水戸市　/　水が漏れる雨樋　/　継ぎ目のシーリング修理

茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。

水戸市にお住まいのお客様から「二階の雨樋の継ぎ目からポタポタと水が垂れている」とのお問い合わせがありました。

雨樋の不具合は雨の日でないと気づきにくく、放置すると外壁の汚れや基礎の劣化につながることもあります。
今回も長期間水が漏れていたようで、軒樋の継手部分がかなり劣化していました。

軒樋と継手とは？

様々なパーツが組み合わさった雨樋は、それぞれに名称が付いています。

今回雨水漏れの原因となった、「軒樋」と「継手」について簡単に説明しましょう。

雨樋の水漏れ箇所の確認

水漏れ箇所を確認すると、継手部分の接着剤が完全に硬化してヒビが入り、雨が降るたびに水滴が落ちる状態でした。

継手はつなぎ目になるため、経年劣化や紫外線によるパッキンの縮み、接着剤の剥がれなどで、雨水がにじみ出やすい箇所です。

傷んだ状態のままではシーリング材を塗っても密着せず、すぐに再発してしまうため、まずは丁寧な下地処理からスタートします (๑•̀ – •́)و✧

継手のシーリング補修の工程

1.汚れの除去

継手の内側には長年の汚れや水アカが付着しており、そのままではシーリングがしっかり接着しません。
スクレーパー（ヘラ）を使って、継ぎ目付近の汚れを丁寧に削り落とします。

継手の外側部分も、同じようにこびり付いた汚れを取り除いておきます。

2.シーリング材の塗布（内側・外側）

清掃後、乾燥を確認してからシーリング材を継手の内側にたっぷり充填。細い部分までしっかり行き渡るよう仕上げます。

外側は見える部分なので、マスキングテープを貼った上で、シーリング材を塗布しました。

3.仕上げチェック

もう一箇所の継手も同様にシーリング処理を行い、マスキングテープを剥がして作業が完了しました。

雨樋が劣化するとどうなるの？

雨樋は見た目が綺麗でも、内部の接着剤やパッキンは少しずつ劣化していきます。
継手や破損した箇所から水が漏れると、以下のような二次被害が起こる恐れがあります。

✓外壁に雨水が伝い、汚れやカビが発生
✓基礎や外構に雨水が集中し、劣化を早める
✓風で外れた破片が落下し、ケガや物損の危険

雨樋のメンテナンスの目安はどのくらいなのでしょうか？

一般的に、雨樋は20年ほど経過すると接着剤や金具が弱くなり、継手からの漏れやたわみが起こりやすくなります。懸念されるような症状があれば、早めに点検をおすすめします！

✓雨の日に継手から水がポタポタ落ちる
✓雨樋が傾いて水が流れにくい
✓金具が外れかけている
✓樋の中に大量のゴミが溜まっている

雨樋は屋根と同じく、定期的なお手入れが欠かせない部位です。特に台風や大雨の後は、落ち葉やゴミが詰まっていないか確認しましょう(•̀ᴗ•́)و ̑̑

まとめ

今回の水戸市のお宅では、軒樋の継手の内外を清掃した上でシーリング補修を行い、水漏れが無事解消しました。

雨樋の継ぎ目は経年劣化によって接着剤が剥がれやすく、放置すると外壁や基礎にも悪影響を及ぼします。

「ポタポタ音がする」「庭に水たまりができている」と感じたら、早めの点検が安心です。
街の屋根やさん水戸店では、無料調査から応急処置まで対応しております。気になる症状がある場合は、ぜひお気軽にご相談くださいね(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾

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