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春日井市|セキスイかわらUは塗装できる?劣化症状と撤去工事を実例解説
更新日:2026年8月27日
1分でわかる今回のポイント
- 春日井市のお住まいで、セキスイかわらUの劣化を確認しました
- 表面には剥離や傷みが見られ、今回は塗装ではなく撤去して屋根を改修しました
- かわらUを撤去すると、その下から以前のスレート屋根が現れました
- セキスイかわらUの上から直接新しい屋根材を重ねるのではなく、既存屋根を撤去して下地の状態を確認することが重要です
- 製造時期によってはアスベストを含む製品もあるため、撤去前の確認も必要です
春日井市でセキスイかわらUの屋根を撤去した実際の工事をご紹介します。
今回のお住まいでは、屋根表面の剥離や劣化が進んでいたため、塗装で表面だけを整えるのではなく、セキスイかわらUを撤去して下地の状態を確認することになりました。
実際に撤去すると、かわらUの下から以前のスレート屋根が現れました。
セキスイかわらUはリフォーム時に既存屋根の上へ施工されている住宅もあるため、「今見えている屋根材だけ」を見て工事方法を決めることはできません。
今回は撤去作業の写真を見ながら、セキスイかわらUの劣化症状と、なぜ今回の工事方法を選んだのかを詳しくご紹介します。
セキスイかわらUには、製造された時期によってアスベストを含む製品があります。
積水化学工業の公表資料では、アスベストを含有するセキスイかわらUの製造期間は1975年から1990年とされています。
そのため、「見た目がかわらUだからノンアスベスト」「古そうだから必ずアスベスト入り」と外観だけで決めるのではなく、撤去工事を行う際は製造時期や建材情報を確認することが大切です。
また、アスベストの有無だけで屋根の劣化状態が決まるわけではありません。現在のひび割れや剥離、下地の状態などを現地で確認したうえで、必要なメンテナンス方法を判断します。
一見すると屋根に大きな問題がなさそうに見えることもありますが、近づいて確認すると、表面がボロボロに剥がれ、表面の剥離によって白い基材が露出し、雨水の影響を受けやすい状態になっていました。
これはノンアスベストタイプのセキスイかわらUに多く見られる症状で、表面の防水層が弱く、塗装しても長持ちしないという問題点があります。
「かわらUが傷んでいるなら、その上から新しい金属屋根を被せればよいのでは?」と思われる方もいらっしゃいます。
しかし、劣化して脆くなったセキスイかわらUをそのまま下地として利用することは難しいケースがあります。
今回のお住まいでは、かわらUを撤去すると、その下から以前のスレート屋根が現れました。
このように既存屋根が複数層になっている住宅では、単純にさらに屋根材を重ねるのではなく、
- 現在の屋根が何層になっているのか
- 下のスレート屋根がどの程度傷んでいるのか
- 防水紙や野地板に傷みがないか
- 新しい屋根材を安全に固定できるか
まで確認したうえで工法を決める必要があります。
そのため当店では、「セキスイかわらUだから必ずこの工事」と決めつけず、撤去後の下地状態まで確認して適切な方法をご提案しています。
▲劣化したセキスイかわらUを剥がすと、下からスレート材が現れました。
撤去作業を進めると、かわらUの下にある古いスレート屋根材も経年劣化していることが確認できました。
この状態を放置してしまうと、内部に雨水が入り込み、やがて防水紙や野地板まで傷みが進むと、雨漏りや木部の腐食、カビなどにつながる可能性があります。
▲下屋(1階の屋根)部分の撤去作業の様子です。安全に、丁寧に進めていきます。
今回は既存屋根を撤去したうえで、軽量な金属屋根材へ改修します。
この屋根材は、サビに強く、長寿命。見た目もスタイリッシュで、お住まいの印象がぐっと変わります。
詳しくは、下記リンクから施工の流れやメリットをご確認いただけます:
屋根葺き替えの詳しいご案内はこちら
今回の屋根では、セキスイかわらUの表面に剥離や傷みが見られ、白い基材が露出している部分も確認できました。
このように屋根材そのものの劣化が進んでいる場合、上から塗料を塗るだけでは十分な改善が期待できないことがあります。
今回は劣化状態を確認した結果、塗装で表面だけを整えるのではなく、かわらUを撤去して屋根全体を改修する方法を選びました。
屋根材の剥離が見られたからといって、すでに室内まで雨漏りしているとは限りません。
しかし、劣化を放置して防水紙や野地板まで傷みが進むと、雨漏りや木部の腐食につながる可能性があります。
そのため、屋根材の欠片が落ちてきた、表面が白く見える、ひび割れや剥離が増えてきたといった症状がある場合は、早めに状態を確認しておくと安心です。
セキスイかわらUの改修費用は、屋根の面積だけでは決まりません。
既存屋根が何層になっているか、アスベスト含有の可能性、下地補修の必要性、足場の条件、新しく使用する屋根材などによって工事内容と費用が変わります。
そのため、見た目だけで「○万円でできます」と判断するのではなく、まず現在の屋根構造と下地の状態を確認することが大切です。
街の屋根やさん春日井店では、現地調査時に撮影した写真をお見せしながら、塗装で対応できる状態なのか、撤去が必要なのか、下地まで補修した方がよいのかをご説明しています。
点検したからといって、すぐに工事を決めていただく必要はありません。
春日井市で「自宅の屋根がセキスイかわらUかもしれない」「塗装を勧められたけれど本当に大丈夫か不安」という方も、まずは屋根材の種類と現在の状態を確認するところからご相談ください。
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