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安曇野市で雨漏りが発生。割れたセメント瓦をSGL鋼板屋根へ葺き替えた安心対応事例
【工事のきっかけ】
瓦の劣化が原因
現地調査では、割れているセメント瓦、ズレが出ている瓦、そして、室内天井には、はっきりと雨染みが確認できました。
雨漏りは、一度発生すると、自然に止まることはありません。
瓦の下にある防水紙(ルーフィング)まで傷んでしまうと、補修を繰り返しても、根本的な解決にならないことが多いです。
今回の屋根は、瓦1枚あたり約3キロ、1平方メートルあたり17枚使用されており、屋根全体では、かなりの重量がかかっていました。
そこで、雨漏り対策に加え、将来のメンテナンス性、屋根の軽量化、耐久性、これらを総合的に考え、SGL鋼板製屋根材への葺き替え工事をご提案しています。
基本情報

- 使用材料:月星商事株式会社
MSタフワイド
SGL鋼板

雨漏りは屋根から
安曇野市にお住まいのお客様より、「天井に雨染みが出てきて心配で」というご相談をいただきました。
現地調査に伺うと、屋根にはセメント瓦が使われており、経年劣化によって瓦の割れや欠けが複数確認できる状態でした。
セメント瓦は、定期的な塗装で防水性を保つ屋根材ですが、築年数が進むと、瓦自体が脆(もろ)くなり、割れをきっかけに雨水が内部へ侵入するケースが増えてきます。
今回は、部分補修では再発の可能性が高いと判断し、屋根全体を見直す「葺き替え工事」をご提案しました。
これから先も、安心して暮らしていただくための屋根工事です。

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現地調査で最初に確認できたのが、割れているセメント瓦でした。
セメント瓦は塗膜によって防水性を保つ屋根材です。
そのため、塗膜が劣化すると、瓦自体が雨水を吸い込みやすくなります。
吸水と乾燥を繰り返すことで、瓦は徐々に脆(もろ)くなり、今回のように割れが発生します。
割れた瓦は、その隙間から雨水が入り込み、下地や防水紙を傷める原因になります。
雨漏りの初期サインとして、とても重要な症状です。

室内の天井には、はっきりと雨染みが確認できました。
屋根から侵入した雨水は、すぐに室内へ落ちてくるとは限りません。
屋根裏や下地を伝い、時間をかけて天井に染みとして現れます。
この段階では、すでに屋根内部まで水が回っている可能性が高く、早めの対応が必要です。
表面だけ直しても、再発するケースが多いため、屋根全体を確認した上で、根本的な対策を検討します。

今回の葺き替え工事で使用した屋根材が、月星商事の「MSタフワイド」です。
素材にはSGL鋼板が使われています。
SGL鋼板とは、ガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えた次世代の鋼板で、従来品よりも、耐食性、耐久性、防錆性能、これらが大きく向上しています。
軽量でありながら強度が高く、屋根の軽量化による耐震性向上も期待できます。

既存のセメント瓦を撤去している様子です。
セメント瓦は、1枚あたり約3キロ、1平方メートルあたり17枚使用されています。
今回の屋根面積は約135平方メートルのため、屋根全体ではかなりの重量が建物にかかっていました。
瓦を撤去することで、屋根が一気に軽くなり、建物への負担が減ります。
この軽量化は、地震対策としても大きなメリットです。

セメント瓦の下には、瓦を固定するための桟木(さんぎ)が取り付けられています。
今回の葺き替え工事では、この桟木もすべて撤去します。
古い桟木を残したまま新しい屋根材を施工すると、納まり不良や、将来的な腐食の原因になります。
下地を一度リセットし、新しい屋根に適した状態を作ることが、長持ちする屋根工事には欠かせません。

桟木撤去後、屋根上を丁寧に清掃していきます。
釘、木くず、埃、これらが残ったままだと、新しく張る野地板や防水紙に悪影響を与えます。
見えない工程ですが、仕上がりと耐久性を左右する大切な作業です。
一つひとつ確認しながら、次の工程へ進みます。

新しい野地板として、厚さ12ミリの構造用合板を使用しました。
野地板は、屋根材を支える土台となる部分です。
ここがしっかりしていないと、どんな高性能な屋根材を使っても、本来の性能は発揮できません。
構造用合板を全面に張ることで、屋根全体の剛性(ごうせい)が高まり、耐震性の向上にもつながります。

