字カットすることで補修が長持ちします。
削らずに塗ると、補修材がすぐに剥がれてしまいます。
V字カット
クラックの形を「V」のように広げて、充填剤を入れる幅を広げる作業です。
クラックと補修材との密着を高めるため、下地にプライマーを塗ります。
プライマーが接着の役割を果たします。
これを怠ると補修材が剥がれやすくなります。
V字カットしたクラックに、エポキシ樹脂モルタルを埋めていきます。
耐久性が高く、長期間の防水効果が期待できます✨
エポキシ樹脂モルタル
かたい粘土のような材料で、ヒビをふさいだり、壊れたところを直すために使用します。
乾燥させると強固になります。
和泉市 N様邸の陸屋根の凹み部分に仮防水材【一刻（ひととき）】を均一に塗布します！
ウレタン防水工事までの雨を防ぎ、内部への浸水を一時的に防ぎます。
仮防水材をしっかり乾燥させることで次の工程に進めます。
乾燥が不十分だと密着不良になります。
しっかり乾かさないと防水層にムラができます。
和泉市 N様邸の陸屋根のドレン周りにも、丁寧に仮防水を行いました！
水が集中する部分なので丁寧な処理が必要です。
ここが弱いと、漏水の再発リスクが高くなります。
ドレン
屋上にたまった水を流す小さな穴のことで、水の出口になります。
和泉市 N様邸の陸屋根の古い汚れやカビを高圧洗浄で落とします。
高圧洗浄することで塗料の密着が良くなります。
汚れたままだと防水塗料が剥がれる原因になります。
高圧洗浄後の水分をブロワーでしっかりと乾かします！
下地を乾かしてから塗装を行うのが基本です。
濡れたままだと塗料が定着せず、防水性能が落ちます。
和泉市 N様邸の陸屋根の表面には、小さな凸凹やひび割れがあります。
そのため、表面にカチオンフィラーを塗って、補修します。
凸凹があると防水層が薄くなり、劣化しやすくなります。
カチオンフィラー
表面の凸凹を直して、平らにするためのペースト状の材料です。
この後に張る通気緩衝シートとの密着を高めるために、プライマーを塗布します。
この工程があることで長期間の防水効果が保たれます。
省略すると施工後の浮きや剥がれが発生しやすくなります。
和泉市 N様邸の陸屋根全体に通気緩衝シートを張り、ローラーでしっかりと押さえます。
このシートが湿気を逃がし、防水層の膨れを防ぎます。
シートが密着していないと、後で膨れや破れが起きます。
通気緩衝シート同士のつなぎ目（目地）には、ジョイントテープを貼って補強します。
目地は弱点になるため、補強が必要です。
この処理を怠るとそこから水が侵入する恐れがあります。
ジョイントテープ
シートとシートのつなぎ目に貼るテープで、スキマができないようにします。
和泉市 N様邸の陸屋根の下地に溜まった湿気を逃すための脱気筒（だっきとう）を設置し、防水層の膨れを防ぎます！
周りはコーキングでしっかりと防水しました(^^)
脱気筒がないと湿気がこもり、防水層がふくれる恐れがあります。
脱気筒
防水層の下にたまった空気や水の気を外に出すためのパイプです。
和泉市 N様邸の陸屋根に張った通気緩衝シートの端にはMBテープを貼りました。
特に角や端部は劣化が早いため、補強が大切です！
テープがないと端部から水が侵入する危険があります。
MBテープ
屋根の端など、弱くなりやすいところを守るために貼る強いテープです。
いよいよウレタン防水の防水層を作っていきます(^^)/
まず、通気緩衝シートの上にウレタン樹脂を1層目として塗布します。
液状のため細かな部分までしっかり塗れます。
1層目のウレタン樹脂が乾燥したら、2層目のウレタン樹脂の塗布で厚みを確保し、より強固な防水層にします！
2回塗ることで防水層に厚みができて、塗り残しを防止することができます✨
和泉市 N様邸の陸屋根のウレタン防水層を紫外線や摩耗から守るために、トップコートを塗装します。
トップコートを塗装することで、見た目も綺麗になり、耐候性もアップします。
トップコート
紫外線やキズから防水を守る「蓋」のような役割があります。
《関連記事》
→トップコート塗り替えで防水メンテナンス！時期や費用は？
立ち上がり部分もしっかりと防水処理を行います。
ここも雨水の侵入リスクが高い部分です。
和泉市 N様邸の外壁と笠木の取り合い（境目）はコーキングでしっかり埋めます。
建物全体を守るため、細かな隙間も大切です。
放置するとそこから雨が入り込み、構造部が傷みます。
ドレン周りもウレタン樹脂とトップコートで丁寧に塗装をして防水します。
ここは水が集中するため、特に丁寧な施工が必要です！
無事に和泉市 N様邸の陸屋根 ウレタン防水工事が完了し、美しい仕上がりになりました(^^)✨
ウレタン防水の効果で、雨漏りの心配も解消されました！
和泉市 N様邸は、陸屋根と同じくバルコニーも同じ工程でウレタン防水工事を実施しました！
こちらも長く安心して使えるようになりました(^^)
外観も綺麗に仕上がり、建物全体の価値も向上しました。
以上で和泉市 N様邸での防水工事の全ての工程が終了です！
今回の施工では、雨漏りの原因を特定し、丁寧にウレタン防水工事を行いました。
防水工事は建物を守る大切なメンテナンスであり、放っておくと被害が拡大します。
特に雨染みやクラックを見つけたら、早めの対策が重要です！
安心して暮らせる住まいのために、ぜひ一度点検をご検討くださいね(^o^)丿
この記事を書いた加盟店
大阪府の加盟店一覧
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です！
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
東京都、神奈川県、千葉県の方はこちら
東京都の方はこちら
神奈川県の方はこちら
千葉県の方はこちら
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。
