みなさまこんにちは。街の屋根やさん広島店です！
いつもブログをご覧いただきありがとうございます(^^)

広島市安芸区のお客様より「屋根の劣化が気になります」とご相談をいただき調査に伺いました。

今回のブログでは、見た目では気づきにくい棟板金の劣化症状・原因・対処方法をご紹介していきます！
雨漏りや屋根のトラブルになりやすい箇所なので、定期的な点検を検討される機会になればと思います😊

➡ここまでやりますお住まいの無料点検！

棟板金とは？

棟板金は、スレートや金属屋根の頂上部分（棟）をカバーしている金属製の部材です。
屋根材の継ぎ目を覆って、雨水の浸入を防ぎ、風による屋根材のズレなどを抑える役割があります。

特にスレートや金属屋根などの軽量な屋根材を使っている住宅では、
棟板金が必ず取り付けられていて、屋根の仕上げとして重要な部材ですよ😊

【棟板金の役割】
✔屋根の継ぎ目を保護して雨漏りを防止する
✔強風時の屋根材のバタつきを抑える
✔屋根全体の見た目を美しく整える

➡棟板金の交換・修理ガイド【事例・費用】も豊富にご紹介

棟板金の劣化症状とは？

安芸区の現場で見られた、棟板金の劣化症状です！
【よくある棟板金の劣化症状】
✔板金の浮きやめくれ
✔強風時にバタバタ音がする
✔固定金具が抜けかかっている、落ちている
✔板金のサビや変色
✔棟付近からの雨漏り

固定金具が抜けていたり、板金が浮いている場合は要注意です！！
📌台風や強風で板金が飛ばされる危険があります

劣化の原因は？

・経年劣化
➡紫外線や雨風の影響で、金属全体の耐久性が低下します。
10～15年程経つと、サビ・変形・変色などが見られる。

・釘のゆるみ、抜け
➡屋根は昼夜で温度差があることで、金属が膨張⇔収縮を繰り返します。
固定金具は徐々に浮いてきて、最終的な抜けてしまうことになります。

・下地（貫板）の腐食
➡棟板金の下には貫板（ぬきいた）という木材があります。
雨水の浸入や結露によって木材が腐食し、固定力が弱まり板金がぐらつくようになります。

・強風、台風などの自然災害
➡屋根の頂点部にあることで、風の影響を受けやすい部分です。
自然災害によって、浮いていた棟板金が一気に飛ばされてしまうケースもあり危険です。

対処方法は？

【劣化した場合の補修方法】

・釘の打ち直し
➡軽度な緩みであれば再固定を行います。
釘ではなくて、錆びにくいステンレス製のビスがお勧めです✨

・棟板金の交換
➡板金全体が変形、錆びている場合

・棟板金+貫板の交換
➡木材が腐っている場合は、樹脂製貫板がお勧めです✨耐久性が向上します！

屋根の頂点部という見えにくい部分なので、大きな被害が起こる前に、
5～10年ごとの定期的な点検をご検討くださいね😊

今回調査を行った安芸区の現場では、
棟板金だけでなくスレート屋根全体の劣化が進行していたため、
屋根カバー工法をご提案させていただきました😊

調査後、工事のご縁をいただき、カバー工法を施工しました！
➡広島市安芸区でガルバリウム鋼板へ屋根カバー工法・外壁とアトリエの室内も塗装

【参考】
➡現在の屋根を新しい屋根で覆う、二重屋根になるのが屋根カバー工法

さいごに･･･
大雨や台風の季節がやってくる前にぜひお願いしたいこと👇

✔棟板金は屋根から雨水の浸入を防いでいたり、屋根材のズレを抑えてくれる重要な役割があります！

✔棟板金の劣化は、雨漏りだけでなく飛散してしまうこともあり、大変危険です！

前回の点検やメンテナンスから期間が空いている方、
5～10年ごとの点検が受けれてない方は専門業者による屋根の点検をおすすめいたします😊