野地板の上に、防水紙であるルーフィングを敷設していきます。
今回使用したのは、軟質弾性プラスチックルーフィング「チャンピオンルーフィング」です。
このルーフィングは、柔軟性が高く、釘穴への追従性にも優れているため、長期間にわたり防水性能を維持しやすい特徴があります。
屋根の防水性能は、仕上げ材よりも、このルーフィングに大きく左右されます。
見えなくなる部分だからこそ、性能と施工精度の両方を重視しています。

ルーフィングの上に、SGL鋼板製屋根材「MSタフワイド」を取り付けていきます。
屋根材は、下から上へ、重なりを確認しながら施工します。
SGL鋼板は軽量ですが、風や雪に耐えるため、固定方法やピッチには細かなルールがあります。
一枚一枚、位置と固定を確認しながら進めることで、長く安心して使える屋根に仕上げていきます。

棟部分には、樹脂製のヌキ材を取り付けています。
従来の木製ヌキと比べ、樹脂製は腐食しにくく、長期間安定した固定が可能です。
棟は、雨や風の影響を最も受けやすい場所です。
この下地の選定が、将来の雨漏りリスクを大きく左右します。
見えない部分まで配慮した施工を行っています。

棟下地の上に、棟板金を取り付けていきます。
板金の重なり、固定位置、シーリング処理、これらを丁寧に確認しながら施工します。
棟板金は、屋根の仕上げとして目立つ部分ですが、同時に、雨漏りの原因になりやすい箇所でもあります。
確実な施工が、屋根全体の耐久性につながります。

すべての工程が完了し、SGL鋼板製屋根への葺き替え工事が無事に完工しました。
見た目がすっきりしただけでなく、屋根の軽量化、防水性能の向上、耐久性の向上、これらを同時に実現した屋根となりました。
これから先も、安心してお過ごしいただける住まいへと生まれ変わっています。
今回の工事の概算費用
屋根面積: 128㎡
瓦撤去~下地工事: 400,000円
屋根葺き替え工事: 800,000円
消費税 : 120,000円
合計 :1,320,000円
施工期間 : 7日間
今回の安曇野市での屋根葺き替え工事は。
割れたセメント瓦がきっかけで発覚した雨漏りへの対応でした。
セメント瓦は。
定期的な塗装で性能を保つ屋根材ですが。
築年数が進むと。
瓦そのものが劣化し。
部分補修では対応しきれなくなるケースも少なくありません。
今回は屋根全体を一度リセットし、野地板、防水紙、屋根材、すべてを新しくすることで。
雨漏りの不安を根本から解消しました。
SGL鋼板製屋根への葺き替えにより、屋根の軽量化、耐久性の向上、将来のメンテナンス負担の軽減、これらを同時に実現しています。
見た目だけでなく、中身までしっかりと直すことが、長く安心して暮らすための屋根工事だと考えています。
「天井に雨染みを見つけたときは、正直とても不安でした。
どこから雨漏りしているのかも分からず、大きな工事になるのではと心配していました。
でも、現地調査で屋根の状態を分かりやすく説明してもらい。
なぜ部分補修ではなく葺き替えが必要なのか、納得した上で工事をお願いすることができました。
工事中も、進み具合を丁寧に教えてもらえて、安心してお任せできました。
今は、雨の日でも不安なく過ごせています。」
今回の屋根は、割れたセメント瓦が雨漏りの直接的な原因でした。
雨漏りは、気付いた時点で、すでに屋根内部まで水が回っていることが多く、判断が遅れるほど、補修範囲も広がってしまいます。
今回は、早めにご相談いただけたことで、構造部分への大きなダメージが出る前に対応することができました。
屋根は、普段なかなか目にする機会が少ない場所ですが、少しの異変が、大きなトラブルのサインになることもあります。
気になる症状があれば、早めの点検をおすすめします。
安曇野市は、冬の寒さや、積雪、昼夜の寒暖差が大きい地域です。
そのため、屋根材には、耐久性と防水性の両方が求められます。
セメント瓦の屋根も多く見られますが、築20年以上経過している場合は、瓦の劣化が進んでいるケースも少なくありません。
雨漏りが起きてからではなく、点検やご相談をきっかけに、屋根の状態を把握しておくことが、住まいを長持ちさせるポイントです。
地域の気候を理解した上での屋根工事が、安心につながります。
今回のような
・瓦屋根の割れ
・ルーフィング(防水シート)の破れ
といった劣化症状は、早期発見・早期対応がとても重要です!
放置すると、室内への雨漏りだけでなく、
柱や梁など建物の大切な構造部分にまでダメージが及び、
修理費用が大幅に増える可能性も…。
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